平成29年度 武蔵野市の待機児童数 2人減 120人
武蔵野市の創業支援施設4カ所開設
2017-04-24
インキュベーションという言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
英語で「卵が孵化する」という意味だそうですが、創業支援という意味で使われています。
2017-02月~04月
武蔵野市は、市内で創業を希望する方を支援する創業支援施設を開設する事業者に補助金を出しています。
2月~4月 以下の4カ所が開設されました。全部見学させて頂き、代表の方とお話しさせて頂きました。まず、皆さん「若い」。そして、新しいことを始める「情熱」にあふれていると感じました。ここから、新しい何かが生まれそうですね。
◆i-dream 吉祥寺 吉祥寺本町2-12-5 2F
運営:株式会社マネージメントブレーン
女性向けのシェアオフィス、交流スペース
レンタルボックスも備え、手軽に出店できる
◆MIDOLINO_(みどりの) 緑町1-5-20 グリーンパーク商店会
運営:一般社団法人フラットデザイン
7つのシェアキッチン、チャレンジカフェ
◆start up café 境2-10-1 2F 市営駐輪場横 入口がわかりにくいです
運営:株式会社スイベルアンドノット
カフェ併設のワーキングスペース
お茶だけでも可だそうです
◆8K MUSASHISAKAI 境南町3-25-12
株式会社タウンキッチン 西山佳孝
空き店舗を活用した飲食・食品製造販売等のシェアキッチン
8人でキッチンを共有
ガラス張りで、対面販売も可能
むさしの男女共同参画市民協議会の総会に出席
2017-04-22
昨年10月に、市民会館に移転してから、初めての総会でした。
男女平等推進センターは、「ヒューマンあい」という愛称です。
http://www.city.musashino.lg.jp/kurashi_guide/shiminkatsudo/danjokyodosankaku/danjocenter/index.html
また、3月の定例会で全会一致で可決し
武蔵野市男女平等の推進に関する条例 が制定されました
http://www.city.musashino.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/015/943/jourei.pdf
市民協議会の皆さまが男女共同参画基本条例(仮称)検討委員会にも参加され、2年かけて練り上げたものと伺っております。本当におめでとうございます。
条例が、男女平等となったことから、センターの名前も男女平等と変わりましたが、
もともとは、男女共同参画センターであり、むさしのヒューマン・ネットワークセンターとして、武蔵境北口の市政センター2階にありました。
むさしのヒューマン・ネットワークセンターは、平成10年11月に男女共同参画社会の実現に向けた具体的な施策を推進する市の拠点施設として開設されました。市民団体に管理運営委託を経て、平成24年4月に男女共同参画推進拠点として直営化しています。その後も、ヒューマンの皆様に事業委託を行い、様々な講演会などの啓発活動等に取り組まれていらしたようです。今年度からは、市からの事業委託はなく、自主財源による、他団体との共同事業や、男女平等推進センターの企画運営委員会に市民協議会が推薦する方が4名参加されるということで、企画運営員会にこれまで育ててきた事業を提案していくということでした。
日本は、企業や官庁のトップや政治家など、重要な意思決定を行う場に、まだまだ女性が非常に少ないのが現状です。男女お互いのために、また、より成熟した人類となるためにどの場面にも女性も半分いることが必要であると考えます。
男女共同参画に関する国際的な指数
http://www.gender.go.jp/international/int_syogaikoku/int_shihyo/index.html
公明党も、女性の活躍を応援しています
https://www.komei.or.jp/news/detail/20160531_20218
武蔵野市民文化開館 本日、リニューアルオープン!
武蔵野市民文化開館 今日、リニューアルオープン!
