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小さな声を 大きく実現!

ソーシャル・キャピタルを高め災害に強いまちづくりを等について 一般質問します

保育園 子どもの人権 子育て支援 市民活動 市民相談 政策 文化・教育 災害 福祉 議会、委員会 / 2024年2月26日

2024/02/26

明日から、小美濃市長になってから初めての一般質問が始まります。

私は、10番目(通告提出順)なので、2月28日のお昼前後です

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中継もあります

https://musashino-city.stream.jfit.co.jp/

大きく4点です

1.多世代の居場所づくりについて

2.ヤングケアラー支援について

3. こども誰でも通園制度について

4. 生活困窮世帯への大学生等に対する給付型奨学金について

 

詳細は以下のとおり

1.多世代の居場所づくりについて

年頭より能登半島において震度7の地震が発生し、改めて災害に強いまちづくりの必要性を感じている。無電柱化などのハード面を整えていくことはもちろんであるが、ソフト面の重要性も浮き彫りになっている。地域においてソーシャル・キャピタルを高めていくことが、いざというとき共助につながっていくと考える。しかし、時代は地域でのつながりより、共通の趣味などによるつながりが優先され、地域活動の後継者がなかなか見つけづらくなっている。首都直下地震などの災害に備えるためにも、少子高齢化社会を支えるためにも多世代が交流し、ソーシャル・キャピタルを高めていく手助けが必要ではないだろうか。

 

  • 第六期長期計画・調整計画p29「地域活動の活性化を図るために世代・属性を越えて交流できる場や、居場所の確保を整備する地域づくり事業の実施など、重層的支援体制の充実に向けてさらなる取組みを推進する」との記載がある。ソーシャル・キャピタルを高めていくためには、これらの重層的支援事業をどう展開していくかが大きなカギになってくると考えるが、本市の今後の取組みについて伺う。

また、多世代が交流できる居場所づくりでは、既に武蔵野市民社会福祉協議会において「身近な地域の居場所づくり助成・支援事業」があるが、あまり知られておらず、市民に浸透し拡大するよう工夫が必要ではないかと考えるが既存事業との兼ね合いはどのようにされるのか、多世代が交流できる居場所づくりは進めるべきと考えるが、分野横断的な取組みの必要もあり、どのように連携していくのかご見解を伺う。

 

  • 東京都は、令和6年度予算案に「TOKYO長寿ふれあい食堂推進事業」を提案している。本市では、いきいきサロン事業やテンミリオンハウス等先進的に高齢者の居場所づくりに取組んでこられたが、現在の本市のお元気な高齢者の居場所づくりの現状と国や都が出してくる補助事業の活用についてどのようにお考えか伺う。

また、高齢者の子の世代は、別居している場合も多いので、どこに高齢者の居場所があるのか見える化することは有効と考えるがいかがか。ご見解を伺う。

 

  • 武蔵野市中央地区商店連合会では、事務所の休みの日を活用し多世代交流を行っており、子どもから高齢者まで様々な世代の方々の交流が実現しているようだが、これらの取組が広がっていくよう市として支援してはどうかと考えるが、ご見解を伺う。

 

2.ヤングケアラー支援について

2.1.家族の世話や介護を担う「ヤングケアラー」について、政府は、「子ども・若者育成支援推進法」を改正し、ヤングケアラーを法律に支援対象として明文化する方針を決めた。ヤングケアラーが支援対象として法的に位置づけられた場合、本市におけるヤングケアラー支援の主となる所管課はどちらになるのか伺う。また、このことにより本市の支援がどのように進むのか伺う。

 

2-2. 2-1の法改正では、ヤングケアラーを18歳未満の子どもだけでなく、家族のケアのために働けないなど支援が必要な18歳以上の若者も対象に含めるとしているが、本市では、ヤングケアラー支援の対象をどのように考えていくのか伺う。

 

  • 府中市では、民間と連携をし、ヤングケアラー相談窓口を開設し、LINEによる相談も受けている。SNS活用による相談体制についてご見解を伺う。

 

