3年前に救命技能認定証(自動体外式除細動器業務従事者)を取得しました。
ここで3年が経過するため、再度、救急救命講習会を受講しました。
今回は4時間コース。
救命処置とは、傷病者の命を救うために行う「心肺蘇生」、「AEDを用いた除細動」、「気道異物除去」の3つの処置をいいます。
まずはじめに心肺蘇生の講習を受けました。
胸骨圧迫と人工呼吸を併用した心肺蘇生です。
胸骨圧迫では、圧迫の強さは、胸が少なくとも5cm沈むまで、圧迫の速さは、1分間に少なくとも100回のテンポで行います。
人工呼吸は、気道を確保し、胸の上りが見える程度に2回息を吹き込みます。
基本的には、胸骨圧迫30回と人口呼吸2回の組み合わせを絶え間なく続けます。
次に、AED(自動体外式除細動器)による救命を学びました。
除細動とは、「突然の心停止」の原因となる重傷不整脈に対し、心臓に電気ショックを与え、心臓が本来持っているリズムに回復させるために行うものです。
AEDの使い方を学びました。
電源を入れると、使用方法をAEDが音声メッセージで指示します。
指示のとおりに行えばいいのですが、やはり何回か練習しておかなければ、とっさのときに使うのは、むずかしいと思いました。
最後に気道異物除去を学びました。
今回は、理論は当然ですが、徹底して実技を学びました。
そして、それが本当に身についたのか、最後にペーパーテストを受けました。
4時間コースでしたが、大変充実した講習会でした。
いざという時に生かせるよう頑張りたいと思います。