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バックナンバー 2011年 10月

 10月26日(水)厚生文教委員会のメンバー全員で、小学校5校の放射線量を測定しました。

町でも、毎週水曜日に全小中学校の放射線量を測定しホームページに公開おり、これまで安全な数値が出ています。

しかし、町の測定場所は校庭の真ん中1か所だけなので、吹き溜まりや雨どいの下などのホットスポットが気になります。

今回、8人の委員が2班に分かれ、全小学校を数か所ずつ、地面から5cmと1mの高さを測定しました。

HORIBAの比較的安価な測定器を使用したので、全体的には町の数値より高目の結果がでましたが、、0.05マイクロシーベルトから0.12マイクロシーベルトの間がほとんどで、問題ない数値でした。

ただ、2か所気になった所がありました。

1か所は4小の校庭南角、土が盛り上がった場所で、地上5cmを計ったところ0.21マイクロシーベルトの数値を示しました。

私たちが計った後、念のため教育委員会が同じ場所を計ったところ、5cmの高さで5回の平均値が0.18マイクロシーベルト、1mで0.10マイクロシーベルトという結果が出ました。

他より高い数値で気になりますが、0.24マイクロシーベルト以下は基準値以内だとの話がありました。

今後も注意を払っていきたいと思います。

もう1か所、0.2マイクロシーベルトを超えたのが、3小の雨どいの下、集水桝に溜まった泥の上です。

ただし、ここは地面より深くなっていて金属のふたがかぶっているため、子どもたちに影響はなく、地面から1mの高さでは0.07マイクロシーベルトという低い数値でした。

全体的には、校内の隅にある花壇や植え込みの土のところが高い数値を示していました。

このたび芝生化された3小の芝生の上は0.57と低い数値でした。

今回は、子どもたちが毎日生活する学校を測定しましたが、次の機会には子どもたちの遊び場である公園も測定したいと思いました。

 今日、午前中は公明党の3人で24年度の予算要望の打ち合わせ。

去年の予算要望の結果をチェックしていたら、実現できたもの、近いうちに実現でそうなものがいくつもあった。

今日は3分の1くらいしかチェックできなかったが、その中でも、「子宮頸がん・肺炎球菌ワクチンの公費接種」、「障がい者生活支援センターの設置と相談体制の拡充」、「生活習慣病予防のための特定健診受診後の指導の充実」などが実現。

これから、ころぼっくるに「就労支援センター」が設置されるなど、「障がい者(発達障がいを含む)の就労支援体制の確立」が大きく前進していた。

24年度の予算要望もしっかり協議を重ね、皆様の声を実現できるよう頑張ります。

午後は、産業まつり実行委員会に出席。

産業まつりは11月12・13日に開催されますが、今年は商工会40周年記念の宝くじが販売されます。

また、毎年大人気の「苗木の配布」も、ガクアジサイ・きんもくせい・温州みかん・ブルーベリーなど8種類2000本の苗木を用意。

去年に引き続き農大の大根踊りもありますよ。お楽しみに!!

 瑞穂町の小中学校で始めての校庭芝生化として、第三小学校の工事が進んでいましたが、すべて完了し10月15日に「芝開き式典」が開催されました。

この日はあいにくの雨で、子どもたちが芝生の上で遊べなかったことは残念でしたが、その後の講演会には「オグシオ」の小椋久美子さんが来てくれました。

今、全国的に学校の校庭芝生化が広がっています。

その背景には、子どもが外で遊ぶ機会が減り、体力の低下が問題になっていることや、夏の気温の上昇を抑え、COを削減するなど環境問題への意識の高まりがあります。

芝生化の効果は、ヒートアイランド現象の緩和、土ぼこりがたたない、転んでもケガが少ない、水たまりができにくい、景観がよくなるなどがあげられます。

右と下の写真は、今年10月7日に厚生文教委員会で視察した、福岡市百道浜小学校の校庭です。

ここは、平成20年9月に芝生化が完了しましたが、 子どもたちの体力が向上しているとの説明がありました。

視力もよくなり、たぶん学力向上にもつながっているのではないかとも言われていました。

また、芝生の維持管理を行う「百道浜小学校グリーンプロジェクト」の活動を通し、新しい人のつながりができるなど、地域のコミュニティが広がっているそうです。

三小では、校庭を使用している社会教育団体・PTA・学校で構成する「三小グリーンサポート」が芝生の維持・管理を行ってくれます。

子どもたちも雑草取りをするなど、みんなで力を合わせて芝生を守っていきたいと思います。

 10月13日(木)、参議院議員会館で公明党女性防災会議が開催され、私も出席しました。

清原桂子・兵庫県理事を講師に迎え、「女性の視点からの災害対策」と題した講演会には、首都圏から約120名の女性議員が参加し、活発な質疑応答が行われました。

清原理事の講演では、阪神・淡路大震災や、東日本大震災の避難所では、赤ちゃん用の救援物資や女性向けの化粧品などが不足し、間仕切りや授乳・着替えのスペースがなかった。

これらの教訓から、「女性の視点」が災害対策に重要な役割を果たすと訴えられました。

また、「普段から備えていないことは、危機の時にはできない。」

避難所や仮設住宅の計画・運営、まちづくり協議会等に女性リーダーが参加することが大切だとの話もありました。

女性の強みは、①日々の暮らしの現場を担う生活者である。 ②肩書にとらわれず、横の人間関係づくりを進める。 ③議論の堂々巡りより、まず行動を起こす…..  こと。

「今後、男女共同参画の視点を防災対策にどう具体化していくかが課題」と述べられました。

私も女性議員として、この視点を生かした防災対策に取り組んでいきたいと思います。

 今議会(9月定例会)の一般質問では、災害時に備え、学校施設の防災機能向上と防災無線について質問しました。

大規模地震等、災害が発生した場合、学校が避難所となりますが、現在その機能は決して十分とは言えません。

東日本大震災発生後、国は今回の被害を踏まえ、学校施設の安全性や防災機能の確保など重要課題を検討し、緊急提言を行いました。

また、阪神・淡路大震災を経験した神戸市や、新潟県中越地震を経験した柏崎市の教育委員会も震災時に避難所となった学校を対象に、防災拠点、避難所として学校に必要なものを聞き取り調査し、データを公開しています。

わが町の学校を始めとする避難所も、いざという時に備え、水や食料・生活必需品の備蓄、トイレの整備、情報・通信設備の充実、自家発電装置の整備など、更なる充実を図るべきと考えます。合わせて、町の防災マニュアルの見直しも求められます。

また、町では、所により防災無線の声が聞こえないなどの苦情が寄せられています。

現在日野市では、電話をかけると防災無線の放送内容を聞くことができる、自動音声応答サービスを実施しています。

防災機能向上と合わせて、自動音声応答サービスの早期実現を目指してまいります。

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瑞穂町 小川龍美