長久手市 ドライバー 高齢者 安全運転 講習
高齢者の移動手段を支えるしくみを考え続ける中、本市の高齢者の多くが公共交通機関よりも車での移動を希望されている実態がアンケートで明らかとなっています。豊田市に近い本市は、車と生活が切り離せない、密接な環境である事が伺えます。
免許返納までの期間を安全運転で大切な命を守って頂けるよう、日本人の運転技術の向上を願い続けている株式会社ラックの勝田照夫会長とは常々、長久手市の交通事情の課題を話し合いながら、市民に対する安全運転の指導をお願いして参りました。
▽勝田会長とスタッフさん
この度、昨年度から長久手市が世界ラリー選手権 Rally Japan をモリコロパークで開催する予定で準備を進めていた事を踏まえて、同イベントに関わりのある勝田氏を安全運転の指導者に迎え、長久手市が高齢者を対象とした安全運転講習を開催しました。
講習は一般社団法人日本自動車連盟愛知支部とJAF、サンコー鞄株式会社のご協力を頂き、65歳以上の長久手市民に安全な運転技術を学んで頂くものです。
座学の様子。事故の起こりやすいポイントを丁寧に教えて下さいました。
初代全日本ラリー選手権優勝者であり、元WRCドライバーでもある勝田氏の話に皆さまが真剣な面持ちで聞き入っておられました。
各自が決められたコースをご自身の車で走行。広々とした会場はサンコー鞄株式会社さんの提供によるものです。
お孫さんなど、ご家族を病院等に送迎する際に感じる運転の不安を解消したいと参加を申し込まれた方が多数、おみえになりました。正しいハンドル捌きやブレーキのタイミングの指導を受けて、ご自身の運転技術を見直す機会になったと満足されていました。
講習は今後も継続的に行われますので、必ずや、長久手市民の安全安心に繋がってゆくと期待しています。