武蔵野市公明党 大野あつ子 公式WEBサイト

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不妊治療への支援

不妊治療 / 2020年9月18日

2020/09/18

菅政権がスタートしましたね。
菅首相が政策としておっしゃっている中に

不妊治療の保険適応
がありますね

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今、不妊治療をしている方は、多く、保険適応ではないので、100万円単位で医療費は、かさんでいくし、精神的にも追い込まれるし。。ほんと大変だなあと思います。
少子化対策として、子どもを産みたい方が安心して子どもを産めるようにしていかなくてはなりませんね。

私も、不妊治療の支援について、ご相談を受けたので、今回の一般質問で取り上げました。
以下に、要旨をまとめます。

大野>国や都が支援していない部分について、市独自の支援はできないか。
市長>今後、国や都の助成制度の状況も見ながら研究してみたいと考えております。

大野>安心して産み育てられるというところで、市民に寄り添う姿勢ということが必要ではないか。
市長>不妊治療をされている方々に寄り添う姿勢は、非常に大切だと思います。その反面、不妊治療というのをやめられて、子どもを持たないで生きるという人生を選ばれた方もいらっしゃいます。そういった、様々な立場の方に配慮するかたちで現在のような取組になっている。今後も議論して参りたい。

武蔵野市HP

http://www.city.musashino.lg.jp/faq/faq_kodomo/faq_boshihoken/index.html

実際のやりとりは以下のとおりです(不確定原稿)
○3 番(大野あつ子君)大きな項目の4番目、不妊治療について。
コロナ禍において、不妊治療中の方々は、感染リスクを心配しながら、けれども年齢の限界があるため、治療の継続に人知れず悩んでいらっしゃいます。国・都の支援はありますが、着床不全や妊娠管理など、支援がない部分も多く、莫大な費用がかかります。子どもを授かりたいと思っている方々が安心して不妊治療ができるよう、本市独自の支援で、国・都の届かないところを埋めることはできないでしょうか。御見解を伺います。

○市 長(松下玲子君) 今後、国や都の助成制度の状況も見ながら研究してみたいと考えております。

○3 番(大野あつ子君)次に、不妊治療についてお伺いします。昨日、他の議員からの質問にもございましたが、六長の中で、子ども・教育分野の中に、子どもたちが希望を持ち健やかに過ごせるまちづくりというのが第1章にあって、そこに妊娠期からの切れ目のない支援が入っております。2番目に、安心して産み育てられる子育て世代への総合的支援というふうに入っているのですけれども、やはり安心して産み育てられるというところで、不妊に悩む人たちが一定程度いる以上、あまりはっきりとした統計がなくて、古い統計しかなかったのですけれども、全国で47万人程度ということは、武蔵野市内でも相当数いると思うのです。やはり私が相談をいただいた方は、着床不全で、なかなか支援がない。検査には支援が少しついているのですけれども、原因が分からないので、なかなか治療もうまくいかず、時間ばかりが過ぎていて、お金ばっかりかかってしまってというような話を伺っております。武蔵野市のホームページでこれを見ますときに、書いてあるものが非常に少ないのです。ホームページを見ますと、東京都の支援へのリンクが貼ってあるだけで、Q&Aで不妊治療の支援が必要な方はここを見てということが書いてあるだけなのです。昨日も相談数が少ないですというお話があったかと思うのですけど、これでは、相談したいと思えないホームページの作りなのです。私が見ても、これは東京都に聞くしかないのかなと思います。もちろん、経済的な支援の部分ももし市独自でやっていただければありがたいことですが、まずは市民に寄り添う姿勢を見せていただかなければいけないのではないかなと。今のホームページの作りだけでは、とても安心して不妊治療をして子どもが産めるというふうには思えないのではないかなと思うのですけれども、市民に寄り添う姿勢ということでもう一度お伺いいたします。

○市 長(松下玲子君)まず、不妊治療についてです。ホームページ等で、もっと分かりやすく市民に寄り添い、不妊治療について市として示す必要があるのではないかとの御趣旨かと思います。お子様を望みながら、なかなか授かることができないという方のお気持ちに寄り添うことは、非常に大切だと思います。その反面、不妊治療というのをやめられて、子どもを持たないで生きるという人生を選ばれた方もいらっしゃいます。そうした方に寄り添うことも必要であると私は認識をしております。私自身、不妊について調べる論文を読んだ中で、不妊の原因として、ある調査によりますと、男性3割、女性3割、どちらも問題はないけれどもその2人であるからできないというのも3割あるという結果を見たときに、治療や御本人同士の努力だけではどうにもならないということが不妊治療の中にはあって、子どもを持たない、別の人生を歩まれているという方もたくさんいらっしゃるのではないかなと思いますので、そうした全ての方に配慮をする形というのがこの不妊治療の課題では大切になってくるという思いで現在の取組がございます。不妊治療は様々議論があると思いますので、また今後も議論をしていく中で考えていきたいと思いますが、現時点ではそうした考えを持っております。

○3 番(大野あつ子君)  ありがとうございます。不妊治療については、市長のおっしゃることもごもっともだとは思います。また、不妊治療はどこでやめるかという決断も非常に難しいという御意見も聞いておりますので、今後ということになるかと思いますけれども、ちょっとでも。一度ホームページを見ていただいたらいいかと思うのですけど、不妊治療に対する記載はもうちょっと市が寄り添いますという姿勢を見せていただいたほうがいいのではないかなと思っておりますので、御検討いただければと思います。