2017-11-16
平成29年第4回定例会が以下の日程で行われます。
新市長の施政方針演説から始まります。私は、以下の内容で一般質問いたします。
内容は、大きく3点
<福祉的な立場から考える、教育及び小中一貫教育等について>
●インクルーシブ教育と小中一貫について
●スクールソーシャルワーカー等の常勤化と小中一貫について
●障害児に対する切れ目のない支援について
順番(通告書を出した順で決まる)は13番目なので11月29日の午後くらいになると思います。傍聴も可。インターネット中継もありますので、ぜひ、ご覧ください。
日程
11月22日(水曜日)施政方針
11月24日(金曜日)代表質問
11月28日(火曜日)一般質問
11月29日(水曜日)一般質問、議案、請願・陳情上程付託ほか
11月30日(木曜日)予備日(前日の日程が終了しなかった場合のみ開催)
12月11日(月曜日)決算特別委員会審査報告ほか
12月21日(木曜日)各委員会審査報告ほか
1 件 名 福祉的な立場から考える、教育及び小中一貫教育等について
(要 旨)
1、インクルーシブ教育の拡充について
今年度より、市立全小学校に特別支援教室を開設し、発達障害等のある児童に対して教員が巡回するかたちでの指導・支援が始まりました。このような巡回方式が定着し、教員全体に理解が深まれば、障害のあるなしにかかわらず、すべての子どもが共に学び共に生きるインクルーシブ教育システムの構築につながっていくのではないかと期待しております。ただ、急な、システム変更による弊害や過渡期であるが故の教員の皆様の負担、また、今後より充実していくにはどうすればいいのかについて伺います。
①2年前にも伺っておりますが、武蔵野市において、特別支援学級担当教員で、小中学校教諭免許に加え、特別支援学校教諭免許状の保有割合について、現在の状況を伺う。
②特別支援教育 通級指導担当教員の教員としての経験を伺う。
1年目教員の人数と全体に占める割合、3年未満の教員の人数と割合、10年以上勤務の人数と割合
③通常学級における担任教員の経験を伺う。
1年目教員の人数と全体に占める割合、3年未満の教員の人数と割合、10年以上勤務の教員の人数と割合
④特別支援教育 通級指導担当教員の通級を担当する年数はおおよそ何年くらいか伺う。
⑤通級が巡回型での対応になると現場でのOJTが難しくなるのではないかと懸念しているが、巡回型になったことで、今年度より新たに配慮していること等について伺う。また、通級指導担当教員から職務に関して不安や戸惑いなどの現場からの声はいかがか伺う。
⑥教員全体の中で特別支援教育に関する専門性を持った教員が少ない上に発達障害は増加傾向にあり、障害の特徴も多岐に渡ることから、特別支援教育に専門性を持った教員がすべての生徒に係ることは困難であることが予想できるため、教員全体が特別支援教育に対する知識をもち理解をしていくことが大事であると思うが、全教員の資質向上についてどうお考えか伺う。また、具体的に進めている取り組みがあれば伺う。
⑦特別支援学校との交流や特別支援教育に精通したOBの方に入ってもらうなどの措置は考えられないのか伺う。
⑧小中学校での個別の教育支援計画の作成状況を伺う。
⑨特別支援教育コーディネーターは、どのような役割を担っているのか伺う。
⑩自閉症児教育に大きな成果を収められている市内の私学の開学当時のエピソードとして、開園に際し園児を募集したら、たまたま障害児が混じっていて、その親から入園の可否をきかれ創立者は即答で「私が教育してあげる」と受け入れたことから、自閉症児の受け入れが始まったと伺った。まさに、「排除しない」教育への情熱を感じる。このエピソードのように学校に1人情熱をもった教員がいるだけで、学校全体が変わると考える。そして、その役割を担うのは、管理職ではないかと考えるが、平成27年第3回定例会でお伺いした時は、夏休みに研修を行っているというご答弁だった。その後、管理職にたいする研修等は、変化しているのか伺う。武蔵野市の小中学校の管理職の皆さんは、インクルーシブ教育にどのような思いで取り組まれているのか伺う。
⑪現在検討中の小中一貫教育を仮に導入した場合、特別支援教育に関しての、メリット・デメリットをどう考えるかを伺う。
