令和6年度から放課後児童クラブと放課後こども教室が一体化
以前、お孫さんの育児に奮闘されているお婆さまから「長久手市は子どもの放課後の居場所の確保が難しくて不安です」とご相談を頂きました。
この貴重な意見を議会でお訴えし、令和6年からこれまで別々に運営されてきた放課後の子どもの居場所事業を一体化し、民間委託される事になりました。
同事業はより多くの子どもたちが、質の高い民間サービスの下、必要に応じて土日や夕方以降も放課後を過ごしてもらい、働く保護者に安心して頂く事を目的としています。
一方で、利用者が増える中、例えば東小校区など、小学校内のスペースだけでは足りず、収容が難しい場合には児童館との併用が予定されます。その際、利用者側が場所を選択する形になります。
尚、長久手小学校区の児童クラブはこれまで通り、青少年児童センターでの開設となるそうです。
また、本日行われた定例会の一般質問では、これまで居宅就労の方は児童クラブに入会申請ができませんでしたが、令和6年度から申請可能になるという市の回答をお聞きしました。
◼️事業に関して
- 夏休みなどの長期休暇のみ参加するコースが新設されます:各クラブの利用者数は最大60人とします。
- 利用者優先順位の基準:保護者の就労状況をもとにした点数化システムを導入し、点数順に加入できます。
- 加入出来なかった場合の救済策:長期休暇等にはクラブに入っていないお子様も、クラブの場で皆と一緒にお弁当を頂く「昼食許可利用制度」は継続されます。
◼️令和5年度の長久手市放課後事業加入状況
- 放課後児童クラブ利用者数
- 長小:96人
- 西:49人
- 東:153人
- 南:98人
- 北:169人
- 市が洞:90人
- 合計:657人
- 放課後子ども教室利用者数
- 西:83人
- 東:116人
- 南:138人
- 市が洞:160人
- 合計:497人
- 待機児童数
- 長小:0人
- 西:8人
- 東:1人
- 南:6人
- 北:26人
- 市が洞:30人
- 合計:71人
引き続き保護者の声をしっかりと受け止め、待機児童ゼロと子どもの居場所の環境整備に尽力してまいります。