3. こども誰でも通園制度について

「こども誰でも通園制度」は、親が就労していなくても子どもを保育所などに預けることができる新たな制度で、令和8年度の本格実施を前に、令和6年度は試行実施されることになっている。この制度により生後6カ月から3歳未満の子どもを一定時間預けることができるので、産後うつの早期発見や予防、子育て支援にたいへん有効な制度だと考える。しかし都市部では保育園の定員に余裕がなく、受け皿をどうするかが課題となっている。

3-1. 本市において、「こども誰でも通園制度」の受け皿は、どういうところが考えられるのか伺う。

 

3-2. 幼稚園においては、保育の無償化が進む中、更に少子化もあって、園児が減少傾向にあると伺っている。幼稚園をこの制度の受け皿と考えるときの課題を伺う。

 

4. 生活困窮世帯への大学生等に対する給付型奨学金について

4-1. 生活保護世帯のうち大学等在学中の子をもつ世帯は何世帯か伺う。

 

4-2. 生活保護世帯の子どもが大学等に進学した場合、世帯分離となりその子どもは生活保護の対象から外れ、世帯の生活保護費が減額となる。そのことが、進学をあきらめることにつながっているとして東京・世田谷区は、こうした子どもに新年度から給付型の奨学金の支給を始める方針を決めている。貧困の連鎖を断つ意味からも、国の制度の狭間を埋める意味からも、本市においても大学等進学をする生活保護世帯の子どもに対して、給付型の奨学金を支給してはどうか。生活保護世帯の子どもが大学等に進学する場合どのような支援をお考えかご見解を伺う。

4-3. 4-2同様、低所得世帯においても、子どもの大学等進学は大きな経済負担となる。国の支援制度はあるが、支払い時期と給付時期がずれるため、初年度において保護者は、2~3月に100~160万円くらいの教育資金を用意しなくてはならず大きな負担になっている。低所得世帯の子どもについても大学等進学する場合、給付型の奨学金支援をお願いしたい。低所得世帯の子どもが大学等進学する場合についてどのような支援をお考えかご見解を伺う。

保健センター増築及び複合施設整備について全員協議会

保健センター 公共施設管理 子育て支援 市民自治 福祉 議会 / 2024年2月10日

2024/02/08

保健センター増築の基本設計が固まる中で事業費を算出したところ

R3年の試算では 約40億円 だったが

現在の試算は  約70億円 と1.75倍に膨れ上がってしまった。

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昨年末に当選された小美濃市長の意向もあり

議会に全員協議会を開いて議論の場を持ってほしいとの依頼があり、急遽この会が開かれました。

全員協議会は、持ち時間制で今回は1人6分(答弁時間は含まない)全議員が質疑できます。

(議長は仕切り役なので、質疑はしません)

何かを決定する場ではないので、採決などはありません。

資料

R6.2.8全員協議会資料01 武蔵野市立保健センター増築及び複合施設整備に係る基本設計について

 

各会派から

理由は様々ですが、「立ち止まるべき」との意見が主流でした。

また、来月には予算特別委員会があるこのタイミング開くことへの疑問の声もありました。

 

私の意見は大きく2点

(録画がないため記憶の範囲です。詳細は議事録が2/16にできてから修正します)

 

①市民自治

令和3年3月総務委員会で行政報告をし、そのまま計画を進めようとした

当時の執行部の暴走ではないか

ということを強く申し上げたところ

伊藤副市長より、「強引な部分はあったと思う」との答弁がありました。

 

この保健センターの大規模改修については、H27に既に漏水が発生しており、本来は、六長の策定委員会にかからなければならなかったと思いますが間に合わず

武蔵野市の市民自治の大きな柱である長期計画、調整計画策定委員会による議論なしで、行政報告・全員協議会のみで約70億円8000平米 の公共施設ができることは、市民自治に反します。

