第三回地域公共交通会議が開催されたので、交通対策特別委員会のメンバーとして傍聴しました。
会議では町が住所との意見交換会や我が委員会との意見交換会を経て、先ずは全町でコミバスを走らせる方向でコースも少し修正されたものを案として提示し、委員から意見を聞く形で進められました。
住民の代表のメンバーからは住民ニーズの反映に不安が払拭できていない意見が多く聞かれました。交通関係者からは実証実験の目標時期から遡ってのスケジュールについての質問がありました。
住民ニーズはとても大切な視点ですが、その殆んどを反映させるのは難しいと思えます。住民の皆様にニーズの中で何をどう優先させていくのかとの視点をしっかり提案し住民の皆さんと丁寧に整理をしていくことが大切では思いました。
後程、町にもその旨を伝えました。
町は現在、地域公共交通会議を設置して、新たな公共交通について協議しています。
案として上がった交通手段としてコミバスとデマンド交通について、地域の住民に示し、意見交換会も実施していることを受け、委員会としてそれぞれの手段の利点や課題を見据え整理し、住民の意見を伺ったことを踏まえて、意見交換を行いました。
これまでの福祉バスとコミバスでは利点と課題が異なることも多く、公共性を重点に置くと、これまでの福祉的配慮が果たせないため、その分については福祉施策、サービスで検討していくことが望まれます。
バス停までの距離は更に広がることをどう、住民に理解してもらうか、何が良くなったのかを分かりやすく説明していくことも考えなくてはなりません。
なかなか、難しいですね。