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バックナンバー 2011年 12月

12月19日

 産業まつり実行委員会が開催され、まつりの決算報告と反省会を行いました。

 今年は、二日とも晴天に恵まれ、21000人に上る人で賑わいました。今年は、農作物も豊作で、立派な野菜が並びました。職員互助会では、東北の産物を販売し、好評を得ていました。

 大きな問題は上がりませんでしたが、自転車での参加者に課題があったとの指摘がありました。

 町の住民だけで楽しむ祭りなら、今のままでも良いかと思いますが、近隣の他自治体の方々の参加も望むのなら、もっとわが町の商協や商工会に所属するお店の商品などもアピールするブースを設けたり、町独自の特色を考えた催しを企画したり、他自治体にない魅力づくりを模索しては、と考えます。参考意見として、また、関係各位に話をしたいなと思いました。

12月17日

 特別養護老人ホーム、不老の里でもちつき大会があり、ボランティアとしてお手伝いに行きました。

 二本木町内会役員さんに誘われ、もちつきのお手伝いに行きました。家族会の男性と役員さんが、表で、薪でたいたお湯で蒸かしたもち米を木の臼でつき、女性がお持ちを小さくまとめ、あんこ、きなこ、黒ゴマ、おろし、納豆のまぶしました。ホームの皆さんや、家族会の皆さんと舌鼓を打ちました。

 晴天に恵まれ、暖かい日で、楽しい時間を過ごすことができました。入所の皆さんが、おいしいと言って、お代わりされるのを見て、心が温かくなりました。何人かの方は、もちつきもされました。

 来年も是非、お手伝いに来たいと思いました。

12月 16日

 都議会公明党・女性局医療健康プロジェクトのメンバーとして、都立小児総合医療センターを視察しました。

 このセンターは、都立清瀬小児病院、都立八王子小児病院、都立梅ヶ丘病院を移転統合し、小児に関する総合的な医療を提供しています。

 病床数561床(一般347床、結核12床、精神202床)あり、精神の病床も確保されています。隣には多摩総合医療センター(都立府中病院を全面改築)が設置されており、中央に総合周産期母子医療センターがあり、緊急を要する母子が搬入されると、即、母親は多摩総合に、赤ちゃんは小児総合で治療を受けられるように整備されています。

 多摩総合の屋上にはドクターヘリの離発着場が設置されています。地下には、新生児用と小児用の2台のドクターカーも装備されています。

 近年、発達障害をはじめ、不登校、児童虐待など、精神にかかわる問題が多様化しており、児童精神科の需要が増大しており、梅ヶ丘からここに勤務された副医院長は心と体の両方を治療できる、心療小児に取り組む小児総合の果たす役割がますます高まっていると語りました。

 また、多摩地域の総合医療施設として、地域の医療機関と連携を図り、心のケアと小児医療を進めることを目指すとしています。

 これからも、我が町が出資する福生病院とも連携を密にし、子どもと共に住民の命を守る使命を果たしていってもらいたいと強く願うものです。

 

12月 13日

 参議院議員会館で公明党女性防災会議が行われ、参加しました。

 公明党の井上幹事長、国会議員の古屋範子さんのあいさつの後、「3.11から見えてきたもの」と題し、講演会が行われました。講師は、もりおか女性センター長の田端八重子さんです。田端氏はNPO法人参画プランニング・いわてを設立し、もりおか女性センターの指定管理を委託され、現在運営をされています。

 このセンターでは、女性の経済的自立を目指し、情報・講座・交流・相談事業を展開されています。特に、近年、「夢を形にする講座」と防災講座に取り組んできました。

 今回の震災では、被災したのは盛岡市にあるセンターで勤務中の事で、直後停電になり、今までの社会を支えてきた機能が全く使えない状況出会ったそうです。IT機器も携帯も、公共交通もすべて麻痺。

 盛岡から、津波による被災地まで行くのには、往復200キロを要し、往復の燃料を確保するのに2週間かかったそうです。被災地では物資は4日間全く届かなかったとの事でした。また、認定された大きな避難所は、早くから支援の手が届くようになったそうですが、個々にとりあえず避難した小さな避難所は、現地で被災した町職員が足を使って、一つ一つ探し出してようやく見つけたそうで、支援が届くようになるまでに2週間かかったのが実態でした。

 また避難所によって大変な格差もありました。非常時と言うことで、管理者が「皆家族、皆一緒」と判断しがちで、女性や高齢者、障がい者に対する気遣いがなされないことが大きな要因でした。