市政を暴走させないための先達の知恵である長期計画を無視していると感じています

 

 

②根拠が脆弱

今回の計画は、そもそもの根拠が総務委員会の行政報告※1からきています

基本計画 p9の検討フローが示されましたが、たったこれだけで

 

70億円を認められません

 

そもそも、行政報告しかされてないので

議会がこの保健センター増築について止めるタイミングがあったとすると、令和4年度予算を否決するということになります。

令和4年3月は、まだコロナの影響も残る中です。すべての当初予算をストップすることは、市民のためにならないという判断から、断腸の思いで下記の付帯決議をつけさせていただきました。

令和4年度武蔵野市一般会計予算に関する付帯決議

https://www.city.musashino.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/036/099/r4dougi.pdf

 

しかし、行政側がこの付帯決議から招集したのが

武蔵野市立保健センター機能充実検討有識者会議

https://www.city.musashino.lg.jp/shiseijoho/shisaku_keikaku/sogoseisakubu_shisaku_keikaku/hokencenter_kinojujitsu_kaigi/index.html

 

でありました。

なぜ、付帯決議をつけたか

もっと、分野横断的、全庁的な議論をし、「保健センター増築及び複合施設」という巨大な施設が、どうしても必要だから4,000㎡の床面積が増えることになるが、これこれこういう根拠で市民のために建てなくてはならないのだということを示さなくてはならないし、そのことを大多数の市民に納得してもらわなくてはならない。

長期計画の策定と同等に、幅広い方々から意見を聞き、事業について精査してほしいという意味を込めての付帯決議でしたし、最後の総括質疑でも当時の副市長にそのように詰め寄ったつもりでしたが

そのことは、全く考慮されず

機能充実のための会議が行われただけでした。

この会議自体は今後の保健センターを充実していく上で有意義なものと考えますが

私が、令和4年度予算に付帯決議を付けた意図は、全く汲んでいただけなかったと認識しており

「がっかりでした」と申し上げました。

 

市が行う事業には

①法定受託事務

②自治事務のうち義務的なもの

③自治事務のうち任意のもの

(武蔵野市が市民サービスとして行っているもの)

 

があります。

保健センターの機能で

健康課が行っているものは②がほとんど

健康づくり事業団に委託しているものは、市民サービスとして市が独自に行っているものがほとんど。

複合施設の部分は、現在ばらばらにあるものを1か所に集めて拡充するので②③が混在しています。

任意で行う部分については、特に市民にしっかりと根拠を示さなくては。。。70億円は、認めてもらえないと考えます。

地域医療の充実も、子育て支援関連の施設の充実も、不登校支援も大賛成ですが

市民に納得してもらわなくては、暴走になってしまいます。

そこは、正面突破しなくては、市政に対する信用を失くします。行政報告でスルッとすり抜けて、70億円の施設が建ちましたというのは、ダメだと思います。

 

別の会で、建設関係の方にお会いしたので、武蔵野市ではこういうことでもめているのですが、70億円ってどうでしょうか?という問いかけをしましたら

40億が70億なら安いほうかもしれないとのことでした(なんと)

現在の建設関連の人手不足は深刻で、賃金が安いと人を集められないのだそうです。

でも公共は、予定価格を勝手に上げられないし、入札ですし、仮に安い価格で応札してしまって、人が集められないから賃金を上げたら、そこ分利益が減ってしまうので、株主に怒られますとのことでした。ということは、入札不調で更に高くなる可能性もあるということで、ほんとうに建設関連、深刻ですね。

 

やはり、ここは立ち止まって

市民が事業費含めて納得のいく計画でないとならないと考えます。

 

今後について、2月9日に執行部で協議をされるとのことでした。

3連休が入るので

議会とのやり取りは、2月15日になるのではないかとのことでした。

 

参考

※1:R3/3/5 総務委員会行政報告

第2期公共施設等総合管理計画策定に向けた検討取組状況について

06 第2期公共施設等総合管理計画策定に向けた検討取組み状況について.pdf

 

