2023年2月20日 厚生委員会
こんにちは。
2023年2月20日、厚生委員会に参加させて頂きました。私の主な質問と答弁をご紹介します。
<ポジティブ・シニアをつなぐ応援プロジェクト(心・技・体)の実施について:①大手通信者との提携を生かすべき、②シニアのためのフィットネス教室の拡充を>
○宮本
ありがとうございます。今回、レベルアップしていただくということで、この三つの事業、どれも大事な事業で、ニーズもしっかり捉えていただいていたんだなというふうに思いました。良かったと思います。特にデジタルディバイドの解消については、御質問なり御相談も多いので、スマホ教室の拡充もしっかり受けやすいような体制も引き続きお願いしたいと思います。
質問としては、一つは、昨年、通信事業者大手3社と締結されて、その後もその3社との協定を結んだ上で何か事業を進めるということを言われていましたが、この点についてはその後進展があったのか、お伺いしたいです。
それからもう一つ。シニアのためのフィットネス教室なんですが、これは先ほど国府田委員からも地域偏在のお話ありましたが、確かに西側のほう、是非拡充をしていただきたいと思いますので、よろしくお願います。
このフィットネス教室の利用券は、1000枚近く配付を既にされていると事前に聞いたんですが、それに見合った利用が進んでいればいいと思うのですが、その点についてどうなのか、お伺いしたいと思います。
◯答弁
昨年8月、大手通信事業者と連携協定結びまして、まずはスマホのほうで補助事業の御協力をいただいているところです。それ以外にもいろいろな話を今いただいておりまして、例えば認知症の関係の取組とか、あとメタバース、それからロボット、そういった社会変革に取り組めるような新しい技術を御紹介受けている段階です。
それともう一つ、直近では、高齢者のための健康に関するアプリ、そういったものも今具体的に進めているところです。
いずれにしましても、他自治体に先駆けた取組を文京区で行いまして、きちっと地域の高齢者の方々がデジタル社会の恩恵を十分に受けられるような地域づくりを進めていきたいと思っております。
◯答弁
先ほど、フィットネスの利用のできる場所が西側のほうは少ないということで御答弁させていただいたところなんですけども、現状6か所で、西側のほうのエリアが確かに少ないというような状況にございます。区民の方の利便性とか、それから利用率向上の観点からも、利用できる場所の拡大は重要な要素なのかなというふうに認識しております。利用拡大を図るべく、特に西側エリア、地域の偏在がないように、事業者のほうへ個別に働き掛けるなど、引き続き利用店舗の拡大に努めてまいりたいというふうに思っております。
それから利用率の件でございますけれども、現在、1000人近い方に利用券を発券して、1人12枚発券しておりますが、今のところの利用率は25%といったような状況でございます。実際に利用券が使われて初めて運動につながるというようなところがありますので、その辺のところは、利用率を上げていくというところが課題かなというふうに思っております。
12月から1月にかけましてアンケート調査を行いましたが、8割の方が全部12枚使い切りたいというようなアンケート調査結果もございますので、なるべくフィットネスクラブとも連携をしまして、次回の予約を取ってもらうとか、そういった形で利用が年度末に向けて伸びていくように、これからも努力してまいりたいというふうに思っております。
◯宮本
ありがとうございました。通信大手とは様々な検討が進められているということで、ありがとうございます。是非引き続きよろしくお願います。高齢者の方々のそうした健康増進につながる事業ができれば、大変有り難いと思います。
また、フィットネス教室については、西側も検討していただいているということでした。よろしく願います。
1000人近い方に12枚つづりをお渡ししたけれども、まだ25%の利用率ということでしたので、是非事業者とも協力して、利用率が進むようによろしくお願いします。ありがとうございました。
以上です。
<ICTを活用した高齢者の見守り事業について:さまざまな関係者を通じて利用拡充を>
◯宮本
この二つの事業、高齢者の見守り体制を強化するために、とても有効だと思います。今まで、あんしんライトで、ライトのソケットというんですかね、あそこが合わないという方もいらっしゃって、その場合は何か間に一つ機械を貸さなければいけないということがあったので、このセンサー事業ができると、またその代替としてもいいのかというふうに思いました。
地域の高齢者の方から非常に好評のお声もいただいてはいるんですけれども、やはりチラシだけを見て、なかなか分かりづらいということで、どういうものなのかを説明してほしいというお声がよくあります。あんしん相談センターとか民生委員さんとか、日頃から接していただいている方が説明をしていただいていると思うんですが、例えば介護事業者さんとか、そこに出入りされている、そういった事業者さんもこの事業についてよく知っておいていただいて、その方にお話しできると、より普及啓発の意味では有効ではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◯答弁
こちらの見守りあんしんライト事業につきましては、事業実施に当たりまして、介護事業者への事業周知というのもこちらのほうで行っております。実際にケアマネジャーさんからの経由での申込みとか、そういったこともお受けしておりますので、様々なルートを使いまして必要な方に情報をお届けしまして、御利用いただけるような取組を進めてまいりたいというふうに思っております。
◯宮本
ありがとうございます。是非、必要な方にお届けできるように、更に周知啓発、また工夫をして説明もしていただけるようにお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
<「チームオレンジBunkyo」サポーターによる認知症に優しいまちづくりについて>
◯宮本
ありがとうございます。
大切な取組だと思います。全国で先進的に取り組まれている自治体もあると思いますので、よく参考にしていただきながら頑張っていただきたいと思います。私の質問としては、サポーターの養成がステップアップ講座を受けた方で、中核的な存在が、募集定員が20名ということで記載がございまして、サポーターになることも、またその先のステップアップ講座を受けて中核的な存在になるのも、ある意味、その御本人のボランティア精神といいますか、そうした意欲にも任される部分が大きくなってくるので、どう、20名が本当に埋まるのかといいますか、ちょっとハードルが高いのではないかというふうに思ってしまうんです。その辺を、どのように意欲を引き出していっていただくのか、そういった方々がいらっしゃるのか、見解をお伺いしたいと思うんですけれども。
◯答弁
