2019-2-26
児童虐待防止などについて、以下の内容で一般質問します。
私は、7番目なので、本日の夕方から夜になると思います。

子どもの命を守ること等について
(要 旨)
千葉県野田市で起きた小学4年生の女児虐待死事件に関して、とてもやりきれない気持ちです。はっきりとしたSOSを発した子を救うことができなかったことが残念でなりません。そして、児童相談所の強化などの検討をされているようですが、子どもたちの命を守るために、出来ることは全部やっておきたいと考え以下質問します。
1,乳幼児を守ることについて
子育て世代をワンストップで支援する武蔵野版ネウボラ(子育て世代包括窓口)の早期設置を強く望んでおります。
ネウボラとは、子育て家族と専門職が定期的に対話を重ね信頼関係を築き、伴走型の支援を行っていくことであり、「困る前につながる」ことが、産後うつなどからくる、乳児虐待を予防することにつながっていくと考えます。そのためには、保健師や相談窓口を増やしていただきたいと希望しますが、予算やスペースの課題から、なかなか簡単にいかない現状ではないかと考えます。
1-1、「きずなメール」事業の導入について
子育て中のママさんたちに聞くと、出産してから、外出ができるようになるまでが一番社会から孤立し、不安だったとおっしゃっていました。ここを支援するため、妊娠をした母親が「困る前につながる」手段として、LINEやメール等を用いた「きずなメール」事業を導入してはいかがでしょうか。市長のお考えを伺います。
1-2、産前産後支援ヘルパーの申し込み方法の簡素化について
妊娠したママさんたちは、まず、保健センターにある健康課とつながっています。
しかしながら、産前産後支援ヘルパー事業は、本庁舎の子ども家庭支援センターが担当しています。健康課でも申請を受け付けることになっていますが、まず、ここに、違和感を覚えました。そして、私がお話を伺ったママは、出産後、核家族であり、パートナーの仕事は忙しく、一人で子育てをすることになり、軽いうつ状態になったとき、「そうだ、産前産後支援ヘルパーをお願いしよう!」と思いついたそうですが、疲れ切った状態でいろいろ書いてある書類を見て、それだけで嫌になり、産前産後支援ヘルパーの申し込みをすることを断念したというお話を伺いました。武蔵野市が用意してくださったとてもすばらしい産前産後ケアの制度ですが、申込み方法が、今の時代のママさんたちの感覚とずれているのではないでしょうか。申し込み方法を簡素化する、または電子化するとか、せめて電話で最初の聞き取りをすることを大きく掲げ、ひと目で分かる形にするべきだと考えますが、市長のお考えを伺います。
1-3、児童虐待防止のためのセーフティネットについて
2018年第3回定例議会で、児童虐待防止のためのセーフティネットについてお伺いしたところ、要保護児童対策地域協議会を設置しているというご答弁でした。
冒頭に触れた、野田市においても要保護児童対策地域協議会は設置されておりますが、児童虐待を止めることはできませんでした。要保護児童対策地域協議会は、ほんとうにセーフティネットとなるのでしょうか。市長のお考えを伺います。
1-4、災害時の乳児を救うための液体ミルクのローリングストックについて
春にも国産液体ミルクの販売が開始されます。液体ミルクは日本に馴染みが薄かったことから、北海道胆振東部地震の際、東京都が支援物資として送った液体ミルクが活用されなかったとの報道がありました。混乱のなかで、急に新しいものを乳児に飲ませられないという気持ちも察するところであります。そのためにも、いざというとき、赤ちゃんの命を守るため、液体ミルクを自治体が率先して、備蓄し、市立・協会立の保育園と連携して、日常の中で、時々、液体ミルクを使っていただき、ローリングストックを行い、災害時に備える必要があるのではないかと考えますが、市長のお考えを伺います。
2,子育て支援としての、使用済みおむつの公費回収について
2018年第2回、第3回定例会の一般質問で、保育園での使用済みおむつの持ち帰りについて取り上げ、市長からは、2019年4月から、認可・認証保育所、地域型保育事業について、希望する施設の使用済みおむつは、市が公費回収する方向で制度設計を検討するとのご答弁を頂いたこと、高く評価しております。ところが、保育園に預けないで子育てをされているママから、「0123は、使用済みおむつを持ち帰らなくてはいけない、これは、不公平ではないか」というご指摘をいただきました。
2-1、使用済みおむつ公費回収の委託費について
0123等の乳幼児が遊べる市の施設での使用済みおむつを、保育園のおむつ回収に追加して行うとした場合、委託費用は、どのくらい上乗せとなるのでしょうか。
2-2、子育て支援施設の使用済みおむつの回収について
保育園に預けないで子育てをされているご家庭への支援として、市の施設でも使用済みのおむつを公費回収することはできないでしょうか。市長のお考えを伺います。
3,学齢期の子どもを守ることについて
3-1,教育現場が抱える課題について
市内の小学校で、子供同士のトラブルがあった後、被害者の保護者が、突然教室に現れ、加害者の子どもを恫喝するという事件がありました。恫喝されたお子さんは、だいじょうぶですかとお尋ねしたら、学校にも来ていてだいじょうぶですとの回答をいただきましたが、その児童は、来年度、他地域へ転校することにしたと伺っております。他にも、いじめについて教員が適切な対応をしてくれなかった等の声を聞いております。教育現場で、教員の皆様の多忙化が著しく、疲弊しており、少しはみ出てしまう子どもへの対応や保護者への対応が教員だけでは、困難な社会事情があり、教育現場は、課題を抱えているのではないかと考えますが、教育長のお考えを伺います。
3-2,「スクールロイヤー」、スクールソーシャルワーカー(SSW)の整備について
野田市の児童虐待事件について、文部科学省は、「市教委の対応は不適切であり極めて遺憾であると考え、市教委から詳細を聞き取るとともに今後の対応について指導を行うため、2 月 1 日、市教委に児童生徒課生徒指導室長を派遣。」としています。このようなことが二度と起きないためにも、教員のみなさんが、保護者から理不尽な要求を受けたとき等に、すぐに弁護士に対応について相談できる支援体制や、SSWが学校現場に配置されていることが必要ではないかと考えますが、教育長のお考えを伺います。
3-3,不登校の児童生徒への対応について
平成31年2月1日、世田谷区は、公設民営で「ほっとスクール希望丘」を開設しております。また、調布市は、平成30年4月より不登校特例校を分教室として設置しております。武蔵野市にも、100名前後の不登校の子どもたちがいますが、チャレンジルームに来られる子どもは、十数名と伺っております。チャレンジルームに来られない子どもたちへの対応についての進捗状況、また、世田谷区のような公設民営施設についてどのようにお考えか伺います。
3-4、教育支援センター・チャレンジルームの移転について
教育支援センター・チャレンジルームの移転について現在の検討状況を伺います。
4,デジタル・ガバメントについて
政府は、第4次産業革命による人類史上5番目の新しい社会、「Society(ソサエティ)5.0」のなかで、デジタル・ガバメントの実現に向けた取組を推進していますが、これに対し、武蔵野市は、どのように対応していくのか。部門ごとのIT化を進めるのではなく、庁内のデータを標準化し、ブロックチェーン技術などを用いてセキュリティを確保しながら、デジタル・ガバメントに向けてロードマップを設計しなくてはならないのではないかと考えますが市長のお考えを伺います。