2、スクールソーシャルワーカーの常勤化について伺う
①平成20年文部科学省は、「スクールソーシャルワーカー(以下SSW)活用事業」を新規事業として実施しました。「“学校を休む”児童生徒の欠席と教員の休職」(保坂亨 著)の中で、スクールカウンセラー(以下SC)との違いについての説明として、当時の文部科学省の言葉を引用し「非常に端的に言うならば、不安や悩みを吐き出させ、負担を軽減するのが、スクールカウンセラーで、不安や悩みの要因自体に働きかけるのがスクールソーシャルワーカーである」としている。
先月は、文教委員会の視察で名古屋市に伺い「なごや子ども応援委員会」について勉強して参りました。名古屋市は、11校の設置校を設け、SC 、SSWを常勤にしています。常勤化することのメリットは、学校側がこんなこと相談するほどではないかなと思うことでも気軽に相談でき、SC、SSWに相談するハードルが下がるため、問題が深刻化する前の早い段階で相談できること、日常の児童生徒の様子がわかること、不登校などの問題にじっくり踏み込めること等を挙げていらっしゃいました。私も、教員ではない福祉職が教育現場に張り付いて、子どもたちの息づかいを感じながら、常に子どもたちを守ることに大きく賛同するところであります。1年前にお伺いした時には、SSWに常勤化するほど仕事はないのではないかというお答えでした。確かに、座して相談者を待っているだけでは仕事は少ないかもしれません。そうではなくて、子どもたちの中に入って子どもたちと生活を共にして見守ることから仕事を始めて頂きたいと思いますがいかがでしょう。
このような、SC、SSWの常勤化についてのお考えを伺う。
②また、名古屋市で、常勤化という非常に予算のかかる事業が出来たのは、市長のリーダーシップでありました。平成25年に市内の男子中学生がいじめにより自殺してしまったことを受けて、翌年の平成26年4月に「なごや子ども応援委員会」はスタートしております。
武蔵野市では、いじめによる自殺ということは伺っておりませんが、大なり小なりいじめはあります。教育の分野ではございますが、SC、SSWの常勤化についての市長のお考えを伺う。
③現在検討中の小中一貫教育を仮に導入した場合、SC,SSW等の福祉職の配置に対してメリット、デメリットはあるのか伺う。
3、障害児に対する切れ目のない支援について
先日行われた、障害者団体の皆さまとの懇談会の中で、ウィズ親の会の方から、小学校就学にあたり多方面にわたる相談にのってくれる「コーディネーター」を配置してほしいという声が上がりました。武蔵野市では、障害児のご相談は、お隣のハビットがやってますとお答えしたところ驚かれました。このことからわかることは、市が用意して頂いている支援がまだまだ市民の方々に正しく認知されていないのではないかということです。
①障害児の就学相談の際、ウィズやハビットと教育支援課との連携について伺う。
②障害児が就学する際の手順は煩雑である上、障害の種類や程度によって、進路が多岐に渡ることから、一目でわかるような冊子が必要ではないかと考える。例えば高齢者に対しては、介護保険の利用に関して「知って利用しよう介護保険」が作成されており非常にわかりやすいと感じる。障害児に対しても、このような配慮が必要ではないか。ご見解を伺う。
③就学に関する説明会が1回と伺っている。そこに行けなかった方々のフォローはどのように行われているのか伺う。
④過去に二度、「福祉コンシェルジュ」(福祉制度総合案内人)の必要性を質問させて頂きましたが、それぞれの専門で対応するというご答弁を頂いています。しかしながら、今回のケースは、相談者がどこから手を付けていいかわからず困惑し、助けを求めているように感じる。市民から「聞かれたことだけに答える」これでは聞きたいことがうまく分類できないと聞くことはできない。制度を知らなければ申請することはできない。困っている方の苦しみに寄り添って、一緒に該当の窓口を探してくれる人が望まれているのでないでしょうか。
窓口まで到着すれば、それぞれのご専門が、正しい知識で対応頂ければいいのではないでしょうか。どうしていいかわからないから困っている方に寄り添う、「福祉コンシェルジュ」(福祉制度総合案内人)が必要であると考えますが、ご見解を伺う。