2020/04/13
支援者の方から、神奈川県大和市では、除菌用に次亜塩素酸水を市民に配布しているが、武蔵野市でもできないかというご要望をいただきました。
神奈川県大和市:新型コロナウイルス対策に関する市長臨時記者会見
http://www.city.yamato.lg.jp/web/kouhou/kouhou2020-03.html
早速、大和市の山田議員に配布までのいきさつなどを伺いました。
この次亜塩素酸水の生成器を製作しているメーカーが同市にあり、学校や保育園など以前から除菌用に次亜塩素酸水を配布しており、この新型コロナの対応で消毒用アルコールが不足しているため一般に配布を始めたそうです。

そこで、武蔵野市でも出来ないか、理事者との意見交換会で会派として要求したところ
「現在はまだアルコール消毒がある」ということ
そして、複数の理事者より「次亜塩素酸ナトリウム」と混同する発言がありました。
次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは
全くちがいます!
次亜塩素酸水 :HOCl 弱酸性、有効塩素濃度20-60ppm
次亜塩素酸ナトリウム:ClO- 強アルカリ性、有効塩素濃度100-10000ppm
次亜塩素酸ナトリウムは、いわゆる台所用ハイターなどです。
厚生労働省も、インフルエンザやノロウイルスの対策として、0.05%の次亜塩素酸ナトリウム(薄めた漂白剤)で除菌することを勧めています。ただ、この漂白剤は、刺激臭がありますし、素手では触れません。
一方、HOClは、ほぼ中性なので、
素手で触れます。
口に入っても無害です。
時間がたつと水に変わります。
ハイターの60~80倍の除菌力があります。
弱点として
不安定な物質なので長持ちしません。1週間くらいと書いてあります。
直射日光にあたると水に戻ります。
有機物に触れると水に戻ります。
つまり、ノロウイルスなどの吐しゃ物があった場合、そこに噴霧してもだめで、まず、その吐しゃ物を取り除いてから、最後の除菌をするようになるので、吐しゃ物の処理には、ゴム手袋をしてハイターがいいと思います。
つまり、HOCl(次亜塩素酸水)は
人体に優しく、除菌力も強いが安定しないものということで。
ドラッグストアで、ハイターはみかけますがHOCl(次亜塩素酸水)はみかけません
これは、HOCl(次亜塩素酸水)が消費期限が短いため、厚労省も電解装置器(生成器)とセットで食品添加物殺菌料として認可しているからです。
厚労省 定義
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002wy32-att/2r9852000002wybg.pdf
生成器は、家庭用のものがネット通販でも販売されていましたが、このコロナ騒ぎで、だいぶ品薄のようです。
間違えてはいけないのが、「次亜塩素酸水」として、たぶん次亜塩素酸ナトリウムを希釈した液体です。除菌の保証期間が1年とか2年とか書いてあるものは、HOCl(次亜塩素酸水)ではありません。
ということで、HOCl(次亜塩素酸水)生成器は、20万円ほどで購入できるようなので、各小中学校に置き、子どもたちが自分で、手や机を除菌できよう指導すれば、今回の新型コロナ対策だけでなく、毎年のインフルエンザやノロウイルスの対策になると考えます。
ウィルスから、身を守る手段を教えるのも教育だと思います。
小中学校の再開が始まる前に、除菌のシステムを作れるよう、行政に働きかけます。
大和市のメーカーさんにも資料請求したところ、たいへん丁寧に対応して頂きました。
株式会社ホクエツ Apiaシリーズ
http://www.hokuty.co.jp/
その資料のなかで、
“「微酸性次亜塩素酸水」は、1995年頃に大手乳業会社が自社の工場で使用していた「次亜塩素酸ソーダ」の代替殺菌剤として系列エンジニアリング会社及び装置製作会社へ委託開発により開始されました。”とありました。
微酸性電解水「ピュアスター」|森永乳業
https://www.morinagamilk.co.jp/products/purester/faq/
ではないかと思います。
両者とも業務用の設備を販売しています。