保健センター増築について 過去の資料まとめ

 

保健センター増築 その①歴史2022年7月31日

https://www.komei.or.jp/km/musashino-oono-atsuko/?p=3667

 

保健センター増築 その②保健センター大規模改修の手法について 2022年8月1日

https://www.komei.or.jp/km/musashino-oono-atsuko/?p=3672

 

保健センター増築 その③長期計画と公共施設等総合管理計画のローリング 2022年8月2日

https://www.komei.or.jp/km/musashino-oono-atsuko/?p=3687

 

長期計画の議論ができなかった分野横断的検討プロジェクト R5年4定一般質問③

健康 公共施設管理 市民自治 市長 福祉 / 2023年12月21日

2023/12/21

保健センター増築及び複合施設整備は所管の委員会への行政報告のみで計画が進んでいるが、本件を含む分野横断的検討プロジェクトは、長期計画条例第3条の「大きな変化」に該当し、長期計画で議論が必要ではないのか

 

第六期長期計画・調整計画の議論を待たず、策定委員会の皆様との議論で掘り下げることのないまま、保健センター増築による、現在の2倍の大きさの複合施設の計画が走り出しています。(下記 <その後> 参照) 理由は漏水などがあり、早期に改修しなくてはならないとのこと。

 

しかし市が市役所の論理だけで動いてしまうというのは、

市民自治の後退ではないでしょうか。

長期計画の議論は、場合によっては省略できるという考え方は、行政の傲慢だと考えます。

 

 

答弁は以下のとおり

計画行政が重要である一方、行政の機動力をどう考えるかという課題もあると認識しており、そのことは長期計画条例制定時にも議会で議論されております。長期計画に基づき個別計画が策定されるだけでなく、個別計画との整合性を長期計画が図ることもあり得ることと考えております。

 

以下保健センター増築に係る詳細をまとめておきます

 

(背景)

・平成29年2月に第1期公共施設等総合管理計画が策定

この時は、長期計画と同時に公共施設等総合管理計画を策定するとしていた

・しかし、長期計画と同じタイミングで検討を始めては総合管理計画の内容を長期計画に反映できないことから、長期計画の策定期間の2年前に分野横断的検討プロジェクトを開始

・第六期長期計画・調整計画(六長調)の策定期間の前に、第2期公共施設等総合管理計画策定

・第2期公共施設等総合管理計画の内容が六長調に反映される

 

(はじまり)

・令和3年3月総務委員会の行政報告にて分野横断的検討プロジェクトについて説明

「第2期公共施設等総合管理計画策定に向けた検討取組み状況について」

06 第2期公共施設等総合管理計画策定に向けた検討取組み状況について.pdf

保健センターの大規模改修は、旧中央図書館跡地を活用し本設移転、既存建物は大規模改修後に複合化施設するのか解体するのかを検討

 

(第六期長期計画の記述)

・p59:保健センターについては大規模改修を行う

・p61:子どもと子育て家庭への支援に関する新たな複合施設の必要性について検討を行う

・全員協議会にて質疑

旧中央図書館跡地については、まだ書けるような具体的な姿が見つかっていないという答弁

 

(その後の進め方)

武蔵野市子どもと子育て家庭への支援のあり方検討有識者会議において

既存の保健センターが子どもと子育て家庭への支援に関する新たな複合施設として使える前提で議論される

令和3年5月10日から令和4年3月31日

https://www.city.musashino.lg.jp/shiseijoho/shisaku_keikaku/kodomokateibu_shisaku_keikaku/1032430.html

 

保健センター増築及び複合施設整備基本計画について

◆素案:令和4年2月

◆計画案:令和4年8月 議会において全員協議会開催(R4/8/16)

◆基本計画:令和4年10月

 

令和4年度予算案に議会から付帯事項がついため

https://www.city.musashino.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/036/099/r4dougi.pdf

 