2017-04-20
1年間の工事期間を経て、武蔵野市民文化会館がリニューアルオープン致しました。
16日(日)には、プレオープンイベントも開催され、多くの方にいらして頂きました。
今日からオープン記念特別公演 ウィーン・アカデミー管弦楽団”ベートーヴェン交響曲全曲演奏会”〈全4回公演〉が23日まで行われます。チケットは、ほぼ完売で、21日のみ少しあるようです。私も、最終日の8番・9番のチケットを購入しております。とても楽しみです。
改修の中身をご紹介します。
まず、チケットカウンターがわかりやすくオープンになっています。
それから、安全性を考え、大小ホール・エントランスの大空間天井の耐震性強化のため、吊り天井から直天井等へと改修しております。
入り口エントランスは、ついでに、シャンデリアや階段の大理石も磨いたということで、とてもきれいになっています。
また、エントランスの脇に、バリアフリーの観点からエスカレーターが設置されてました。デザインが損なわれるのでは。。とのご意見もありましたが、うまくハマっています。私共公明党の先輩議員が強く主張し設置されました。1本ですが、講演が始まるときは、上り。終了時は、下り。と、動く方向が変更できるタイプです。
また、同じくバリアフリーの為、大ホールホワイエ(2 階)から4階へ移動するためのエレベーター新しく設置されました。大ホール利用の場合、チケットをまず2階で確認し、そこから4階へ上がれるようにとの意図でつけられました。
大ホールは、直天井に更新され、音響効果もよくなっています。
椅子席も更新され、シートがブルーで木製のワクです。間が少し広くなり、また、立ち上がりやすい構造になっているそうです。席数は、1割程度減っています。
空調や電気設備なども更新されています。
車いす席も、広くきれいになりました。また、車いす席が足りないときの為に、最前列の1列と、カメラ用に1階の後列の椅子が取り外し可能だそうです。
そして、市民文化会館を改修しなくてはいけない一番の理由が、舞台特殊設備(舞台機構・照明・音響)の更新です(約10億円)。改修前は、奈落へ上下する大きな舞台装置が不調とな重い装置などを人力で階段で上げ下ろししていたそうです。
新しい装置に、私たちも乗せて頂き奈落へ降りてみました。
小ホールは、パイプオルガンをほこりなどから守るため、一度取り外して保管されていたので、現在はまだ、調律中です。(5月18日オープン)
椅子は、赤いシート。
トイレも全面改修し、増設、温便座の設置等により利便性を向上。最新式なので、「ノズルきれい」ボタンもありますし、
ベビーチェアもあります。(男子トイレにも有)
楽屋や練習場も全部洋室となり、LEDライトでとても明るくきれいです。
カフェも内装がきれいになっていました。
ミライヘツナグ再生プロジェクトで販売されていた椅子も展示されています。
http://t.pia.jp/feature/memorialgoods/musashino/index.jsp
ぜひ、新しくなった市民文化会館にいらしてください。
市民文化会館の改修事業は、平成27年度~平成29年度まで、約42億円の事業費がかかっています。財源は、国・都からの補助が約4億円、市債が約11億円、一般財源から約3億円、基金から24億円となっています。
ひまわり学級が第三小学校に開設されました
2017-04-14(※日付が前後してすみません)
知的障害の子どもたちが毎日通う固定学級は、これまで、大野田小学校と境南小学校、第四中学校だけでした。市の東側地域にないこと、市全体として、特別支援教育を必要としている児童が増えていることから、吉祥寺南町にある第三小学校に知的障害の子どもたちのためのひまわり学級が開設され、4月14日開級式が行われました。
http://www.city.musashino.lg.jp/kurashi_guide/sho_chugakko/tokubetsushienkyoiku/1007022.html
ひまわり学級は、校庭から直接出入りできる、1階部分の3教室分でできていました。
遊び道具や調理実習の設備
新しく、だれでもトイレと簡易シャワーが増設されていました。
必要な支援を受け、子どもたちが自分が尊い存在であることを確信できることを願います。
佐倉市の公民連携FM、民間プールを活用した水泳授業の民間委託について視察
2017-04-17
千葉県佐倉市は、「資産管理経営室」という市長直属の部署があり、市の様々な事業を横断的に見渡し、FM(ファシリティマネジメント)に積極的に取り組まれていることを知り、公共施設の更新が今後大きな課題になってくる、武蔵野市においても、参考になるのではないかと考え、市議会公明党で視察に行かせて頂きました。
佐倉市は、成田市の手前に位置します。