ステップアップ講座につきましては、本年度は17名が応募していただいております。確かに地域で活動していっていただくとか、そういった方をこちらで募集していくのはなかなか難しいところもありますけれども、やっぱりチームオレンジBunkyoというふうに組織化に向けてやっていくということでありますので、様々な機会、あんしん相談センターと、それからあと各種認知症に関する関連事業の中で、認知症サポーターになっていただける方というものを募集していますということを広く周知して、募集につなげていきたいなというふうに思っているところでございます。
◯宮本
分かりました。この20名の方が中核にいらっしゃって、そこにさらにサポーターの方が一緒にチームをつくるということになるんですかね。理想を言えば、中核の20人が1チームずつに入り20チームできるというようなことになっていくんですかね。そういう、見据えているイメージというのはどういうものなんですか。
◯答弁
チームオレンジにつきましては、令和5年度から実施ということで、ステップアップ講座を修了した方ということなんですけれども、最初にステップアップ講座を受けていただくか、後から受けていただくか、どちらでもということなんですけれども、まずは約1万7,500人のサポーターもおりますので、まずサポーターのほうにしっかりと呼び掛けをしていきたいなということでございます。
それで、その中に中心的な活動になっていただくのが、今年度、令和5年度につきましては20名という形で募集していきますので、どんどんそこの中の人数を増やしていって、地域で活動できる方たちを増やして、地域で支える、認知症の方を地域で支える方たちを増やすことで、認知症の方たちに優しいまちづくりというものを進めていきたいというイメージを持っております。
◯宮本
分かりました。冒頭も申し上げましたが、先進の自治体の例もよく参考にしていて、是非文京区でのチームオレンジBunkyoの取組が成功していけるように頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
以上です。
<障がい者(児)実態・意向調査の結果について:①職員の待遇改善がひつよう ②グループホームの新規設置に向けて事業者と連携を深めるべき >
◯宮本
アンケートのまとめと報告、ありがとうございました。皆さんの御意見と重なる部分もあるんですが、P52のやはり人材の育成・確保という部分では、職員の待遇改善が必要だということなので、是非そうした部分も区として支援できないか、検討いただければと思います。
質問は、P51のやはりグループホームのところなんですけれども、今回の調査結果で、P51のところで5.5%の施設の方が今後参入を検討しているというふうにお答えいただいていますので、是非ここの事業者さんにアプローチしていただいて、お話をよく聞いていただいて、障害福祉課の皆様に頑張っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◯答弁
こちらの5.5%という数値ですけれども、統計処理した結果でございますので、どこの事業者がこのように回答いただいたかというのは、調査の目的からして慎重に考えていく必要があるかと思いますが、ただ、私ども、日頃、事業者との様々なやり取りをしておりますので、その中で相手の意向というものを捉えて、よくなる、ないし希望のある、希望を持っている事業者に対しては、是非後押しをしていきたいというふうに考えております。
◯宮本
よろしくお願いいたします。先ほど来、東京都のホームページにもグループホームについての記載が出ていたということもありましたので、是非、区としても頑張って、応援できるところを是非応援していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
<高齢者等実態調査の結果について:介護従事者の待遇改善を!>
◯宮本
ありがとうございます。
アンケートの取りまとめと御報告ありがとうございました。
先にP67の先ほど国府田委員が指摘されていた文章のおかしいところ、恐らく14行目から20行目が過去のものが残っているのかと思いまして、事前にお伝えすれば良かったなと思いました。
P65まで人材のところですが、やはり私どもの会派にも、介護従事者の方からお声をよくいただきます。昨年ですかね、国においても待遇、賃金アップの取組を実施してきているところですが、区において、どのようにこの点を考えておられて、どのようにしていきたいと検討されていくのか、ちょっと今後の計画に盛り込むということになると思うんですが、そういったお声もいただいているのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
◯答弁
こちらの給与面のところの部分につきましては、今後の国のほうで介護報酬改定、そういったところも、また検討が進められると思っておりますので、そちらの推移を見守っていきたいというふうに感じております。
その一方で、区としても、職員の住宅費補助ですとか宿舎借り上げ補助など、そういう人材確保に向けた支援策を継続して実施してきておりますので、そちらについては、また引き続き支援のほうを続けていければというふうに考えてございます。
<HPVワクチン接種の男子への接種を要望>
◯宮本
男子への接種についても、我々の会派にも小児科の先生、また、専門家の方から区民の方ですけども、是非男性の接種を進めてほしいというお声をいただいておりますので、要望として申し上げておきたいと思います。よろしく願います。
ーーーー
以上です。
2023年2月16日 災害対策支援調査特別委員会
こんにちは。
2023年2月16日、災害対策支援調査特別委員会に参加をしました。私からの主な質問とそれへの答弁をご紹介します。
<災害時における対応にかけつける職員への感謝>
◯宮本
ありがとうございます。
ちょっと先ほどは御質問できなかったので、一言だけ感謝の言葉を、1号のほうでは、災対本部又は各部と初動時の訓練をしていただいたこと、また参集訓練をしていただいたこと、感謝申し上げます。ありがとうございます。特に、最後に、村田課長が御自身も長い道のりを歩かれたというお話をされて、到着してからそこからまた仕事が始まるという話をお伺いしまして、本当に職務とはいえ、災害時に様々な心配の中、駆け付けてくださることに感謝したいと思います。
私も、東日本大震災のときは、職場が品川区の大崎にございまして、4、5時間掛けて歩いて戻ってきまして、そのときのことを思うと、長い距離を歩いて職場に来て、区民の皆様のために働いていただくことを考えますと、本当に感謝の思いでございます。大変ありがとうございます。今後とも何とぞよろしくお願いいたします。
<地域防災計画修正の重点項目について>
○宮本
では、こちらの第2号のほうの質問にさせていただきたいと思います。