 男性のボランティア作業には賃金が発生しますが、女性の配膳などのボランティアは無償という、男女格差もありました。支援金メニューの伝達が丁寧に行われなかった事が原因だそうですが、現場の職員が多忙すぎることを理解しきれない国や県の職員の認識不足によるものだったそうです。

 非常時に、できるだけストレスを少なくし、生きる力を保つためには、今回の震災を教訓にさせて頂き、日ごろからそうした配慮がされた訓練が必須との事です。また、被災地の回復は、「人の力」を回復させることで、人の力を回復させるには「非日常」を「日常」にしていくことと語られました。

 現在、センターでは、女性に、安否確認を兼ねた買い物代行事業を展開し、経済的自立に向けた支援を行っているとの事でした。

 女性の目線での防災は、だれにとっても優しい、ストレスを軽減できる物になると実感できました。公明党では、各自治体の女性の目線を取り入れた取り組みの調査を全国的に展開しました。防災の見直しが進められる今こそ、女性の視点を活かされるよう、しっかり働き掛けをしていきたいと思いました。

12月 12日

 栗原町内会と「公害防止協定書」を交わしている東京製油協同組合(富士化学)との年1回の定期協議会に参加しました。

 この協議会は、協定に基づき、年1回開催され、今回で7回を数えます。

 臭いという課題に対する取り組みがその主な協議ポイントです。

 企業側は、今年度、その燃料にガスも導入することとし、工事を行ったとの報告を行いました。大震災を受け、重油の確保の困難さを体験し、災害に備えた、また、節約にも対応するための取り組みとの説明でした。年々、臭気に対する取り組みは効果をあげ、初期から比べれば大きく改善されてきました。このことは、住民も認識し、評価をしていました。ただ、工事期間中、臭気が発生する事についての報告が、町を通す事を強調するので、自治体側は直接連絡して欲しいと要望しました。(平行線でした)

 少なくなったとはいえ、依然、何とも言えない臭気が、住民の生活を脅かしていることは事実であり、今後も、積極的に、誠意をもって取り組んで欲しいと思いました。

 こうした協議会が定期で行われることは、大変重要な事と思います。

 

12月 7日

 総務産業建設委員会が行われました。

 陳情審査と所管の事務事項の審査を行いました。

 陳情では、前議会からの継続の物と、新たに「拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める陳情」を審議しました。前者は、その基になる施設が存続できないことから、不採択になりました。後者についても、現在、リサイクル法を推進しており、デポジット制度には課題も多いとの意見が多く、不採択になりました。

 私としては、生産者責任は必要不可欠の制度と考えます。現在、ごみの問題は、自治体が主体となって減量化とリサイクルを進めていますが、生産者側にもごみを出さない取り組みを求めていかなくては、狭い日本、行き詰まりが来ると考えます。デポジット制度も、その方向性は、国民の意識の中に必要と思います。ただ、この方法が進まず、現在のリサイクル法が先行した課題として、保管場所の確保や住民の手間が増えることが挙げられます。国民は、利便性や簡単に取り組めるシステムを望む傾向があり、デポジット制度はそれに逆行する面があるからです。こうした課題への取り組みを踏まえた上で進めると良いと考えます。(そこで、趣旨採択としました)

 この後、所管の事務執行状況についていくつか質問をしました。

 駅西の区画整理事業の進捗状況と共に、補正予算が必要だった利用についてや最近問題になっている自転車事故の町での状況と対策、企業の融資状況から町の景気動向をどう判断しているかなどを質疑しました。

 年末に向けて、事故や火災を予防する取り組みも促しました。

 

 

 

 

 

 

 

12月 3日

 定例議会3日目、23年度補正予算が提出されました。今回、多くの公共事業の契約差金が計上されました。入札における落札率が低ければ、差金が多く出ることになりますが、私は、町内の事業者の参入や多くの企業が実績を作れる機会の拡充も勘案し、余り低くしない落札率の設定が必要ではと考えます。補正予算について、私も4問の質疑を行いました。

 長岡コミセンの近くの道路の認定が提案されました。前振りが何もなく、突然の提案でしたので、幾人かの議員から質問がありました。私は、この道路が整備されれば、一般車輌が二中の東西をなす狭い通学路の通り抜けがなくなると思われるので、学生の安全がより確保されると思われます。地権者の方に感謝したい思いです。

 来年事業が着手されることになります。

12月 3日

 スカイホールの大ホールで、青少年の主張として、優秀賞の意見発表会が行われました。

 小学生の部、中学生の部、高校・一般の部から選ばれた優秀賞の方々の発表がありました。

 今回は、3,11、東日本大震災の体験を基にした意見が多くありました。怖かった思い、かわいそうと思う気持ち、何か自分にもできることをしたいとの力強い思いが語られました。また、将来の夢を強く語ってくれた子もいました。