城址公園や武家屋敷など歴史の香りがあふれ、国立歴史民俗博物館もあります。
印旛沼など自然も豊かで、美術館も3か所あり、文化性の高さが伺えます。
小学校の水泳授業を民間委託することになったきっかけは、
佐倉小学校の耐震改修をする際、工事車両などが入る場所がなく、老朽化したプールを撤去し、水泳授業を民間委託できないかということが検討され、プールを維持し続けた場合と、順次民間委託した場合のコストを算出し、年間で40日程度しか使われないプールを維持するより、民間委託すれば、30年間のライスサイクルコストが約44パーセント削減できるということがわかり、さくら小学校から、水泳授業の民間委託が始まったそうです。
学校や、地域の方々から、反対の声はなかったのか伺ったところ
やはり、地域の方から反対の声が上がったが、何回も説明会を開催し、丁寧に説明し理解して頂いたそうです。
そして、いざ、始めてみると、生徒や保護者からの評判が非常によく、評価されているとのことでした。
そして、1年後、西志津小学校でも、水泳授業の民間委託が行われており、2校のプール跡地は、小さな運動場として、子どもたちのために使われているそうです。
夏休み中の、プール開放はどうするのかとお伺いしたところ、佐倉市全体で、だいぶ前から、夏休みのプール開放は、行っていないそうです。そうなんですね、少し驚きました。
「資産管理経営室」という部署もとても興味深いことです。
成り立ちを伺いました。
H19年市長が代わったとき、武蔵野市でいう、施設課+営繕課(資産管理をする部署)現場から、市の資産管理を横断的に見るためには、従来の部の下にある形ではなく、独立した「室」にしてほしいということで、「資産管理経営室」が実現したそうです。そして、所轄が個別の建設計画などを考えるとき、常に「資産管理経営室」に相談し、「資産管理経営室」は、市全体を見渡す立場から助言するのだそうです。これは、なかなか、いい仕組みではないでしょうか。
質疑を終わり、議会棟を見学させて頂きました
佐倉市庁舎は、1971年に竣工した黒川記章氏の設計です。議会棟は、議場が船の舳先をイメージした形でとても独創的です。目指す先は、印旛沼を向いており、事務棟を外から見ると、確かに、船をイメージしていることがわかります。
庁舎を後にし、少し回り道をして、開催中の佐倉チューリップフェスタの広大なチューリップ畑と風車の脇を通り、
http://www.city.sakura.lg.jp/0000000042.html
水泳授業を担当してくれているウスイスイミングスクールさんへ向かいました。
施設長さんより、お話しをお聞きしました。
たいへんなことなどありませんかとお伺いしたところ
- 授業としての水泳指導なので、教育課程に準ずるよう、先生方と綿密な打ち合わせと細かい資料を作成しているということで、やはり、手間はかかるようです。
- 1度に200名程度の生徒が入るので、水がたくさん出てしまうこと、濾過用のフィルターが頻繁に交換が必要になること
- 2校とも1学期の開催を希望されているので、コーチをどのように雇用していくか
- 費用的には、ぎりぎりで設定しているので、今後、最低賃金の値上げなども考慮し協議していくことになる
教育委員会の方もおっしゃっていた通り、非常に協力的な事業者さんなので、成立しているという部分はあるように思いました。公民連携の場合、民間の利益をまもることも一つの課題ではないかと思います。やはり、WinWinの関係でないと長続きしないと思うので、そこは、配慮しなくてはいけないところかなあと思いました。
ウスイスイミングスクールは、京成臼井駅の近くで、佐倉小学校からは、約6キロ離れています。スクールバスで20分程度かかるので、往復で1校時分が使われてしまうそうです。武蔵野市は、佐倉市の10分の1しかないので、もう少し時間短縮ができると思いますが、やはり課題であることは、同じですね。
京成臼井駅の近くには、臼井城址、太田道灌の弟(甥という説もあります)である太田図書助資忠<おおたずしょのすけすけただ>の墓などもありました。
臼井城址からは、印旛沼が望め、築城当時に思いをはせました。
佐倉市には、市役所近くに佐倉城址もあり、2つのお城があったなんてすごいですね。
近年では、ユーカリが丘の開発も興味深いところです。
議会事務局はじめ、視察を快く受け入れ、ご説明くださった皆様、ありがとうございました。佐倉市の公明党市議の皆さまともご挨拶出来、有意義な視察となりました。
心より感謝申し上げます。
柏の葉スマートシティを見学
2017-04-13
「公・民・学」の連携により開発が進み、次世代のモデル都市として注目されている、柏の葉スマートシティの見学会に参加して参りました。
秋葉原から、つくばエクスプレスで、30分という立地に、273haの区画整理事業として始まったそうです。すごい面積です!