今回、被害想定の見直しで、それに伴う文京区の地域防災計画の修正に先立って重点項目を挙げていただきました。また一方で、東京都も地域の防災計画の修正も検討を進めているとお伺いしまして、先日素案というんですかね、も示されたと聞きました。今後は、東京都の地域防災計画等と整合性も取りながら進めていくと示されていますが、都のほうの計画も御覧になったと思うんですが、どのような内容、方向性なのかお伺いしたいと思います。
◯答弁
都の計画、今委員からもお話ありましたとおり、1月31日に素案が公表されて、全900ページにわたっておりまして、今、中身を確認しているところでございます。都の計画の、主な修正のポイントとして挙げている項目でございますけれども、基本的には我々のこの地域防災計画修正の重点項目と大体イコールでございます。まず、自助・共助の底上げという書き方から始まりまして、マンション対策、それから耐震化、不燃化に関すること、帰宅困難者対策、避難所対策など、区の重点項目とほぼ同様でございます。その他、都のほうでは、医療体制ですとか、通信体制、物流対策等の強化というところが示されている内容でございます。
◯宮本
ありがとうございます。ほぼ同じ方向性であるということで良かったと思います。また、最後ちょっと課長が言われていました、都のほうでは医療体制、通信体制、また物流体制なども含まれていると。確かにこの辺も重要な項目なのかと思いますけれども、この点については、区では重点項目としては入れないのか、どのように考えていらっしゃるのかお伺いしたいと思います。
◯答弁
当然、この医療体制、通信体制、他にも庁内の議論では、水害の体制だとかも検討の項目には上がりました。ただ、現時点において、これらについては、大きな変更を予定していないものですとか、現時点で取組の方向性が明確に示せていないものにつきましては、この度の重点項目から外したところでございます。御指摘の項目につきましては、非常に重要な項目でもございますので、今後、地域防災計画の修正作業を進めていく中で、関係部署とも十分に協議した上で、必要な検討を行ってまいりたいと考えております。
◯宮本
分かりました。しっかり検討していただけるということで、安心しました。
水害については、昨今は本当に激甚化していますので、この点もよく考慮していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
<①災害時のトイレ対策の強化について、②感震ブレーカーの設置助成を>
○宮本
そして、7項目、重点項目について、ちょっと内容についてお伺いしたいと思います。
まず、この重点項目については、本当に大事なポイントをしっかり押さえていただいているなと思いました。まず、在宅避難のところなんですが、トイレについては、確かにマンション、大きなマンション、新しいマンションであっても、今後は、今後といいますか、現在、全国各地で様々なトラブルも発生しておりますし、しっかり対応できるようにしていかなければならないと思います。いろんなケースが考えられると思うんですね。下水道が機能しないとか、上水道が機能しない、電気が駄目、全て駄目とか、様々なケースで区民の皆様がそれぞれの住宅環境に合わせて、トイレをどのように自分としては準備しておけばいいのかとか、全て駄目になったらどこに行けばいいのかとか、そういったシナリオというか、何か見える化していただけると区民の皆様の安心につながると思うんですけれども、その点いかがでしょうかということと、併せてちょっとお伺いしますけれども、同じく在宅避難のところですけれども、木密地域、文京区にもございますけれども、この地域においては在宅避難については心配なこともございます。今回、東京都が来年度の予算発表の中で、木密地域に感震ブレーカーを配布するという内容がございまして、これの配布に当たって、何か情報も来ているのかどうかお伺いしたいのと、設置については、区民の皆様が設置しやすいような助成制度みたいなものも考えていただくといいのではないかと思いますが、2点についてお伺いしたいと思います。
◯答弁
まず、1点目のトイレにつきましては、当然、災害時、下水が止まっている、上水道が止まっている、電気が止まっている、様々な状況がございまして、様々なシミュレーションといいますか、フローチャートも必要かと思いますけれども、基本的に、大規模災害が起きたときには、例えばマンションであれば、トイレの配管が損傷している場合もございますので、基本的には、まずお使いいただかないで、可能な範囲でやっぱりトイレに簡易トイレ、ビニールを付けて処理をしていただくということですとか、あとは、国のほうで災害時のトイレの活用方法について詳しく扱っている動画もございます。これらについては、なかなか住民の皆様に御理解、御認識いただいていない部分でございますので、そういったところは他の国の取組ですとかの紹介動画とかも活用しながら、しっかりトイレの活用方法について周知をしていきたいと考えております。
また、東京都のほうで、来年度予算のプレス発表の中で、新聞報道でも上げられた情報と都の担当課長に聞き取ったレベルでございますけれども、現在、都のほうで木造密集地域の木造住宅全戸32万世帯に感震ブレーカーを配布すると。これは新聞報道の情報でございますけれども、コンセントに差し込むだけで、簡単に取り付けられる仕様を想定していると記載がございました。今、設置助成というお話もございましたが、当然、東京都から32万世帯に配布をされて、感震ブレーカーが設置されない状況というのは全く意味をなしませんので、まず簡易なものを配ると東京都が言っていますけれども、その設置の支援が必要か否かについて、まず本区といたしましても、仕様を確認するとともに、区としても設置に向けた分かりやすい周知には努めてまいりたいと考えております。
◯答弁
2番目の質問のトイレの件でございますが、例えば水洗が使えなくなった場合、防災課長が申し上げた携帯トイレというものが中心になりますが、その使用方法とか、その後の処理の方法ということにつきましては、リサイクル清掃課のほうで今年度作成しました災害時のごみの出し方ガイドブックの中に、一定御案内のほう書いてございますので、そういったものも11月に作成できて、順次、町会始め配布しているのと、あと地域活動センター等の公共施設にも置いてございます。ホームページにも周知しておりますので、今後もそういった広報に努めてまいりたいと思っております。
◯宮本
ありがとうございました。トイレについては、国の説明動画もあるとお伺いしたので、そういうのを活用して、区民の皆様が事前に知っておいて準備できるように、また安心につながるようにしていただきたいと思います。また、それに伴って文京区としての必要な整備などもお願いしたいと思います。
また、そうした携帯トイレ、簡易トイレの廃棄方法についても、ガイドラインを作成していただいているということで、私の地元の町会にも、町会長のところに届いていました。広く区民の方につながるようにお願いしたいと思います。ありがとうございます。
<マンション建築にあたりマンホールトイレの設置助成、近隣の方々にも利用させて頂きたい>
○宮本