武蔵野市立保健センター機能充実検討有識者会議設置

(令和4年4月28日から令和4年7月31日)

https://www.city.musashino.lg.jp/shiseijoho/shisaku_keikaku/sogoseisakubu_shisaku_keikaku/hokencenter_kinojujitsu_kaigi/index.html

 

(武蔵野市蔵野市長期計画条例)

第3条には、「市長は、市長選挙が行われたとき又は市政をめぐる情勢に大きな変化があったときは、実行計画の見直しを行い、新たな実行計画を策定するものとする」

 

(現在)

・武蔵野市立保健センター増築及び複合施設基本計画に基づいて、プロポーザルで選定された事業者により基本設計中

https://www.city.musashino.lg.jp/shiseijoho/shisaku_keikaku/sogoseisakubu_shisaku_keikaku/hokencenter_seibi/index.html

 

保健センター増築及び複合施設整備 市民説明会 資料

https://www.city.musashino.lg.jp/shiseijoho/shisaku_keikaku/sogoseisakubu_shisaku_keikaku/hokencenter_seibi/1045671.html

sankou

議会報告2023秋号 発行しました

DX ひきこもり支援 まちづくり 健康 入札 公文書管理 公民連携 広報活動 文化・教育 福祉 議会、委員会 / 2023年11月8日

9月の定例議会の内容を中心に、議会報告発刊しました。

武蔵野市のここがすごい!

温故知新

 

① 公文書管理が すごい

②自治への意識が すごい

③歴史・文化・芸術の資源が すごい

他、第六期長期計画・調整計画への意見など

一番星通信2023秋号1面

一番星通信2023秋号1面

一番星通信2023秋号2面

一番星通信2023秋号2面

温故知新、歴史に学ぶ市民参加等について 一般質問します

ひきこもり支援 まちづくり まちの景色 中島飛行機 住民投票条例 公文書管理 平和 広報活動 政策 文化・教育 玉川上水 福祉 / 2023年9月4日

2023/09/04
明日から、定例会が始まります。
月末、実家の母が急死し、多くの方から励ましの言葉を頂きました。
ほんとうにありがとうございました。

バタバタと葬儀をすませもどって参りましたが
言いようのない喪失感がございます。
それはそれとして、仕事もがんばります。

 

さて、今回の一般質問は、なんと初めてのトップバッターです。明日5日の10時に登壇します。
(武蔵野市では、通告を提出した順番が、登壇の順番になります)

中継はこちら

https://musashino-city.stream.jfit.co.jp/

以下の項目について取り上げます。

1,公文書管理の強化について

2,市民参加の歴史を踏まえた、住民投票制度の検討について

3,歴史・文化(サブカルチャー含む)・芸術を軸にしたシティプロモーション戦略について

4,ひきこもり支援、生きづらさ支援の場の強化について

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詳細はこちら

 

1,公文書管理の強化について

1-1,ふるさと歴史館に配置されている、国立公文書館の公的認証をうけたアーキビストについて、現在の本市での役割や広域での役割がどのようなものなのか、今後どのようなことに取組まれるのか伺う。

1-2,市民の皆様が、所蔵資料を閲覧しやすくするための所蔵資料の電子化やオンラインデータベースへの掲載状況について、現在の進捗と今後の展望を伺う。

1-3,市民の共有財産である公文書を適切に保存し活用できるよう、公文書管理全般についての指針や行政計画が必要ではないか、お考えを伺う。

 

2,市民参加の歴史を踏まえた、住民投票制度の検討について

2022年2月28日の一般質問において、自治基本条例(仮称)に関する懇談会の第15回の中で、成立要件について話し合っているところの西尾先生の言葉を引用させて頂きました。この懇談会において西尾先生は、「武蔵野市民の自治に対する意識は高いと思っていますが 、それはたくさんの市民が関心を持っているということではないと思います。」、「関心の高い、コアになっている市民たちがいる」という表現をされた、このように西尾先生がおっしゃった「武蔵野市民」が、様々な課題が起きた時、市長や議会に対してどのような働きかけをし、どのように歴史を動かしてきたのか、旧クリーンセンター、武蔵境の開発などいくつかの象徴的な事例について、「武蔵野市民」は、どのように政治参加し、どのように課題解決をしてきたのか。

