2020/10/06
春から、文教委員会で、また、本会議の一般質問で取り上げ続けてきた、GIGAスクール用端末の購入議案が可決しました!
9月29日第2回定例会最終日、即決の追加議案として提出され、付帯決議付きで可決されました。
付帯決議の内容は、以下のとおりです。
「本事業を進めるに当たり、立案から決定、議案提出に至るまでのプロセスの透明化、議会への適時、適切な説明並びに議会の意見を取り入れることを求める」

16日に補正予算が成立した、GIGAスクール用端末等の購入に関するものです。
令和3年4月から、子供達の手に届けられるよう、令和3年1月にモデル校で先行実施するとのこと。
購入機種は、指名型プロポーザル方式で決定。
事業者:NTT東日本
エイサー R752T-G2 (クロームブック)
https://acerjapan.com/news/2020/685645
契約は、5年。保守なども、今後、NTT東日本と結ぶことになるそうです。
詳細は、別紙
20200929-議案第85号参考資料
コロナによる休校が続く中、去る4月、文科省がGIGAスクール構想を大きく前倒しし、補正予算で約 2,292 億円を計上。一人1台端末を実現するため、1生徒4.5万円の予算をつけてくれました。ここから、全国の自治体で、端末購入の検討が始まったわけです。
やり方としては、大きく2つでしょうか。
本市のように、一括で、機器購入から保守までぜんぶ込みで契約するパターンと
機器購入を切り離して、こちらは、一般競争入札で購入し、その後、保守などソフト面を考えるパターン。
どちらにも、メリットデメリットはあると思いますが、今回の課題は
- 指名型プロポーザルにもかかわらず、1社のみの提案であったことから、公平性、透明性の観点から問題があるのではないか。
- プロポーザル方式での契約について、本市では、内部でガイドラインを作成しているが
より、透明性を考えるなら、要綱等にして公開するべきではないか。
- 6月に、機器購入だけでも補正予算を計上していれば、委員会付託も出来、肉厚な議論が出来たのではないか。
また、参議院経済産業委員会(令和2年6月4日)公明党の三浦信祐議員が指摘しています以下の2点についてもしっかりとした対応をお願いしたいと思います。
- サプライチェーンリスクにも対応
- サイバーセキュリティー上の悪影響を軽減するための措置
以下、賛成討論の内容を掲載します。
今回の契約について
指名型プロポーザル方式にもかかわらず、1者のみの提案であったことにより公平性、透明性について課題を感じます。
また、プロポーザル方式については、今後、さらに、公平性、透明性を確保して頂くよう要望しておきます。
さらに、審議の時間がみじかかったことについては、今後、くれぐれも丁寧な対応をお願いいたします。
これらの課題を感じるところではありますが
未だコロナ禍にあり、再び休校になった場合に、子どもたちの学びを止めないため
ひとり一台端末の整備は、早急に行わなくてはならないこと
日本の教育現場におけるICTの活用が世界から大きく遅れていることを、改善していかなければならないこと
から
武蔵野市の子どもたちの未来のために、本件に賛成する。
また、さきほど市長より、GIGAスクール構想を国が地方に押しつけてきたという発言がございましたが
私は、それには、当たらないと思います。
国は、これまで、日本の子どもたちのICT活用の遅れを心配し、様々な予算措置をしてきたが、財政が厳しい自治体では、その予算がICT以外のことに流用される、また、個人情報漏洩の心配から、教育現場事態が、ICT活用に前向きでなかったことなどから
先の指摘である、世界から、おくれることとなってしまいました、
そこで、万を辞して、こんかいGIGAスクール構想を提案し、予算をつけてくれました。
武蔵野市においては、1校41台のタブレットを整備して頂き、先生方の校務システムを入れて頂いておりました。しかし、現在の子どもたちが使っているタブレットは、1台16万円であり、
すべて含めた教育の情報教育指導費は、R2予算で3億2300万円のコストがかかっています。
このうちのほとんどを占めるのが、コンピュータ保守に1億4千万、
電子計算機借り上げ料に1億4千万円です。
もちろんここには、公務システムなどが入っているので、全部が、今回のランニングに関わる契約でなくなるわけではありませんが、たいへん大雑把な計算ですが、子どもたちの分が半分としてもランニングコストは1億以上の減になるのではないでしょうか。
理由は、GIGAスクール用の機器は、5万程度と現在のリース料の三分の1のイニシャルコストと安い、そして、多量機器の包括契約のため、量ほどの保守料がかかってないということではないでしょうか。
国が、一方的に押しつけた訳ではなく
国は、より子どもたちの学びを豊かにするために2,292億円。これは文部科学省全体の補正予算の8割ほどと莫大な規模の財政出動を決定して頂きました。
これは、コロナ禍で子どもたちの学びを守るために国がおおきな決断をしてくれたものと感謝しております。
時間の切迫するなか、武蔵野市の子どもたちの学びを守るために、年度内の整備に奔走してくださった担当者の皆様のご努力に敬意を表し
賛成の討論といたします。