そして、次が重点項目の1、在宅避難、また2の中高層建築物の両方に掛かってくると思うんですが、来年度の重点施策で、マンションの建築に当たり、マンホールトイレの設置助成ということが盛り込まれておりました。これを実施していただく上で、できればその地域のマンションの近隣の方々も有事の際に、災害時には活用させていただけると有り難いんですけれども、その点どのようにお考えでしょうか。
◯答弁
令和5年度の重点施策ということで、現在、事業の実施に向けて今準備を進めているところでございます。区の助成割合は、10分の9で想定をしておりますので、当然災害時はマンションにお住まいの方、またその近隣にお住まいの方のトイレの問題が顕在化する可能性も高いものでございますので、マンション側のセキュリティー等の問題もあるかと思いますが、設置されるマンションの住民以外にも可能な範囲で御利用いただけるよう、上限30万円、先ほど申し上げました10分の9、区の負担といたしますので、可能な範囲で近隣の方も御利用いただけるようにお願いはしていきたいと考えております。
◯宮本
是非よろしくお願いいたします。
<①防災協定に基づいた防災訓練を、②町会・自治会さんが地域の企業や学校と災害協定を結べるように区が仲介支援を>
最後に、重点項目の(3)、(5)に当たってくるかと思うんですが、地域と今文京区では、様々な民間企業様、また私立の高校、大学様との災害協定を多く結んでいただいていると思うんですが、この結んでいただいた災害協定については、毎年内容の確認などもしていただいているとお伺いしていますが、いろんな協定があると思うんですけれども、有事の際に備えて、協定に基づいた防災訓練みたいなものも実施していけるとより安心につながるのかと思います。協定によっては避難場所として活用させていただくというものもあると思いますので、大事な取組になるのではないかと思います。
また、町会・自治会さんによっては、そういった地域内にある民間企業様や私立の高校、大学様と災害協定を結ばせていただけるといいんじゃないかというお声があったんですが、具体的にはもうそういった災害協定を結ばれているところもあると聞いていますけれども、そういったアイデアもない町会・自治会さんも多いと思うので、区が仲介していただいて、そういった地域の有効な企業様、事業者様、学校さんと災害協定を結べるような仕組みをつくっていけると有効になってくると思うんですけれども、いかがでしょうか。
◯答弁
文京区でも、今190を超える事業者等と協定を締結しておりまして、当然その協定を締結して終わりではなく、その後にも引き続き訓練等を行っていく必要性については委員の御指摘のとおりだと思っております。2月5日に駕籠町小学校で行った避難所総合訓練では、東京都トラック協会文京支部と一緒に訓練に取り組みまして、物資の搬送ですとか、備蓄品の倉庫での整理ですとか、そういったものも行ったところでございます。今後も、その他様々事業者ございますので、避難所総合訓練の中で取り入れてまいりたいと考えております。
二つ目の地域と事業者の協定につきましてでございますけれども、当然区だけでなく、地域と近隣の事業者で協定を結ばれることは、災害時にも当然、平常時もですね、非常に有効だと認識しているところでございます。区としても、これまで区内のある町会とそこの近隣の特別養護老人ホームが協定を結ぶという話になりまして、その締結書の中身について、区のほうでも助言をさせていただいたという過去実績もございますので、仕組みについてはちょっとまだどうなるかはあれですけれども、当然そういったお話がありましたら、締結に向けた支援の求めがございましたら、区としても必要な支援についてはしっかり応じてまいりたいと考えております。
◯宮本
ありがとうございました。是非この災害協定を結ばれているところとの訓練、広く実施をしていけるようにお願いしたいのと、また地域のそうした自治会さん、町会さんが民間企業さんなり、学校さんと協定を結んでいけるような、そういった区からの支援、また仲介なども是非お願いしたいと思います。
<避難行動用支援者への対応について>
◯宮本
ありがとうございます。
最後、一つだけです。重点項目の4、要配慮者や女性等への対応です。
避難行動要支援者の方々につきまして、これまでも様々な議論をこちらでさせていただいてきまして、区では今、根津地域で様々な協議を進めていらっしゃるとお伺いしていますけれども、どのような内容で協議が進んでいるのか、進捗状況などをお伺いしたいと思います。
◯答弁
根津地域の町会連合会から、是非区と一緒に協議したいという御提案をいただきまして、今、町会、それから民生委員、児童委員、社会福祉協議会と区による検討会を昨年12月から開始したところでございます。
進捗状況といたしましては、まず1回目の会議では、根津地域の現状把握、課題の整理、それから、先進事例を社会福祉協議会がお持ちでしたので、そういったものを共有して、その協議会での今後の方向性とスケジュールを確認したところでございます。
その後、庁内の関係部署で一度集まって、これからも複数回やっていく予定ですので、次回開催される地域との検討会の内容。具体的に申し上げますと、平常時にどのように見守りを行っていくか。災害時における地域での対応、それから個別ケース会議の実施等について、今、区としてたたき台を作成しているところでございます。
◯宮本
ありがとうございます。根津地域の皆様の熱意もございまして、このように避難行動要支援者の皆様の対応について協議が進んでいるようで、安心いたしました。具体的には、今おっしゃっていただいた現状把握、課題の整理、先進事例等を共有して、平常時の見守り、災害時における地域の対応、個別ケース会議の実施と、たたき台もつくっていただけるということでございました。是非、この地域の取組をこのまましっかり実施していただくように推進していただいて、今後も他地域への展開を期待しておりますので、よろしくお願いします。
ありがとうございました。以上です。
<避難所運営協議会をこれまで以上に主体的に行える仕組みを>
◯宮本委員 ありがとうございます。先ほど来、避難所運営協議会をこれまで以上に主体的に行える仕組みを取り入れて訓練するというところに私も注目させていただいていました。これまでの経験を生かして、令和5年度の総合防災訓練をより良いものにしていただければと思います。よろしくお願いいたします。
<①総合防災訓練の動画を有効に活用すべき、②防災訓練の実施周知広報を早めに>
○宮本
質問としては、まずこの概要のエですね、ライブ配信の部分なんですが、これまでコロナ禍ということで、こうしたハイブリッド型を取り入れてこられて、今後はちょっと2類から5類になっていくとか、そういった社会的な感染症への対応、変わってきますので、このハイブリッドで行う意味もちょっと、要は対面で参加できない人が、感染症うんぬんにかかわらず、こうして見られるように、御自宅とかでも体制を取っておくということは有効かと思います。