一般論ではなく、「武蔵野市民」の自治の歴史として、整理し明示するべきではないだろうか。その歴史観に立って、今後、住民投票条例について整理していく必要があるのではないだろうか。現在、住民投票制度に関する有識者懇談会において論点整理をして頂いているが、市民が必要なのは、学問としての住民投票制度ではなく、脈々と続けられてきた市民参加の歴史を踏まえ「武蔵野市民」が必要な政治参加のあり方、「武蔵野市民」に特化した「住民投票制度」の論点整理が必要のではないかと考えるが、ご見解を伺う。

 

3,歴史・文化(サブカルチャー含む)・芸術を軸にしたシティプロモーション戦略について

3-1,本市のシティプロモーション戦略について現況を伺う。

3-2,第二期武蔵野市観光推進計画において、官民によるプロモーションの強化が記載されているが、どのような取組みがなされているのか。コロナ禍の影響や今後の展望について伺う。

3-3,本市には、旧赤星邸、中島飛行機武蔵製作所関連の戦跡、ユネスコの未来遺産に登録されている玉川上水・千川上水、北村西望氏のアトリエや作品などの歴史的価値のある遺産、公の施設である吉祥寺美術館、吉祥寺シアター、武蔵野プレイスなど、更に現代に活躍されている芸術家や漫画家、アニメーターの方々が拠点を置かれるなど、歴史・文化・芸術に関する資源が非常に多く、これらに重点をおいた面的なシティプロモーションを強化するべきではないか。ご見解を伺う。

 

4,ひきこもり支援、生きづらさ支援の場の強化について

4-1,現在、ひきこもり支援については、健康福祉部生活福祉課の福祉総合相談窓口が中心になり、不登校や学校に行きづらい子どもたちへの支援は、教育部教育支援課が中心になって行って頂いておりますが、当事者の年齢が進んでいった時の連携はどのように行われているのか、また、せっかく人間関係や信頼を築けた担当者から別の担当者に変ってしまうのか支援側の体制についても伺う。

4-2,ひきこもり支援、不登校や学校に行きづらい子どもたちへの支援では、当事者とつながることが困難な場合が多いが、その一つのハードルとして、当事者にとって「普通に社会活動をしている」担当者は、上から目線で話す人のように映ってしまうという意見がある。ゆえに、最初のステップとして、横や斜めの関係である、ひきこもりや不登校の経験者や当事者どうしの任意の懇談の場が有効であると感じている。

現在、本市が取組んでいる当事者や家族に対するアプローチ、そしてその財源について伺う。

4-3,ひきこもり支援は、広域の対応が必要になると考えるが、現在の広域連携の状況、東京都との関わりを伺う。

 

 

令和6年度予算について市長・執行部と懇談

DX デジタル化 子育て支援 学校改築 安全・安心 市長 政策 文化・教育 社会保障 福祉 経済 議会 防災 障害者支援 高齢者支援 / 2023年7月19日

2023/07/19

武蔵野市では、次年度予算の骨格が出来る前に

市議会議員と執行部との懇談会を持って頂いています。

懇談会は会派ごとで、人数によって時間配分が変わります。
一人20分検討なので、公明党は60分です。

(会派に属さない議員はおひとりずつ)
市政全般について、60分間に、こちらが話す部分と市長からのコメント込みなので
全体としては、こちらから、こういうことをやってほしいということを述べ
簡単な、現状とコメントが返ってくるかんじ
一つを深追いすると最後の項目までたどり着けないなので。。。時間配分がたいへんです。

 

以下、私から要望した主なものを書いておきます。

  • 子育て支援

Ⅾ✕支援  オンライン申請・オンライン相談の拡大

 