これは、アメリカ空軍通信基地の全面返還とゴルフ場の閉鎖によるそうです。羽田、成田にも近く、高速道路も近くを走っているので、アクセスも抜群ですね。
座学で説明を受けた後
http://www.kashiwanoha-smartcity.com/
- スマートセンター: 柏の葉スマートシティの中核となるエネルギー管理システム
- KOIL:より創造的なビジネスの為の拠点となるオフィス空間
3Dプリンターやレーザーカッターという最新機器を時間貸ししてくれます
もちろん、使い方も教えてくれます
椅子1つ単位の貸しオフィス
椅子➡小さい部屋➡大きい部屋 と様々な段階のオフィスがあります
- 街のすこやかステーション:地域の健康を見守る総合健康施設
共有部分
小児歯科
遊び心満載のカフェ
- エネルギー棟:スマートグリッドの要となる施設
- かしわのはらっぱ・西口駅前通り:地域に暮らす人や働く人の憩いの場
災害時は、一時避難所にもなる広場
- プラザ:「大ケヤキの木」を中心にゲートスクエアの各施設をつなぐ交流拠点
蔦屋書店を中核とした生活提案型商業施設である「柏の葉TーSITE」(2017年3月オープン)
https://store.tsite.jp/kashiwanoha/
大規模開発の場合、エネルギーを有効に融通することが出来ることは、うらやましい限りです。武蔵野市も、クリーンセンターガスコージェネレーションが入ったことと、市の施設がクリーンセンター周辺に集中していることで、エネルギーを有効に使う方向に進めたことは評価に値すると思います。
また、柏の葉は、東大と千葉大が連携していることがとてもアカデミック
UDCK 柏の葉アーバンデザインセンターが、公民学の連携でまちづくりを考えているのはとても興味深い。
武蔵野市も5大学との連携があるので、更に、実践的な連携に進めるといいのではないかと考えます。
市政報告会を開催
2017-04-12
桜満開の中、3月定例会を終え、市政報告会を開かせて頂きました。
ご参加頂いた皆様ありがとうございます。ご協力いただいた皆様、ありがとうございます。
私からは、まず、一般質問で取り上げさせて頂いた、子育て世代包括支援センター(日本版ネウボラ)の設置推進について、なぜ、必要かということを述べさせていただきました。
「子育て支援は、日本を救う」で柴田氏は、日本の「子育て支援」は、先進26か国平均の半分程度であり、「就労支援」も低水準で、「現役世代向け社会保障」が極めて乏しい国であると分析しています。しかし、一方で、高齢者支援は、先進26か国の「平均並み」であることから、「現役世代向け社会保障」が乏しいのは財政難が理由ではないということがわかります。少子化が進む日本において、子育て支援の拡充は、重要な一手であると考えます。中でも、母子が一番守られなくてはいけない、産前産後の支援を、行政は、しっかりやらなくてはいけないと訴えさせて頂きました。また、この支援において、母子だけでなく、父親やきょうだいも含めた、「家族」全体と面談しながら支援を進めることが重要だと考えます。「子育てしてみたい」と思える社会にして参ります。
次に、公明新聞論説委員長の角田様より、ご講演頂きました。
公明党の成り立ちから、現在に至る歴史、その中で、都議会が果たしてきた役割などのお話しから始まり、公明党が、国政では、自民党と連立を組んでいるのに、都議会では、都民ファーストと連携することに対する疑問について答えてくださっておりました。
一つ大前提になるのが、制度の違いです。
国会は、議員内閣制で、議会と政府(内閣)とが分立した上で、政府は議会の信任によって存立する政治制度です。
一方、地方自治体は、二元代表制で、住民が直接選挙で、首長と議会の議員を別々に選ぶ制度です。首長の権限は予算や条例などの議案提出や人事など幅広く、議会は議案の議決などで首長の行政運営を監視します。
従って、国会の場合、与党VS野党ですが、地方議会は、首長VS議会となります。なので、行政運営で、失策があった場合、国会では政府の責任が問われますが、地方議会では、首長の責任が問われます。
こう考えると、国会においても、都議会においても、公明党の立ち位置は、与党の中で、改革を行う。与党の方向を民衆に向かわせる働きを担っているのではないでしょうか。
佐藤優氏の著書「佐藤優の『公明党』論」第6章の中で、
反体制的な革命を目指すのではなく、既存の社会システムを認めたうえで”体制内改革”を進めていくという趣旨の記載がある、これは、現在の公明党を明確に分析してくださっているのではないかと思います。
都民ファーストとの連携は、あくまで、都民ファースト側から、要請があったことです。
また、自民党都連との関係は、都政改革を前進させるためには根幹の部分で意見が食い違っているため、別の道を歩むことになりました。
公明党は、どこまでも「大衆とともに」の結党精神のとおり、どうしたら、生活者最優先の選択ができるかを貫いてまいります。