先日駕籠町小学校のところで、早速ライブ配信を初めてやっていただいたんですけども、私もちょっとライブでは見れなかったんですが、後ほどユーチューブチャンネルを見させていただきました。感想というか、印象としては、8時半から始まって、初めは避難所運営協議会の方々を中心にしたお話ですかね、そこから訓練、もうあそこは訓練なのかもしれないですけども、運営上のいろんなところから始まって、その後に全体的な紹介をしていただいていました。是非訓練の様子、各避難所運営協議会の方に見ていただければ、非常に参考になると思いました。
特に前半では、運営、進行されていたMCというか、職員の方、非常に印象的で、すばらしい進行を努めておられまして、先ほど浅田委員がおっしゃっていた職員の方だと思うんですが、すごい個の力がすばらしいなと思いまして、たまたま私の地域でも、小さな街かど消火栓の訓練を行わせていただいたときも、その職員の方に来ていただいて非常に好評でして、皆さんに飽きさせないというか、常に何が大事なのかを皆さんにお訴えをしていただきながらやっていただいていたことがすごい印象的でございました。今後も是非いろんなところで活躍していただければと思いました。
質問としては、ちょっと先ほども申し上げたんですが、せっかく作っていただいた動画ですね、残していただいた訓練の様子、全部で1時間30分ぐらいあるんですかね、2時間ぐらいあったんですかね。前半は協議会の方中心で、後半は各ブースなどを回っていただいて、アナウンサーの方がいろいろ紹介していきながら、そこも非常に分かりやすかったと思うんですが、全体1時間何十分、ちょっと時間を見た瞬間、ちょっと見るのをやめようかと思う。早送りで見たんですけども、その辺うまく編集なりして、活用されるといいのではないかと思いますが、また是非多くの方に見ていただけるような周知も、やはり今後もしていただく必要もあるかと。ちらしを頂いた、今回駕籠町小学校の頂いたタイミングも、ちょっといつもより遅かったかなという印象がありまして、せっかくのものでしたので、そこの取組も是非お願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
◯答弁
まず、浅田委員に続き、宮本委員からも我々職員のお褒めの言葉をいただき大変光栄に思います。本人も、我々職員も励みになりますので、感謝申し上げたいと思います。
この駕籠町小の動画ですが、現時点で登載されているのは、訓練時間丸々取っていまして、2時間30分で、当然それをアーカイブとして、一から見る方はなかなか多分いらっしゃらないと思いますので、当然あれをダイジェストに分けるなり、ショート動画を作るなりということは今後やっていきたいというに考えております。
ちょっと周知が遅くなってしまったのは、避難所運営協議会との調整に大分ちょっと時間がかかってしまったので、直前の周知になったことはお詫び申し上げますが、次回からは必ず通常であれば1か月前には適切な周知ができるように努めてまいりたいと考えております。
◯宮本
ありがとうございます。分かりました。記録動画といいますか、そうしたものとしても、皆さんにお知らせしていただくことも有効かと思いますので、御検討いただければと思います。
<防災フェスタについて:①シェイクアウト訓練を防災アプリなども活用してより連動させて効果的に、②VRを活用したアトラクションを提案>
あと、防災フェスタのところでございます。12月に今年度の防災フェスタをやっていただいて、来年度も12月ということで、天候も8月の暑い時期よりもよかったかと私は個人的には、参加者も含めて、暑くないところでよかったのかなと思いました。なので、来年度も12月っていうのはいいなと思っています。
二つほど質問なんですが、まず例年、防災行政無線で一斉放送していただいて、その場で身を守る訓練を行うんですけども、これをですね、一瞬で終わるんですけども、何かもうちょっと工夫していただくといいかと。せっかく一斉情報配信システムとか、防災アプリとか、防災ポータルとか作っていただいて、同様の内容が皆さんに伝わっていますので、何か工夫していただくと、より効果的な一斉防災訓練になるんではないかと思いましたが、いかがでしょうかということと、
今回防災アトラクションの部分で、スポーツセンターの中で大きなアトラクション、私も拝見しましたが、非常に臨場感のあるものでしたけども、これも今後も行うということで、何かこの点について成果なり、また今後の課題なりあれば、お伺いしておきたいと思います。
それから、昨年度、うちの会派の岡崎議員から本会議一般質問で、今後、ある意味楽しみながら防災意識を向上させる取組を、今はお子様のいる御家庭を中心にオンライン版防災フェスタなどを使ったり、防災フェスタでのアトラクションなどで展開しているんですが、例えばVRなどもどこかの場で活用して、お子様のいる家庭でない場合でも、臨場感を持って活用できるようなものが有効ではないかというふうに質問させていただきましたが、この点についても来年度どうかと思いまして、お伺いしたいと思います。
◯答弁
まず、防災フェスタの実施時期、令和5年度は12月としておりますが、地域防災計画では防災の日の周辺という書き方になっております。また令和6年度以降は、実施時期については改めて検討したいと思っております。
当日、防災行政無線を使ったシェイクアウト訓練、その場で身を守る訓練も実施しまして、我々の反省点としては、教育の森公園広場にいた方が、訓練にどう参加していいのかがちょっと伝わりづらかったかところは反省でございます。今、委員からも工夫をということもございましたが、例えば我々が今進めている防災アプリですとか、そういったものを使って、シェイクアウト訓練は重要でございますので、実効性が上がるような仕組みについては、来年度はしっかり考えていきたいと思っております。
委員からも楽しみながらというキーワードをいただきましたけれども、VR、AR、VRでいうと東京消防庁のVRの起震車がございますので、そういったものも、今回の防災フェスタには取り込めませんでしたが、来年度以降、様々な防災イベントで、大変人気のある車両ですので、なるべく使えるように活用していきたいと思います。
区といたしまして、来年度の予算では、特にVR、ARを使ったものは考えておりませんが、他区ではこういったものを使って、防災イベントを盛り上げている区も我々把握しておりますので、また研究は重ねていきたいと考えております。
◯宮本
ありがとうございます。あと、スポーツセンターの中で行われたアトラクションについて。
◯答弁
こちらにつきましても、会場の都合と時間の関係で2回しか実施できませんでしたが、事前申込み、全部で約大体300組ぐらいだったんですけども、申込みを開始して、1時間で募集が終わってしまうぐらい大変人気の高いアトラクションでした。防災と脱出ゲームを掛け合わせる、すごく臨場感のあるゲームで、訓練に参加していただいた方は防災意識が上がったというお声をいただいております。