  • 学校改築・学校施設整備

学校改築にむけて適切な事業者と契約(入札不調を防ぐ)

  • 教育

1)不登校特例校分教室の設置

2)不登校支援へオンラインの活用。

フリースクールなど民間との連携

3)SWW資質向上、現場での活用拡大

4)医療的ケア児の受入れ体制の充実、職員の理解充実

5)SS、TAなどの充実。補助の体制を整理する」

SS:14、TA:39(6月末現在)

6)教員多忙化解消(いきいきプロジェクト)の促進

 

  • 特別支援教育

1)読み書きに配慮が必要な子どもたちの早期支援、iPadの貸与

2)自閉症・情緒障害特別支援学級(固定級)の検討

 

  • 介護予防

1)フレイル予防の促進 八幡町関前にテンミリオンハウスを早期に

2)難聴検査・補聴器の支援

 

  • 農福連携 農地活用

 

  • 福祉総合相談窓口

・伴走型支援体制充実  ・1階玄関に案内を出す

・市報やHPにオンラインで相談の申込が出来ることを明示する

・ひきこもり支援の充実 居場所事業やイベントの拡大

東京都、他自治体との連携

 

  • 申請書類作成支援—障がい・介護関連  DXへの移行

 

  • 公園の管理  防犯カメラ設置

 

  • ふるさと納税でまちの魅力発進(独自性を優先)

 

  • 女性生理用品の無料配布の推進

 

  • 議事録のデジタル化

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帯状疱疹セミナーを開催

健康 福祉 / 2023年7月17日

2023/07/17

昨日、今日とどんでもない暑さですね。

皆様、体調だいじょうぶですか?

さて、武蔵野市においても7月より「帯状疱疹ワクチンの補助」が始まりました

私は、このワクチンの補助について、以下の3年間に渡って議会で取り上げ、
やっと実現です!
★令和3年第3回定例会 2021-09-08
★令和3年度決算特別委員会 2022-09-16
★令和5年第1回定例会 2023-02-27

 

そこで

皮膚科の鈴木雅子医師(境橋クリニック 副院長)においで頂き

・帯状疱疹ってどんな病気?

・帯状疱疹ワクチンとは?

 

という内容でご講演頂きました。

20230717帯状疱疹 005

帯状疱疹の説明は、市のHPにも出ています。

https://www.city.musashino.lg.jp/kenko_fukushi/kenko_hoken/yobosesshu/otona/1044186.html

 

体の中に潜んでいる水ぼうそうのウイルスが、加齢や疲労によって免疫が低下した際などに帯状疱疹として発症します。

50才以上の方が多いのですが、疲労やストレスなどで、若い方でも発症する場合があり、先生の患者さんでは、1才の赤ちゃんがいらしたそうです。

現在は、特効薬があるので、気がついたら早めに薬を飲むことが重要ですが

帯状疱疹が出て痛い時、

おなかが痛い→内科受診

足が痛い→整形外科受診
といったように、皮膚以外の受診をしてしまう場合もあるそうです。

また、先生のクリニックでもコロナ禍で、帯状疱疹の患者さんが増えているそうで

特に顔に出ると視力や聴力に関わる場合もあるので

可能ならワクチンで防ぐことは有効だし

なにより、免疫力を落とさないよう健康に留意した生活が大事とのことです。

ごもっともです!

ワクチンの種類は2種類

それぞれの特徴は以下のとおりです。

帯状疱疹ワクチンについて

 

 

皆様から出た質問で多かったのが

 

Q、既に、帯状疱疹にかかったので、ワクチンの必要はないのか?2度発症することはあるのか?

