平成29年第1回長久手市議会定例会
昨日から、3月議会が始まりました。29年度の予算案などについての全30議案と、同意案1件について31日間に渡り審議されます。初めに吉田市長から、平成29年度の施政方針が述べられました。
一般会計173億8千万千、予算総額278億7839.9千円として、今年予定されている主な事業について紹介されました。詳しくはこちらからご覧頂けます。
私がこのまちに越してきた時、市役所は市内で最も遠く感じる場所でしたが、吉田市政では新たな総合計画を策定するにも市民主体で話し合い、人と人がつながり合って多くの方に役割が生まれるような手法を目指すと示されています。
小さなまちだからこそ、「顔見知り」の関係を再構築して、問題があれば地域で話し合い、行政がそれを支えるしくみを整えられるとしています。
吉田市長が目指すまちづくりは、一部の選ばれた人だけでなく、沢山の市民の存在を必要としています。新しい形の「住みやすいまち」を作り上げる挑戦を皆でしていきましょう!という明るく強いメッセージを感じました。
斬新な発想なので、現実的な行政の枠組みに落とし込もうとする時、市役所の方々は悩み、大変苦労をされています。市役所の仕事がいかに大変か、日々感じています。
大きな時代の変化の時に、先進的なまちづくりに挑戦する長久手市というまちは本当にユニークで、愛・地球博を柔軟に受け入れることが出来た、底力のある豊かさ・大らかさこそが「長久手らしさ」ではないかと感じています。
今、苦労して智慧を出しながら長久手の市政に関わられた方々は、何十年か先の市民から、必ず感謝されるのではないでしょうか。大きな歴史を作っているのだという気概で、誰もみたことのない、新しい形の市民協働が成功するよう、期待したいと思います。
私もしくみについて一層学び、より皆さまのお役に立てるよう働きます。