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バックナンバー 2014年 2月

 昨年末、公明党が提出した予算要望にに対し、2月25日(火)町長から回答をいただきました。

今回要望した全65項目に対し、

平成26年度予算案に、新規または拡充して計上されたものが3項目。

26年度予算案に反映されたものが14項目。

26年度予算案には反映しないが、要望に留意して事務を進める項目が19項目。

平成27年度以降の予算要求を検討するとされた項目が3項目でした。

これを合計すると39項目で多くの要望が一歩前進しました。

そのなかで、一般質問やさまざまな機会に取り上げ、予算要望でも何年間も要望し続けてきた「各地域にお年寄りの居場所づくりの推進」では、晴れて今年3月、殿ヶ谷地区に「寄合ハウスいこい」が完成し、16日には開所式が行われます。

26年度予算には、その運営費が計上されます。

また、「保育園・幼稚園の保育料の就学前1年間の無料化」については、無料とはいきませんでしたが、補助基準額、多子世帯の所得制限の見直しを行い、補助額が増額される予定です。

今回要望した項目については、今後も一般質問等で取り上げるなど、実現をめざしていきたいと思います。

2月12日(水)午後2時から、奥多摩町文化会館で第38回「西多摩郡町村議会議員大会」が開催されました。

今回、私は瑞穂町の代表として「超高齢社会を豊かに生きるために」と題して意見発表しました。

発表原稿の全文は、議会質問のページに掲載してあります。

よかったらご覧ください。

 1月31日(月)、町と議会共同で、東京都都市整備局、JR東日本・東京工事事務所、JR東日本・八王子支社に対し、要望活動を行いました。

都庁、都市整備局に対しては、「多摩都市モノレール箱根ヶ崎延伸の早期事業化について」の要望書を提出しました。

現在、上北台から箱根ヶ崎までの青梅街道の拡幅工事に向けた用地買収も進められており、1日も早いモノレール延伸を望むところであります。

要望活動には、林田、島田両都議会議員にも同席していただきました。

JR東日本・東京工事事務所(新宿)に対しては、「JR八高線に関する要望書」を提出しました。

JRは、平成22年、車両基地の建設及び拝島~箱根ヶ崎駅間の複線化計画を当面着手しないと発表しました。

このことについては、町として容易に容認できるものではありません。

新駅の設置、車両基地の建設及び複線化の実現による利便性の向上を要望しました。

最後に、JR東日本八王子支社に対し「JR八高線に関する要望書」を提出しました。

要望事項は、1、朝夕のラッシュ時、17時、18時代と24時代の運行本数の増発。

        2、東京方面直通電車の上下線増発。

        3、箱根ヶ崎~金子駅間に新駅の設置。

        4、東福生~箱根ヶ崎駅間に新駅の設置。

        5、車両基地及び拝島~箱根ヶ崎駅間の複線化計画の早期実現。

        6、地方交通線から幹線への昇格(運賃格差の是正)。

一日も早く実現できるよう、今後も公共交通特別委員会で活動してまいります。

 1月27日(月)、瑞穂町公明党会派で、高知市の「チャレンジ塾における学習支援」を視察しました。

生活保護世帯の子どもたちが大人になって再び保護を受ける「貧困の連鎖」を断ち切るためには、自治体での取り組みが必要と考え、この視察先を選びました。

高知市では、生活保護世帯等の中学1年生から3年生までの生徒に対し、学習の場を設け、学習支援や進学支援行っています。

高校への進学率を高め、生徒が将来への希望を持って進路を選択できることを目的としています。

具体的には、市内5か所でチャレンジ塾を開催しています。

教育委員会が所管しており、委託された「高知チャレンジ塾実行委員会」は、学習支援員の確保、教材の提供、塾運営の支援、個別の学習支援などを行っています。

学習支援員はボランティアで、教員OBや大学生、地域の方などが務めています。

学習支援員は5か所で70人。各会場には1名の安全管理員がいます。

また、健康福祉部が所管する就学支援があります。

「就学促進支援員」が生活保護世帯を訪問し、高知チャレンジ塾への参加を促します。

高知チャレンジ塾は、学習の場所以外に不登校児童の居場所としての機能も合わせ持っています。

24年度の実績は、登録者336名中、生活保護世帯の生徒は106名。

そのうちの3年生は43名。中学卒業後に進学した生徒41名でした。

25年度は、さらに塾の数を倍の10か所に増やして実施しているそうです。

町でも、このような事業が実施できるよう取り組んでまいります。

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瑞穂町 小川龍美