課題といたしましては、これはどのイベントもそうですが、その瞬間は高まったというようなお声をいただくんですが、それをしっかり行動にも移していただけるように、なかなかその辺は言葉で言うほど簡単ではありませんが、効果が高まるような仕組みは引き続き考えていきたいと思っております。
◯宮本
ありがとうございます。アトラクションですね、また来年度も行っていただく予定なのかと思いますが、参加人数をどこまで広げられるかということもあると思うんですが、より多くの方に参加いただけるようにお願いしたいと思います。
以上です。ありがとうございました。
⭐️緊急要望を提出
⭐️AIオンデマンド交通導入を推進 ☀️朝の街頭
⭐️AIオンデマンド交通導入を推進
こんにちは。
「B-ぐる空白地帯」の千石・大塚エリアに、何かしらの公共交通網を新設出来ないかーー4年前に初当選させて頂いてから、区とともに様々検討しましたが、皆さまのご期待に沿える形を未だ模索中です。
今月の予算委員会にて、豊島区で実証実験が進む「AIオンデマンド交通」について質問。
AIオンデマンド交通とは、ちょうどバスとタクシーの中間のようなシステムで、希望のルートを専用アプリで入力すると、およそ10分以内にワゴンタイプの車でお迎えに来るシステムです。中も広々としていますので、ベビーカーも畳まずに乗車できます。
文京区でも実証実験が予定されていることから、大塚・千石エリアと豊島区の実験エリアを重ねて運行することを予算委員会にて提案。JRの池袋駅、大塚駅、巣鴨駅が大塚・千石エリアの方もよく活用する駅になっており、利便性が高まるからです。
今回、3月17日に文京区役所にて、事業者の方からヒアリングを行いました。文京区の皆さまに喜んで頂ける形で実現できるよう、全力で取り組んでまいります。
☀️朝の街頭
今週は5日間挨拶させて頂きました。
⭐️自転車運転者のヘルメット ⭐️街頭演説 ⭐️千石ラジオ体操会
⭐️自転車運転者のヘルメット
こんにちは。
改正道路交通法の改正により、来月から全ての自転車運転者のヘルメット着用が努力義務化されます。
私は2年前の一般質問にて、ヘルメット購入への助成を提案。今回、改めて区へ要望したところ、前向きに検討されているようでした。早期に実現するよう、引き続き訴えてまいります。
私も早速、千石の徳田輪業(サイクルショップ・トクダ)さんで購入。カラフルなものを良く街中で見かけますが、私はシブめの茶色のヘルメットです。現在、品薄で在庫がなく最後の1つでした。とても軽くて、違和感なく運転できます。しっかり安全運転に努めてまいります。
⭐️街頭演説
3月21日は、千石駅前にて午前と午後に、青年局の皆様と街頭演説を行いました。わざわざ来て下さった皆様、そして青年局の皆様、大変に有難うございました!私のこれまでの取り組みと、今後の決意を話させて頂きました。
⭐️千石ラジオ体操会
3月19日は千石ラジオ体操会に参加させて頂きました。宮下公園の再整備期間は、江戸橋公園でラジオ体操ができることになり大変に良かったです。引き続き応援して参ります。
⭐️フレイルチェック開催のご案内
⭐️フレイルチェック開催のご案内
こんにちは。
文京区が主催する、区内在住の方向けの「フレイルチェック」(心身の活力チェック)が、4月~6月に計8回、開催されます!
各回ともに、定員は12名。申請期限は3月27日まで。申請方法は、ハガキ・FAXもしくはHP上の申し込みフォームから。定員を超える申し込みがあった場合には、抽選となります。
イベントの運営は、区民のフレイルサポーターによって行われます。会場では、筋肉量等の測定や質問票などでフレイルの兆候を気軽にチェック。また、フレイル予防について楽しく話し合うグループワークも行います。
昨年、視察をさせて頂きましたが、とても良い内容でした。
ぜひ、ご都合の付く方はお申込みください。
☀️朝の街頭
今週は5日間挨拶させて頂きました。また、本日は、午前10時と午後1時と街頭演説を行いました。皆様、大変に有難うございました。
2023年2月14日 子ども・子育て支援調査特別委員会
こんにちは。2023年2月14日、子ども・子育て支援調査特別委員会に参加しました。私からのおもな質問とそれへの答弁をご紹介します。
<高校生世代までを子育て支援の対象に>
◯宮本:ありがとうございます。
今回の子どもの貧困対策計画をおまとめいただきまして、ありがとうございました。私からは、まず、今回の計画を最終的に見せていただく中で、事業ごとの取組も計画事業ということで紹介していただいていまして、妊娠期から就学前、小学校、中高生までの様々な取組がありますよというふうにまとめていただいております。
各ライフステージに応じた支援を具体的に行っていただいてきているわけですけれども、ネウボラ事業から始まりまして、妊娠前の面談、ネウボラ事業、産後ケア、それから子育て支援等、小学校、中学校、高校まで行くんですけれども、当然、貧困などの経済的問題を抱えておられる御家庭には、最後まで特に支援を手厚くしていっていただく必要があると思います。
少し話がずれるんですけれども、公明党としては、昨年11月に子育て応援トータルプランというものを発表いたしまして、妊娠期から出産・子育て、小学校、中学校、高校、そしてまた社会に巣立って育っていくまで、社会全体で、国がまた地方自治体が責任を持って支援を充実させていくべきであるという内容を盛り込ませていただいております。
文京区は、大きな支援という意味では、これまでも様々な先進的な自治体として取組をしていただいてきております。その中で、高校生世代につきましては、さらなる拡充強化が必要ではないかと思います。
それで、先日、1月に、公明党としても緊急要望を成澤区長にさせていただいたところですが、今後は、東京都と連携して、まずは医療費の実質無償化なども高校生世代まで拡充をしていくというものもあり、区長御自身も、こうした高校生世代までの支援の充実が必要であるということで、具体的には児童手当の拡充なども検討していくとおっしゃっていました。
そうした意味において、文京区の特徴もよく見ていただきながら、こうした子どもの貧困対策計画の中においても、高校生世代と言われる部分についてよく見ていただいて、支援の足りないところに、さらなる拡充強化も必要になってくるのではないかと思うんですけれども、この辺どのように考えていらっしゃるのか御見解をお伺いしたいと思います。
◯答弁:
委員おっしゃるとおり、区はこれまでも妊娠から出産、そして育児、高校を卒業するまで切れ目ない支援をこれまでも各所管が連携して行っているところでございます。
