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3月24日
 政策分析ネットワーク主催のシンポジウム「機能不全に陥る社会保障制度の課題」に参加しました。
 初めに、日本総研の調査部長、牧田健氏による「国に過度に依存しない社会保障への転換に向けて」と題した基調講演がありました。
 この後、日本放送協会NHKの解説員、竹田氏のファシリテーターで、内閣官房社会保障改革担当室の審議官、大島一博氏、経団連経済政策部長の岩村有広氏、日本経済新聞、上級論説委員の大林尚氏、メルリリンチ日本証券取締役副会長の林礼子氏をコメンテーターとして、ディスカッションが行われました。
 日本の福祉は中負担、中福祉の立場であるが、現在の状況は低負担であって、このままではこの保障制度は継続できないというのがほぼ、共通した見解でした。その上で、国として、企業として、そして個人として何ができるか、どうすればいいのか活発な意見が交わされました。
 私たちはサービスの向上を訴えますが、そこには財源が必要です。その財源には限りがあり、どう負担し、どう配分するのかはとても複雑で難しい。
 だからこそ、それぞれの役割分担をしっかりと考え、個人、地域でできることを我が事として捉え、行動していかなくてはならないと思いました。また、こうした事を一人一人に認識してもらえるよう取り組む必要があると思いました。

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瑞穂町 下野義子