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10月30(火)・31(水)日、基地対策特別委員会の委員として山口県の岩国基地を視察しました。

岩国飛行場は、総面積7.924平方キロメートル、米海兵隊岩国航空基地と海上自衛隊岩国航空基地として共同使用されており、米軍関係者5,160人(家族2,230人含む)、基地従業員1,191人、海上自衛隊員1,600人が働いています。

初日は、岩国基地のほぼ全景が見渡せる3地点から基地を視察しました。

岩国基地は、山口市内を流れるの2本の川に挟まれた三角州の海上に面した場所にあり、騒音被害を軽減するため、H22年5月に従来の滑走路を更に1km沖合に移設し、新滑走路の運用が開始されていました。

今年7月には、オスプレイを積んだ輸送船「グリーン・リッジ」が岩国基地港湾施設に入港、12機のMV-22オスプレイが陸揚げされました。

10月6日普天間基地への移動が完了するまで、たびたびマスコミで報道されましたが、オスプレイが止まっていた場所や反対運動が行われた場所も確認できました。

沖縄へ配備後も、岩国基地へ2回飛来・着陸があったとの説明がありました。

翌日は、市役所内で「防衛施設周辺整備事業や交付金・補助金について、騒音被害や防音工事について、基地と住民との交流などについて」説明を受けました。

米軍再編では、岩国基地に厚木基地の空母艦載機部隊(第5空母航空団)が移転の予定で、再編交付金は合計149億5,000万円。わが町の11億6,000万円の約13倍にも相当します。

第5空母航空団移転のための家族住宅や様々な施設の建設予定地周辺も視察しました。

また、岩国基地では、軍民共用化を推進し、今年12月13日に「岩国錦帯橋空港」が開港します。

岩国・羽田間にANA便が就航し、1日4往復のダイヤが組まれています。

街のあちこちに錦帯橋空港開港を祝うポスターや垂れ幕が掲示されていました。

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瑞穂町 小川龍美