平成23年8月26日(金)に東京の五反田ゆうぽうとにおいて開催された、第13期自治政策講座「命を守る自治体の役割」に参加しました。
第1講義「都市の記憶-歴史と防災」
日本は世界に冠たる災害国。災害から国土や国民を守るため技術は進歩し、多大な防災投資をしてきたが、災害はなくならないばかりか、災害事態も進化し、被害の様相も多様化してきた。今回は東京低地を事例に記憶を、たどりながら災害をどう捉えるか。人為が災害をどのように変質させてきたかの説明。都市基盤施設の建設、防災都市計画など講義を踏まえ、よりよい宮崎の防災計画の参考となるものだった。
<自然災害の捉え方>
(1)誘因:災害を発生させる自然現象(地震、津波、豪雨など)
(2)素因:災害に対する脆弱性(日常的に潜在)
自然的素因:土地条件 地盤が軟弱、低平など
社会的素因:土地利用 施設、その機能、産業など
(3)第一次被害:直接被害 施設倒壊、堤防決壊など
(4)第二次被害:直接被害の拡大 地震火災、人的被害など
(5)間接被害:施設の機能喪失による短期的・長期的影響
ライフラインの停止、放射能汚染、避難所生活、産業の復興の目途が立たない、失業など多様
「誘因に想定外はあり得ない。想定外と言えるのは未知の事象の場合のみ。東日本大震災の地震と津波は想定外ではなく、未対応。研究成果はあったが、対応していなかった。」とのコメントは衝撃的だった。つまり、対応ができていれば今回の甚大な被害とはならなっかたということである。起こりうる自然災害は防ぎえない。今後の防災計画の策定にあたっては、被害を最小限度するために排除的可能性でなはく全ての可能性を取り込んだ計画にしないとならない。更に人的被害“0”を目指さないとならない。市民の生命と財産をいかに守るかを平時から調査・研究する必要性を強く感じた。
第二講座「災害対策と自治体の役割-命を救う3原則
東日本大震災の発生メカニズム、自然的被害状況、人的被害状況の概況の説明。キーワード「想定外」
◎あり得ることとしての想定・・・今回の事態はあり得ることとして想定はできた
◎防災行政上の想定・・・既往最大津波を想定した防災行政では、想定外力を超えた
「想定が甘かった」⇒「想定を見直そう」の論議は、想定外力を無尽蔵に上げることが本質か。
・日本の海岸部を全て巨大なコンクリート壁で囲むことが望ましいか?
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・巨大なコンクリート壁に囲まれた地域に居住したいか?
・投資対効果の観点で妥当性があるか?
今回の東日本大震災の問題点・・・・想定にとらわれすぎた防災
【行政】
・防災施設の整備で想定内の被害は防げると邁進
・想定外力に対して無防備な防災体制
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【住民】
・防災施設の整備→被害頻度の低下
災害をやり過ごす知恵の喪失、防災における行政依存度の高まり
・防災行政により守られているという過信
行政からの情報への過信、防災施設への過信
釜石市の児童・生徒の避難に学ぶ「避難3原則」
『想定にとらわれるな』
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ハザードマップに表示の浸水想定区域は、あくまでも防災施設を建設する際の“想定外力”であって、それ以上の被害が起こる可能性があると思え
(浸水想定区域外でも想定にとらわれず避難した)
『最善を尽くせ』
「ここまで来れば大丈夫」ではなく、その時の最善の対応行動を取れ
(状況判断で、予め予定した避難所から更に高台のを目指した)
『率先避難者たれ』
まず自分が率先して避難、その姿を見て他者も避難する、結果的に多くの人を救う
(避難する中学生を見て、小学生は校外へ避難した)
■これからの防災、如何にあるべきか
【何故、これだけ多くの犠牲者がでたのか】
◎身体的理由から避難ができなかった・・・高齢者、災害時要援護者等
◎状況的に避難ができなかった・・・消防、警察、役所、介護者(家族含む)等
◎想定にしばられ十分な避難をしなかった・・・「過去の津波では大丈夫」「ハザードマップの浸水想定区域外は安全」「避難所に行けば絶対に安全」「防潮堤があるから大丈夫」等
【これからの防災、如何にあるべきか・・・「人が死なない防災」】
◎ハード対策の想定外力を超える災害から犠牲者を低減するため避難施設等を整備
◎想定を超えるレベルは社会対応(避難)
・想定にとらわれない、最善を尽くす自分の命を守る・・・求められる「姿勢の防災教育」
・身体的条件等を考慮し、各人が最善を尽くし命を守るための避難計画の検討等
今回の研修に参加し、今後、発生する可能性が高い日向灘沖地震・東南海・南海地震等への防災計
画の策定に当たり、想定外を排除せず避難所施設等のハード面の検討及び、石巻市の防災教育等を
参考に平時が大事。児童・生徒だけではなく全ての市民への防災教育等ソフト面を検討する総合防
災計画の必要性を強く感じた
・巨大なコンクリート壁に囲まれた地域に居住したいか?
・投資対効果の観点で妥当性があるか?
今回の東日本大震災の問題点・・・・想定にとらわれすぎた防災
【行政】
・防災施設の整備で想定内の被害は防げると邁進
・想定外力に対して無防備な防災体制
【住民】
・防災施設の整備→被害頻度の低下
災害をやり過ごす知恵の喪失、防災における行政依存度の高まり
・防災行政により守られているという過信
行政からの情報への過信、防災施設への過信
釜石市の児童・生徒の避難に学ぶ「避難3原則」
『想定にとらわれるな』
ハザードマップに表示の浸水想定区域は、あくまでも防災施設を建設する際の“想定外力”であって、それ以上の被害が起こる可能性があると思え(浸水想定区域外でも想定にとらわれず避難した)
『最善を尽くせ』
「ここまで来れば大丈夫」ではなく、その時の最善の対応行動を取れ
(状況判断で、予め予定した避難所から更に高台のを目指した)
『率先避難者たれ』
まず自分が率先して避難、その姿を見て他者も避難する、結果的に多くの人を救う
(避難する中学生を見て、小学生は校外へ避難した)
■これからの防災、如何にあるべきか
【何故、これだけ多くの犠牲者がでたのか】
◎身体的理由から避難ができなかった・・・高齢者、災害時要援護者等
◎状況的に避難ができなかった・・・消防、警察、役所、介護者(家族含む)等
◎想定にしばられ十分な避難をしなかった・・・「過去の津波では大丈夫」「ハザードマップの浸水想定区域外は安全」「避難所に行けば絶対に安全」「防潮堤があるから大丈夫」等
【これからの防災、如何にあるべきか・・・「人が死なない防災」】
◎ハード対策の想定外力を超える災害から犠牲者を低減するため避難施設等を整備
◎想定を超えるレベルは社会対応(避難)
・想定にとらわれない、最善を尽くす自分の命を守る・・・求められる「姿勢の防災教育」
・身体的条件等を考慮し、各人が最善を尽くし命を守るための避難計画の検討等
今回の研修に参加し、今後、発生する可能性が高い日向灘沖地震・東南海・南海地震等への防災計
画の策定に当たり、想定外を排除せず避難所施設等のハード面の検討及び、石巻市の防災教育等を
参考に平時が大事。児童・生徒だけではなく全ての市民への防災教育等ソフト面を検討する総合防
災計画の必要性を強く感じた。


