5月29日(水)、2時30分から町内6か所で街頭演説を行いました。
場所は、町営住宅、栗原集会所、ジョイフルホンダ前、吉野橋、中央橋、狭山池公園の6か所です。
今回の街頭演説では、7月の参院選に向けて公明党が発表した重点政策について訴えさせていただきました。
内容は、3つの柱です。
第1の柱は、大震災からの復興と福島の再生、防災・減災対策の推進です。
被災地の復興に向けた課題はいまだ山積しており、被災地の要請に十分応えきれていないのが実情です。
公明党は早期に復興の道筋をつけるとともに、原発事故の真の収束を進めてまいります。また、将来予想される災害に備えた防災・減災対策を着実に進めてまいります。
第2の柱は、生活の中で実感できる経済の回復です。
昨年末の自公連立政権発足以来、進めてきている財政出動と金融緩和の効果を機動力として、これからの成長戦略を具体化して、民間の投資や消費を促し、実態経済の回復を図ってまいります。
第3の柱は、社会保障の充実と教育の改革です。
昨年、社会保障と税の一体改革関連法が成立し、年金受給資格を25年から10年に短縮するなど大きな成果を得ることができましたが、公明党は引き続き、年金・医療・介護・子育て支援の充実にリーダーシップを発揮して取り組んでまいります。
また、いじめ問題や教育委員会制度の見直しなど教育改革に取り組んでまいります。
6か所の街頭演説のほか、遊説カーで町内全域を回りました。
5月11日(土)。
午前中は第4小学校のPTA総会、午後は読書会、夜は武蔵野自衛消防隊の総会・懇親会の出席しました。
読書会は毎月第2土曜日、14時から長岡コミセンで開催されています。
昨年までは、前町長が毎月推薦図書を紹介して下さり、その本を読んでみんなで感想を語り合っていましたが、約1年前に引退され、その後は読書会メンバーが持ち回りで、自分が読んだ本を紹介しています。
今月は私の番でした。2冊の本を紹介したので、その抜粋を掲載させていただきます。
「 世界がもし100人の村だったら」 池田香代子 再話 C,ダグラス・ラミス 対訳
この本に出会ったのは、10年くらい前になるでしょうか。はっきり覚えていませんが、当時とても話題になり、中・高生だった娘たちといっしょに読みたいと思い買ってきました。
環境問題に警鐘をならしてきたドネラ・メドウズ博士の1篇のエッセイが、インターネットの海に投げ込まれました。
Eメールという手段で世界各地をサーフィンしながら、ひとつのメッセージへと結実していく。そうして生まれたのが「世界がもし100人の村だったら」です。
「世界には63億人の人がいますが、もしそれを100人の村に縮めるとどうなるでしょう」から始まります。
読み進んでいくと、「20人は栄養がじゅうぶんではなく、1人は死にそうなほどです。でも15人は太り過ぎです。
すべての富のうち、6人が59%をもっていて、みんなアメリカ合衆国の人です。
74人が39%を、20人がたったの2%を分けあっています。
すべてのエネルギーのうち、20人が80%を使い、80人が20%を分けあっています。
75人は食べ物のたくわえがあり、雨露をしのぐところがあります。でも、あとの25人はそうではありません。17人はきれいで安全な水を飲めません。
村人のうち1人が大学の教育をうけ、2人がコンピューターをもっています。けれど、14人は文字が読めません。」 と衝撃的な文章が続きます。
私たちは、日本に暮らし、このような毎日の生活が当たり前だと思っています。
でも、そうではないことを、この本は、地球を100人の村というだれでもわかる単位に置き換え、世界のさまざまな現状を認識させてくれます。
「 戦場から女優へ」 サヘル・ローズ
私がサヘル・ローズに出会ったのは、3~4年前の瑞穂第4小学校での講演会でした。
当時、彼女はすでにテレビやラジオで活躍していたようですが、私はその存在を知りませんでした。
講演会で、彼女はこれまでの人生を語ってくれたのですが、それはとても衝撃的なものでした。
彼女は1985年10月21日、イランの小さな町で11人兄弟の末っ子として生まれました。
そこはイラクとの国境の近くにあり、イランの中でも最も危険な場所のひとつとされていて、絶えず紛争に巻き込まれていました。
1989年のイラン・イラク戦争での空爆により、住んでいた村が全滅。
彼女は村でただ一人生き残り、4日近くたった時、ボランティアの女学生に救出されます。
その後、孤児院に入りましたが、1年後、この女学生に養女として引き取られます。
この女子学生は、裕福な家庭に育ち、何不自由ない生活を送っていましたが、独身の身でサヘルを引き取ったことにより、両親から勘当されてしまいます。
二人は日本で働く婚約者を頼り来日。しかし、「連れ子」の存在が原因で二人は離別。
