【東京都】武蔵野中央公園内 調節池建設に関わる施設が設置
2021/12/29
都立武蔵野中央公園は、広々として多くの方が利用されていると思います。
その中央公園内で10年にわたる工事と工事終了後は、調節池の管理棟が出来るとの事業説明会が10月下旬に開かれました。12月武蔵野市議会にも行政報告され、中央部エリアの住民の皆様への影響が大きいと思いますので書き留めておきます。
事業:都市計画河川第2号石神井川の決定(東京都決定)
位置:都立武蔵野中央公園内 南西部分
目的:東京都の豪雨対策として、時間75ミリの降雨に対応するため青梅街道と伏見通り等の地下に河川の洪水を貯留するトンネル構造の調節池を整備する。
武蔵野中央公園への影響は
◆工事期間 約10年
写真の場所がシールドマシーンの入口になり、土砂の搬出が行われます。
◆工事終了後
同じ位置に管理棟ができます。
シールドマシーンによる掘削は大深度地下であるため地上部に影響はないとのことですが
・掘削土を運ぶダンプなどの車両が近隣に迷惑をかけないようにしてほしい
・景観が悪くなる
・調布で陥没事故が起きており住民は不安なのではないか
・戦時中の地下通路や不発弾などだいじょうぶなのか
・南側の道路は通学路になっているので安全対策はしっかりやってほしい
などの意見が議員への説明では出ていました。
東京都が広域自治体として行う、石神井川の下流域が豪雨災害を受けないための事業なので武蔵野市が口を挟める部分はあまりないのですが、住民の皆様の平穏な生活と安全が守られるよう注視して参ります。
詳細はこちら
石神井川上流第一調節池(仮称)事業説明会について
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/river/chusho_seibi/information.html