 あんな広いホールで、落ち着いて、堂々と語る姿に感動しました。正直なところ、小学生がみんな素晴らしかった。中学生も良かったけれど、小学生に比べ、少し、覇気が足りないような気がしました。

 今回は、農芸高校の生徒さんの他、町の企業の若手社員のほか、教員からも応募があり、嬉しく感じました。また、発表者の保護者や学校関係者の他に、生徒さんらが多く参加してくれたことも嬉しい事でした。

 思いを文字にし、声に出す事の難しさと共に、その大切さを若い青年の皆さんが感じとってくれると良いなと思います。今回で27回との事ですが、今後も是非続いて行われると良いですね。

12月 1日~

第4回定例議会が始まりました。

初日は諸報告(一部組合議会報告、各常任委員会視察他)から始まり、一般質問が行われました。

今回は12名17件の一般質問が提出され、私は7番目、2問を町に問いました。

「産後ケア事業の更なる拡充を」

 この問いでは、産後赤ちゃんの育児不安を抱えるお母さんの手助けの拡充策として、ショートステイやデイケアを実施し、母子の体調管理の他、授乳指導や沐浴指導など、初めての育児の応援を専門の手を借りれる体制を求めました。町としては、なかなか、そうした専門家との連携は難しいことや経費の問題、需要がどれくらいあるかも未知であることから、現在の支援の充実を図ることを答弁としました。

 課題については、理解ができますが、答える方がすべて男性なので、客観的な理解と言うか、母親の産後の精神的不安定や育児不安の実態が本当にどういうものか分かってもらえてないと実感して、思わず悲しくなりました。4人も子どもを持つ私でも、初めての時は、2週間泣きっぱなしで、子どもを死なせる気がして怖くて触れなかったくらいでしたが、こんなことは、体験しないと分からないんでしょうね。

 是非、母子訪問の充実を図ってもらいたいですね。

 

「子宮頸がんワクチン接種事業の拡充を」

 本年度、中1から高1相当の女性を対象とする子宮頸がんワクチンの公費助成が導入されましたが、対象を外れたお子さんを持つお母さん方から、是非少しでも助成があれば、との声を頂き、なんとかできないかを町に問いました。

 町からは、国が早々、この取り組みに対する補助方針を変えようとしていることから、次年度からの実施も大きく影響を受けるとして、対象外は当然無理との残念な答弁がありました。

 国がどうであれ、町独自でも絶対継続し、将来ある女性の命を助ける一助を実行して欲しいと切に願います。医療費が増加している今、予防事業は絶対拡充すべきです。町の消極的な答弁には少々がっかりでした。(来年の予算がまだ、未確定な時期でもあり、予算を伴う発言は難しかったでしょうが・・・)

 今回の事業は、公明党の予算要望の事業にもしっかり挙げており、今後も、取り組みを働きかけたいと思います。

11月 27日

 長岡コミュニティーセンターが開所しました。

 長岡地域の住民のお声を頂きながら、ようやく開所の運びとなりました。道路と公園はまだ整備が残っていますが、センター(建物)は完成し、町長をはじめとする町職員、地域の方々、各種団体の方々、議員が参集しました。

 初めに、アンネのばらの植樹が行われ、その後、ホールで長岡お囃子連の皆さんによるお囃子で始まり、式典が行われました。それから、館内の自由見学、締めは2中の吹奏楽の演奏でした。

 このコミセンは、地域の方々の強い要望で、体育館機能が施されたホール、健康機器が整備されたトレーニングルームの他、二小横から移動し、拡充された長岡図書室が設置されています。2階の和室は、災害時避難所機能が付加されています。

 町で3番目のコミセンだけあって、住民により寄り添った地域コミュニティの場になっていると思いました。図書室ではパソコン(持ち込み)も使えるし、学習スペースも確保されています。小学校からは距離が離れてしまったことは残念ですが、機能は大きく拡充されているので、たくさんの人に利用して欲しいと思いました。また、太陽光発電システムも設置されており、環境学習の場としての役も果たしています。 今後、道路が整備され、公園も整えられます。

 私の地域にある元狭山コミセンも開所して5年、利用団体も増え、地域の方々からの認知も進んできました。子どもたちは、学校の近くでもあり、公園の近くでもあるので、比較的気軽に出入りしていますが、各種団体に所属していない方々が気楽にくつろげるまでにはなっていません。でも、長岡コミセンは、トレーニングルームや図書室など、個々に利用できるスペースがあり、もっと早く、地域に根付くと思います。素晴らしい施設として、多くの方に親しまれる施設になってほしいです。

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瑞穂町 下野義子