武蔵野市公明党 大野あつ子 公式WEBサイト

小さな声を 大きく実現!

【武蔵野市】GIGAスクールへのスタート

GIGAスクール 文化・教育 / 2020年9月22日

2020/09/22

5/14,6/15,8/17の文教委員会と6/23一般質問で訴え続けてきた、GIGAスクール1人1台端末の推進ですが、9月16日本会議で

やっと、約7億円(内3.5億が一般財源)の補正予算が成立しました。

 

令和3年3月には、機器を整備し、令和3年4月から、子供達の手に届けられます。

教育の中に最新の端末が入り、学びを豊かにしてくれるよう、どんどん活用して頂きたいと考えます。

school_jugyou_tablet

教育委員会定例会資料(2020/09/07)

20200907教育委員会定例会

文教委員会資料(2020/09/09)

20200909学習用コンピュータ導入事業について

20200909学習用コンピュータ活用に関する基本的な考え方

20200909学習用コンピュータ等導入に関する仕様等について

20200909拠点ごとの調達台数

20200909ハードウェア一覧・規格

20200909ソフトウェア・クラウドサービス一覧

 

OSは、ChromeOSが選択されました。

一般的には、WindowsやiOSが多く使われていますが、Chromebookは、起動時間が短いという特徴があります。そして、データはクラウドに保存されて安全。しかも、グーグルがクラウドを安価で提供してくれるようです。アップデートは、システム側でやってくれます。

ネットワーク環境については、LTEにすると、膨大な通信費がかかるので、校内に高速Wifiを整備するとのこと。その場合、自宅に持ち帰ったときのネット環境をどこまで支援するかが課題ですね。

Chromebookは、小学1,2年生は、学校に置きっぱなし、それ以降は、持ち帰りとなるとのことです。1.35キロなので、教科書などの兼ね合いを考えなくてはいけないですね。

そして、一番大事なのが、先生方のサポート体制だと思います。今後、検討委員会や指導主事が体制強化に当たっていくということだそうです。

教育長がおっしゃって頂いたように、タブレット端末を導入しても、最終的には、「先生方の授業力」が大事ですね。ツールであるので、どう使うかが重要です。

5年後の耐用年数経過後、機器の更新については、文科省も検討するとしているので、その動向を見ながら考えていくということでした。

 

議会で問題になったのは

休校期間が長引く中で、5月から、複数の議員が1人1台端末の導入を急いでほしいということを取り上げる中で、基本的な考え方を整理してから導入するという答弁が続いてきましたが

ここにきて、議会の中では

8月28日第3回定例会の補正予算として上がってくることがわかり

9月9日文教委員会審査

9月16日本会議 審議

 

しかし同時並行で、プロポーザルが進みます。

9月8日プロポーザルの企画書提出期限

9月11日プレゼンテーション

9月14日選定結果通知

 

9月25日契約締結議案送付

9月29日本会議にて契約締結議案 即決

という流れで、契約締結について、委員会付託が省略してほしいと

そうしないと、年度内に、機器を導入することができないという説明でした。

7月27日総合教育会議に「武蔵野市学習用コンピュータ活用に関する基本的な考え方」が提出されるまで沈黙していたが、9月は、委員会付託も省略しなければならないというタイトなスケジュール。。。議会軽視ではないかという意見も出ました。

 

委員会付託をするということは、時間制限がないので、じっくり審査できますが

付託省略の場合、本会議場では、議員1人10分の質問時間しかありません。

7億の買い物を、付託省略でいいのかということが問題視されました。

 

そもそも、年度内に導入すると決めたのであれば、6月の第2回定例会に補正予算を出さないといけなかったのではないかと私は考えます。

実際、多摩26市中21市が、6月にGIGAスクール関連の補正予算を上げています。

もちろん、休業対応でバタバタの中6月に補正予算を出すとなれば、ざっくり、このくらいという枠だけ決める予算になりますが、緊急対応としてしかたないのではないでしょうか。

通常の状況であれば、しっかりとした基本理念を決め、予算を積み上げるということになるのでしょうが、緊急対応の時は、概算で出していくしか仕方ないのではないでしょうか。