9月 20日
第五小学校で公開授業が行われ、午後、1年生対象に、「動物ふれあい教室」が行われました。東京都教育委員会が推進している教室で、多摩地域では、ここ五小で実施されたそうですが、大変良い取り組みと思いました。
鶏とうさぎとのふれあいを行いましたが、まずは、動物のお医者さんが、言葉を話さない小動物とのかかわり方や、気配りなどについて、映像を利用して教えてくれました。相手を思いやること、優しく接することなどです。その後、一人ひとり、順番に、座ったところにタオルをかけ、そっと鶏をだっこしました。優しくなでたり、羽をさわったりしました。
はじめは恐る恐る、触れていましたが、優しくすれば、鶏も静かにおとなしく抱かれていて、ていねいに、じょうずに抱っこできていました。次に、うさぎも抱っこしました。
動物のふれあいと言うから、モルモットやうさぎにふれる、出張動物園を想像していましたが、キチンと命の大切さや、相手の様子から相手の気持ちを思いやることを、小さな動物の手を借りて、学ぶ授業でした。
その後、保護者に向けて、動物を飼育すること、かかわることの大切さを、取り組んでいる学校とそうでない学校の子どもたちの成長例を通して語る時間が設けられました。クラスの半数くらいの保護者の参加があり、とても心に残る話が聴けました。きっと、お母さん一人ひとりの心にも、大切な何かが残ったと思います。
人とのかかわりが薄れつつある昨今、コミュニケーションがうまくできない子ども(人)が増えているといわれていますが、小さな命を預かり、責任を持って育てることが、大変心を育てる効果があることに、改めて気付かされました。係の仕事にしない、だれもが、学校の休みの時にも、かかわること、命の営みに休みがない事を知り、命の重さを知ることができると、獣医さんはおっしゃっていました。
瑞穂の各学校でも、小動物を飼育していますが、高学年だけでなく、早くから、みんなでかかわることの大切さを是非伝えたいと思いました。
9月 4日
瑞穂町一斉に、防災訓練が行われました。
元狭山地域は、通常、第三小学校で行われますが、今年は、工程の芝生化工事のため、3地域に分かれての実施でした。二本木は、新しくできた、防災広場での実施で、私は、災害時はまず、自助、続いて共助が大切ですから、実践をと思い、放送がなると、隣近所のお宅に声をかけて安否確認と参加を促しました。
今回の訓練では、ボランティア活動についてや、自転車を使っての避難所間の連携が新しい企画でしたが、その他は、例年通りの内容でした。
大切だけれど、毎年同じだと、実践体験者も少なくなるので、家にあるもの(タオルや物干しざおなど)を使っての訓練にするなど、工夫がほしいなと思いました。
広場には、仮説トイレや、炊き出し用の大なべ等も保管されているので、それらの利用も試すこともいいのでは、とも思いました。
担当課には、感想として、お伝えしました。今回は、町として今まで以上の参加があったそうです。大震災の影響は大きいですね。しっかり、教訓にしていきたいです。
8月 30日
新宿の京王プラザホテルで、公明党の議員研修会が行われました。
今回の内容は、「放射線とがん」について、がんの高精度放射線治療の専門医である、中川恵一氏の講演でした。
東日本大震災で、福島原発事故が起き、全国の住民が不安な日々を過ごしています。がんの専門の中川氏は、放射線被ばくとがんとの関係を、医者の立場で語ってくれました。
「放射能は大変怖いものです。しかし、正しく知り、正しく怖がりましょう」とのお話がありました。
日常に存在する自然被ばくの量や、今回の事故による放射能の量、被爆の量と、発がんとの関係など、医師の視点からの見解をお聞きすることができました。現在、東京で観測されている量より、喫煙による被ばくの方が多いとか、野菜から放出されている被ばく量と変わらない数値であるなど、とても驚く話もありました。
ただし、放射線が危険であるころには変わりなく、できるだけ、被ばく量を減らす施策が大切であることも認識しました。子どもが甲状腺がんになったチェルノブイリの話は、政府の対応の悪さと、子どもの成長に必要な要素として放射線が多く取り込まれた事が原因にあるとの事でした。日常的に、海藻類等を多く摂取していれば(その栄養が足りていれば)、放射線が取り込まれる可能性も低くなるとの事でした。
何にせよ、今回の災害は、本当に大変なことだと改めて感じました。そして、国と東電に対しては、できる限り、正確な情報を提供する事と汚染被害の終息に全力で取り組む事を望みます。私たちも、正しい認識をもって、風評に惑われず、支援をしていきたいと思いました。
8月 24日
今年度の研修の最終講演会にも参加できました。
今日の内容は、現場の先生や、関係者の方向きと思いました。発達障害の定義の確認から、特徴を理解し、どう指導するかなどのお話でした。
こうした話を、周りにいる子どもたちの、親御さんたちに聞いていただき、コミュニケーションの上手くできない事を理解し、手助けしてもらえるよう、子どもたちに話してほしいなあと思いました。
支援の必要な子どもたちは、理解が進まないと、変わった子ども、話の通じない子ども、空気が読めない子どもなどと誤解を招きやすく、いじめにつながったり、不登校を誘発したりするケースもあるといわれます。
わが町で、そんな子供を出さないためにも、先生方をはじめ、多くの保護者の理解と協力がすすむと良いなと説に願います。