7月13日付けの中日新聞に「コドマモ」アプリが取り上げられました。大府市の国本れいこ市議(公明党)にご協力を頂きながら、先の3月議会の一般質問で長久手市に積極的な啓発と導入を求めて参りましたので、改めて子どもの性被害を防ぐ必要性やアプリについてお伝えします。
長久手市教育委員会が導入を推進する「コドマモ」アプリ
性被害を未然に防ぐための一環として、長久手市教育委員会は小学生とその保護者に、スマートフォンアプリ「コドマモ」のインストールを勧めています。このアプリは、愛知県警の依頼を受けて、長久手市内の全3中学校の生徒を対象に実施された実証実験を経て、さらに年齢の低いうちから導入することで、被害の未然防止を図る考えです。
「コドマモ」は、子どもと保護者の双方がスマホにインストールし使用します。藤田医科大(豊明市)とIT会社「Adora」(東京)の協力により、県警の働きかけで開発されました。アプリは子どもの下着姿など「わいせつ」と判断される画像を撮影・保存すると、人工知能(AI)が検知して、子供のスマホには削除するよう促し、保護者のスマホには通知が行く仕組みになっています。
実証実験の結果と現状の課題
昨年9月、長久手市の3中学校に通う生徒約2千人とその保護者を対象に実施された実証実験の結果、アプリを「インストールした」と答えた生徒は12.8%でした。しかし、「わいせつ画像の送受信などの犯罪に巻き込まれないことに役立つと思いますか」という問いには、41.3%が「役立つと思う」と回答しています。
また、知らない人とやりとりをした経験が「ある」と答えた生徒は24.2%、「裸や下着姿の写真を送るように言われたことがありますか」に対しては1.8%が「ある」と答えています。この結果からも、子供たちが性被害に巻き込まれるリスクが依然として存在することが明らかです。
「コドマモ」アプリの必要性とその効果
昨年、児童ポルノ関連の被害に遭った未成年者は161人で、そのうち65.8%は中高生ですが、小学生も21人と13%を占めています。被害内容は自撮り画像に伴うものが最も多く、33.5%に上ります。市教委によると、早い子は小学校中学年からスマホを持ち始めるという現状があり、SNSを使ったやり取りからトラブルに巻き込まれるケースが増加している現状を踏まえ、今後は学期末の保護者懇談会を利用して、市内6小学校でアプリを周知する予定です。
市教育委員会の福岡和指導室長は、「コドマモは、自分が犯罪に巻き込まれていることが認識できない小さい子どもにも有効」と話しています。性被害を防ぐためには、親子でのコミュニケーションが重要であり、アプリの活用を通じて親子で子どもの安全を守る取り組みが重要です。
長久手市の親子の声が性被害防止に
このアプリの作成に当たっては、全国初の実証実験が長久手市で行われました。正に長久手市の親子の声が反映されたアプリなので、長久手市民が全国の子ども達の性被害を食い止める一翼を担うと言っても過言ではありません。是非、市民の皆さまや中高生さんにこの取り組みの意義を理解していただき、一人でも多くの協力を願うばかりです。
また、これは「子どもを性被害から守りたい」と願う公明党の女性議員の声が重なり、各自治体にアプリ導入の必要性を呼びかけ、広げている取り組みです。これからも私達は子供たちを全ての性被害から守るため、粘り強く訴え続けて参ります。