公園でのホームレス生活が始まりました。スーパーで1袋50円のパンの耳を買ってきて二人で分けて食べ、公園の水道で体を洗う生活を送ります。
その後、学校生活では、クラスメートからいじめを受け、死ぬことも考えたと語っています。
高校生の時、知人との偶然の出会いから、ラジオ番組のレポーターに。その後テレビ朝日の「スーパーJチャンネル」のレギュラーレポーターに抜擢され、テレビ、ラジオ、CM,舞台と活躍の場は広がっていきます。
今の彼女があるのは、血のつながりがないにもかかわらず、どんな困難にも負けず、深い愛情でサヘルを育ててくれた母の存在です。
常に、自分を犠牲にしてでもサヘルの事を第一に考え、大切に育み教育してきた母ローズには敬服します。サヘルは、最後に語っています。
「たぶん私は、伝えるために生かされたのです。一生涯、戦争の悲惨さを訴え続けていきたい。
最初はわずかな一歩でも、継続していけば、やがて世界が変わるかもしれない。
神様、私に母を与えてくれてありがとう。」 と。
先日、テレビで彼女が語っていました。
「私は、1年に1回は世界を旅することにしている。日本にいるとこの生活が当たり前に感じてしまう
が、世界を旅することによって、大変な国々を自分の目で見、肌で感じ、正しい認識に立ち返る」 と。
5月10日(金)、スポーツ祭東京瑞穂町実行委員会第4回総会に出席しました。
これまで長い間準備を重ねてきましたが、いよいよ開催の年を迎えました。
開催日まであと140日です。
議題の報告事項では、新年度に当たり、12名の委員・役員の変更がありました。
私も、厚生文教委員長から副議長の立場での委員となりました。
町長挨拶の中で、デモスポ行事として、瑞穂町と武蔵村山市ではウォーキングが、福生市ではスポーツ体験塾が開かれるとのお話がありました。
各専門委員会では、それぞれ具体的な内容が決定され準備が着々と進んでいます。
町のアピールにもつながる「スポーツ際東京」です。
「おもてなしの心」で、みんなで盛り上げていきたいと思います。
5月8日(火)、回答書を受け取りました。
このたびの署名及び要望書に対し、町の防災・減災に関する現況及び、取り組み姿勢をお知らせし、回答とします。
橋梁は、残堀川を中心に架橋した18橋がありますが、設置年度も新しく、耐震基準を踏まえて建設されたもので、強度不足を疑われるものはありません。
公共施設については、学校の耐震改修は全て実施済みで、今後非構造物の耐震性の向上に努めます。
公共施設全般については、昭和56年の建築基準法改正以前の建物から順次、耐震性を確認しているところです。
今般、役場庁舎一部の耐震性が脆弱であることが判明したので、該当部分を建て替える予定です。
また、本年度は、地区会館の耐震診断を実施します。
下水道など、地下に埋設された施設は、耐震診断も含め、改修計画に沿って順次維持管理・更新をしていきます。
瑞穂町では、道路などの社会インフラ整備の歳出総額に占める割合は、平成14年度から毎年平均18%台を維持してきました。計画的な投資効果が得られるよう投資額の平準化を維持しているためです。
今後も、予測性と計画性を重視し、修繕・補修を含めた公共施設全般の機能維持と安全性の確保に努めてまいります。
5月8日(水)、平成25年第1回瑞穂町議会臨時会が開催されました。
今議会では、専決処分の承認について(平成24年度瑞穂町一般会計補正予算)、平成25年度一般会計補正予算が審議、承認されたほか、正副議長選挙、常任委員会委員の選任、議会運営委員会委員の選任、2つの特別委員会委員の欠員補充、一部事務組合議会議員の選挙などが行われました。
正副議長や常任委員会の委員などは、瑞穂町議会の慣例で任期が2年となっており、今年が改選の年です。
今日の臨時議会で、私は副議長の任を拝命しました。
微力ではございますが、住民の皆様の負託にお応えできるよう、石川議長を補佐し、公平・円滑な議会運営に努めてまいります。
また、総務委員会委員、公共交通特別委員会委員、斎場組合議会議員、議会だより編集委員会委員となりました。
それぞれの委員会でチェック機能を果たすとともに、様々な課題に取り組み、住民の皆様の要望を実現できるよう頑張ってまいります。
議会終了後全員協議会が開催されました。
ここでは、(1)役場旧庁舎耐震強度不足に伴う仮庁舎への移転計画について
(2)瑞穂町産業振興ビジョンについて
の2点について説明がありました。
仮庁舎移転については、10月31日までに役場北側(現駐車場)に仮庁舎を設置し、建設課・都市計画課・産業課・管財課が順次仮庁舎へ移転する予定です。
今年4月に完成した産業振興ビジョンでは、農業、商業、工業の3つの基本産業に観光を加えた4つの産業の振興を目指します。瑞穂町の産業という大きな枠組みで検討し、産業全体の方向性を示すものとして策定されました。