A,帯状疱疹にかかった方は、5年間くらいは自己免疫があるので少し後でワクチンを打つことが有効。ただ、2度以上なることはゼロではないが、3%くらいのでならない場合の方が多い。

 

後半、私より、武蔵野市の費用助成他、市政報告をさせて頂きました。

20230717帯状疱疹 009

【武蔵野市】帯状疱疹ワクチンの補助

●50歳以上の市民: 対象者にお知らせはがきを発送
●健康課へ予診票を申し込み、市内の指定医療機関を受診
●対象ワクチン及び助成金額
 生ワクチン      5,000円  1回
  不活化ワクチン  11,000円  2回

*いずれか一方のワクチンのみ助成
*各医療機関が定める接種費用から、上記助成金額を引いた金額を被接 種者が負担

接種費用は、医療機関によって違いますが、
一般的な接種金額は、生ワクチンが8,000円程度、不活化ワクチンが22,000円程度です。

 

暑い中、ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

ご協力感謝申し上げます。

 

一番星通信2023 夏号 発刊します

DX ひきこもり支援 不登校支援 文化・教育 福祉 議会 / 2023年7月2日

議会報告ができあがりました。
順次、お届けいたします。

 

一番星通信2023 夏号

・不登校支援

・ひきこもり支援

・チャットGPTの自治体活用

・帯状疱疹ワクチンの補助

・歯科健康診査 拡大

・皆様の声が実現

一番星通信2023夏号 表

一番星通信2023夏号 表

一番星通信2023夏号 裏

一番星通信2023夏号 裏

230629_一番星通信2023夏表

230629_一番星通信2023夏裏

 

帯状疱疹ワクチンの補助(厚生委員会)

福祉 / 2023年6月20日

2023/06/20

6月20日厚生委員会

「帯状疱疹ワクチン任意接種」補助事業の補正予算が上がってきました。

20230620帯状疱疹ワクチン任意接種補助事業

過去、以下の3年に渡って議会で取り上げて参りました。このたびやっと実現します!

★令和3年第3回定例会(第2号) 本文 2021-09-08

★令和3年度決算特別委員会(第2日目) 本文 2022-09-16

★令和5年第1回定例会(第3号) 本文 2023-02-27

 

東京都が自治体が補助をする半分を補助してくれるということで、武蔵野市においても

7月から開始予定です。対象者には6月末にお知らせはがきが発送されます。

補助内容は以下のとおりで、実際に接種する場合の約半額の補助です。
委員会質疑の中では、来年度以降もこの補助事業は継続される予定とのことです。

 

(1)対象者:50 歳以上の市民(令和5年6月1日現在 63,634 人)

(2)対象ワクチン及び助成金額

  • 生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン) 5,000 円/回×1回
  • 不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン) 11,000 円/回×2回

※被接種者1人につき、どちらか一方のワクチン接種について助成

※各医療機関が定める接種費用から、上記助成金額を引いた金額を被接種者が負担

(3)接種者数(見込み)

1,920 人程度(対象者の約3%)を想定

参考)

東京都福祉保健局 帯状疱疹と帯状疱疹ワクチンについて

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/taijouhoushin.html

帯状疱疹ワクチン

保育園の施設整備に係わる補助金の不正受給についての報告書(文教委員会)

保育園 子育て支援 福祉 議会 / 2023年6月19日

2023/06/19

文教委員会において、ずっと報道されている、保育園の補助金の不正受給について、下記の社外調査委員会からの報告書の行政報告がありました。

報告書では、「過大受給」とされているが、工事代金額の差額を、理事長が創刊した市民運動新聞に広告費として戻すというのは、とても適切な会計処理とは言えず、暗澹たる思いです。

待機児の解消は、喫緊の課題でありましたが、その解決のためとはいえ、利益重視の株式会社が参入してきたことで、監査の体制も強化していかなければ、性善説では対応できないように思います。
(行政報告資料)

株式会社コスモズによる武蔵境コスモ保育園の施設整備に係わる補助金の不正受給の対応状況等について

株式会社コスモズ

株式会社コスモズ別紙

写真 2016-03-29 10 02 38

参考

東京新聞

保育所運営「コスモズ」の補助金不正受給、計1憶円超える 小金井でも判明し1区4市に
2023年5月18日 06時00分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/250598