令和2年度 長久手市成人式の中止について
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、令和2年度の成人式が中止となりました。多くの自治体が開催を選択されている中、長久手市は全国的にもかなり早い段階で中止の決断を致しました。
結果的に良い選択だったと理解が広がるのか、やはり開催すべきだったと厳しいお叱りを受けるのか、異例の決断に県内外の自治体からも注目が集まっています。
新成人の皆様にとっては、準備にかけてこられた時間とお金、何よりもかけがえの無い一生に一度の記念日に対する想いをご家族と共にどのように整えれば良いのか、やり場の無い悲しみと、複雑な気持ちを抱かれているのではないでしょうか。
今後、コロナ禍の状況に合わせて計画を立て直し、参加者が安心して祝いあえる場を設ける事は十分可能だと思いますので、市と実行委員会による新たな働きかけに期待し、取り組みを応援してゆきたいと思います。
広報ながくて2021年1月号「わたしのまちづくり」に、愛知県立大学の学生らによる無料の学習支援ボランティアサークル『APU Scho ol』が紹介されました。
苦学生であった経験から、主に塾に通っていない小中学生の学習支援、受験支援を目的としていますが、コロナ禍等で気持ちのやり場を無くしてしまった子どもの「第3の居場所」となって心も支えたいという優しい気持ちで立ち上げたサークルです。
この活動の周知をお願いされたので、長久手市の「子育てアプリ」による情報発信を依頼したところ、彼らの志の高さに感心された担当者が市の広報に大きく取り上げて下さいました。
インタビューの中でまちづくりについて問われると、『「まちづくり」だと難しく聞こえるけれど、「ちょっとでも誰かの支えになりたいな」って思ったら、まちづくりへの第一歩』という彼らの気負いのない回答に深く納得致しました。
これからも長久手市の若者達がのびのびと活躍出来るよう、しっかりと応援して参りたいと思います!