その中で、今回の子どもの貧困の計画に関する計画事業においては、多くの事業が中高生まで含まれています。ですが、やはり、区長も先日表明したとおり、高校生世代の方々に対してはより支援が必要ではないかと考えております。といいますのも、一番肝の児童手当は15歳で終わってしまうということ。もう一つ、就学援助も15歳、中学校を卒業した時点で終わってしまうこと。様々な要因がそういった状況を生んでいるのかと思っております。それに対して、月5000円相当の018サポートと東京都は言っているようですけれども、区は018サポートに更に16歳から18歳まで上乗せをするということを述べさせていただいております。更に就学延長までで終わっていた子ども宅食の支援を、今は1歳拡大して16歳まで拡大を進めているところです。これによって、支援が16歳で終わりがちだったところをより強化するというところで、今後も、この計画にあるもの以外も含め考えていきたいと思っております。
具体的な計画の落とし込みについては、今年度に行う子育て支援のニーズ調査あるいは次期子育て支援計画の中で、子ども・子育て会議等で協議をしながら検討を重ねていくことになると思っております。
◯宮本:
ありがとうございました。よく分かりました。具体的には来年度に行われるニーズ調査で実態の把握を行っていただき、高校生世代までの支援の充実を図っていっていただきたいと思います。
子ども宅食プロジェクトについても、15歳から16歳までに拡充していただくということでありがとうございます。今後とも、この貧困対策につきましては、是非必要な支援が届くように検討していただいて強化拡充をお願いしたいと思います。
以上でございます。
<① 区立保育園の空きを利用しての緊急一時保育事業やリフレッシュ一時保育事業、私立での一時保育事業の拡充を>
<②保育園の空きを利用して、専業主婦の方でも定期的に保育園にお子様を預けられる国のモデル事業を実施すべき>
◯宮本:
入園児の応募状況についての御報告ありがとうございました。令和4年度に続いて応募人数が、昨年に比べては増えていますが、募集に対しては、ちょっと少ないかと思いました。以前もこうした応募状況についての議論も様々この委員会で行いましたが、やはり心配なのは、一つはもちろん待機児童解消に向けての取組で、これまで区の皆様の御尽力で、ここまでたどり着けたこと、本当にありがとうございます。御礼を申し上げます。
その上で、現状として、コロナ禍の影響もあると思いますけども、応募人数が少し少ないという状況は様子を見なければならないという御答弁をいただいて、これがコロナの影響だけの一過性のものなのか、この後また戻ってくるのかということは様子を見なければならないということで理解しております。
ただ、2年連続このような状況になっているということや、また応募人数が、1歳のところも募集に対して減ってきているという数字を見させていただくと、何らかの検討も必要かと思いました。様々な対応策、御意見がございまして、保育所を運営されている事業者さんの状況も何とか心配ですし、支援も必要かと思います。
これまで空いたスペースをどうするかという議論の中で、私どもは、例えば保育の必要性がないと認定された、いわゆる専業主婦の御家庭が子どもを預けられるような取組を拡充していったらどうかと。今、既に区では、区立の保育園では緊急一時保育事業やリフレッシュ一時保育事業を実施していただいたり、また私立でも一時保育事業も拡充をしてきていただいていると。この一時保育事業においては、使ってみようという事業者さん、保育園も少しずつ増えてきているとお伺いしたので、これについては、実施状況など、その後どうなっているのかお伺いしたいと思います。
それから、私ども公明党からは、空き状況を活用した方法の一つとして、国が今、推進しております定期利用保育として、保育の必要性はないと言われた御家庭でも使えるようにして、いわゆる専業主婦の御家庭において、ゼロ歳、1歳、2歳などの幼児のところで、育児の上でかなり困難も抱えているという実態調査結果も出ているということから、定期利用保育を全国にモデル事業として地方自治体に投げ掛けているので、これを文京区でもやってみたらどうかお伺いしました。これについては区では難しいと言われていたんですけども、最近発表された東京都の予算の内容の中にも、同様のモデル事業も実施していくというようなものもございましたので、こちらのほうをよく見ていただいて活用できないかと思いますが、以上二つお伺いしたいと思います。
◯答弁:
まず、1点目、委員のほうからお話のありました一時預かりの現状になるんですけれども、元々令和3年度から新たな、空きを使った余裕活用型の一時預かりに対して、区の補助を始めております。今現在、私立園につきましては、合計15園が一時預かりをやっております。ですので、今年度に入ってからも、一定数の事業者さんが一時預かりを開始していただいているというような状況になっております。
あと、2点目の御提案のありました国のモデル事業と、あと都の同様の事業についての区の対応になりますけれども、やはり国の事業も都の事業も、ふだん保育園を利用してないお子さんが保育園の活動をすることによって他のお子さんと交流することで成長につながる部分もありますし、委員からもお話がありましたように、育児疲れをしている御家庭への支援、あるいは更に支援が必要な御家庭は、関係機関と連携をして対応することもできる事業になっていると認識をしております。
具体的に事業を展開していくに当たり、利用児童の希望が多く集中した場合、どういうふうに優先順位を付けて決定をしていくか、あとは毎日利用しているお子さんと、あと週1回とか週2回とか定期的に利用しているお子さんの保育内容をどう工夫をしていくかを検討していく必要があると考えており、この度、国からも具体的なスキーム、予算が提示されたので、区としても実施の可否について検討し、既に国に対しては、モデル事業の実施の意向があるということで事前の協議を出しています。
その中で、委員からもお話がありました、都においても令和5年度に同様の事業を行うという情報が入ってまいりましたので、今後のスケジュールとしましては、国のモデル事業は令和5年の4月に正式な協議を行うスケジュールとなっておりますので、実際に国の事業で実施をしていくのか、あるいは都の事業で実施をしていくのかを今後比較検討した上で対応してまいりたいと考えております。
◯宮本:
ありがとうございます。国に申請していただけたということで、様々御苦労もあると思いますが、トライしていただけるということで良かったと思います。国になるのか、区が選定されるか、まだ分かりませんけども、また東京都になるかもしれませんし、是非積極的に取り組んでいただきたいと思います。
先ほども申し上げましたけども、全国の厚労省の調査の結果の中で、ゼロ歳から2歳のお子さんを抱えた未就園児の御家庭が約6割を占めていて、多くの困難を抱えて、残念ながらDVといったことにつながるケースも多いということでございましたので、我が文京区が子育て支援の先進自治体として、こうした取組も是非頑張ってやってみていただきたいと思います。
そしてまた、モデル事業なので、どの園にお願いするのかということもあると思いますが、この辺は何かアイデアがあるのでしょうか。
◯答弁:
今、国のモデル事業で令和5年度に想定をしているのは、区が委託事業で運営をしている春日臨時保育所を考えています。春日臨時保育所は令和5年度末までの残り1年となっており、その中で、利用状況とか、利用された保護者の方からのいろんな御意見、あと運営をしていく委託の事業者、そういったところの意見を集約した上で、令和6年度以降、どのような形で区として展開できるか整理して対応したいと考えております。
◯宮本:
分かりました。そうですね。確かに、春日臨時保育所であれば、そういったモデル事業も実施しやすいし、結果次第で私立の保育園などにも展開できれば、経験に基づいて、より良い展開ができるかと思います。様々御苦労も多いと思いますけども、是非モデル事業を通して利用者の皆様の支援につながる取組になるように頑張っていただきたいと思います。
以上です。ありがとうございました。
<児童相談所設置に向けて:利用する子どもたちが安心できる環境整備に、職員の働き続けられるキャリアパス準備を>
◯宮本:
ありがとうございます。先ほどシステムの件は、他の委員の御質問でよく分かりました。しっかり準備をしていただいているということで、安心しました。是非引き続きよろしくお願いいたします。
それから、港区の児相を視察させていただいて、特徴的だった、私が印象として得たのは、木目調の内装が非常に安心感や温かみを感じ、とても大事なことなんだなというふうに感じました。これも参考にしていただいて、入所されるお子さんに安心感を与えていただけるようなものにしていただければと思いますが、どのようにお考えか、お伺いしたいと思います。
また、地域の方の理解についても、先ほど他の委員のお話で、しっかり私ども、児相のできる地域の方々と説明を丁寧にしていただいているとお伺いしました。港区のほうでも地元町会の方が温かく応援をしてくれていたということがありましたので、これもとても大事だなと思いましたので、引き続き是非よろしくお願いします。
あと、先々の話になるかもしれないんですが、先ほど宮崎委員から職員の確保については、丁寧な御答弁がありまして、しっかり取り組んでいただいているということが分かりました。先々の話になるかもしれないんですが、児相の職員のキャリアパスについてどのようにお考えか、お伺いしたいと思います。
全国で経験豊富な児相の職員さんが不足していると、異動も多いと聞いています。幸い文京区に来ていただいたベテランの方が多くいらっしゃいまして、本当に感謝の思いでございますし、また区独自としても研修に送り出したり、様々な取組をしていただいているということで、心強いです。他の自治体の例をお伺いしたんですが、そのような区でいろいろ経験を積んでいただいたキャリアのある方がキャリアパス上、なかなか活躍ができなくなるような例もあると聞きましたので、他のほうに異動しないように、願わくば、文京区のベテランの方、経験を積まれた方ができれば文京区で末永くといいますか、頑張っていただけるようなキャリアパスも御検討していただいておく必要もあるかと思いますが、いかがでしょうか。以上です。
◯答弁:
港区の児童相談所を踏まえた児童相談所の施設面の在り方というようなところでございます。児童相談所設置区によりまして、住宅地の中にありましたり、あるいは商業施設が多くある中に配置されたりする例というところがございますけれども、まず外観でいきますと、文京区、非常に魅力ある町並みが特徴になっております。寺社仏閣などの歴史的な建造物の周囲環境に配慮しまして、落ち着いた外観、雰囲気を持つ施設になるような準備をしているところでございます。
また、委員から御指摘のあった施設内におきましても、保護者等々の皆様が相談しやすくて、あるいは子どもたちが落ち着いて過ごすことができる雰囲気を持った造りができるように、引き続き整備技術課と協議しながら進めてまいりたいと考えております。
もう1点、職員のキャリアパスについてです。これは今、文京区の児童相談所準備に当たりまして、職員のキャリアパスというところでいくと、職員についてどのような立場からどのようなスキルを積んで、更にどのようなスキルを身に付けていけるのかというような道筋を示していくところが非常に求められていると認識してございます。
そんなところで、現在の準備段階での取組でいきますと、今実施中ですが、入区1年目の福祉、保健、教育関係の区職員に対しまして、児童相談所業務について理解を深めるための悉皆の研修を、庁内において、児童相談所で働くとはどのようになるのかというような勉強会を定期的に実施しているところでございます。ここは、児相の職員として将来奮闘していただくことも大いにあるというところと、将来のビジョンを持ちながら現在の職務にも着実に取り組んでほしいという観点で行っております。
また児童相談所が開設後に職員が安心して働くことができるというような準備も非常に大切なんですが、また、行く行く児童相談所でキャリアを積んだ職員がまた福祉、保健、教育の現場に戻って、児童虐待を含んだ児童福祉の全体の一層の向上につながるような展開を見据えながら、児童相談所に係る所内の研修体制、あるいはキャリアパス等についての施策を検討してまいりたいと考えてございます。
<子ども臨時応援支援金について、LINEを活用した申請が有効。LINEから子育てガイドにアクセスできるよう工夫を>
◯宮本委員 ありがとうございます。
今月末が締切り、申請締切りになっていますが、文京区の子ども応援臨時支援金の申請状況、また給付状況などについてお伺いしたいと思います。今回、特徴としては、文京区のLINE公式アカウントを通しての申請ができたということで、これについてもどのような状況なのか、教えてください。
私も個人的にLINEを通して、マイナンバーカードを通して申請させていただきまして、驚きました。本当にすごく速くて画期的な、歴史的瞬間のような、申請があまりにも速過ぎて驚きまして、今後も活用を様々な場面で、今後、庁内のDX化も進みますので、非常にこれを展開していただきたいと思いますが、お伺いしたいと思います。また、業務改善にもつながっているのではないかと思いますが、この点もお伺いしたいと思います。
これが一つ目の質問で、もう一つは、関連するので、すぐ質問させていただきますが、以前もこの場でお伺いしましたが、文京区LINE公式アカウントから子育てガイドにより早くアクセスできるようにできないかとお伺いしまして、最近見たら、早めにアクセスできるようになっていました。こういった利便性の向上も併せて引き続き頑張っていただきたいと思います。お伺いします。
◯答弁:
臨時応援支援金の件ですけれども、我々しては、区の対象となる方は約3万5000人で、10月2日以降に転居された方々も含めると約3万5000人のお子さんが対象になりまして、相当世帯数としては約2万3300世帯を想定しております。そのうち、現時点で約2万1000世帯の方から御申請いただいておりまして、9割を超える申請をいただいております。
そのうちLINEで申請された方々が約6割、郵送が約4割ということです。LINEで申請された方の中でも、さらにマイナンバーを使って申請された方が約75%いらっしゃいます。ということで、多くの方がマイナンバーを使って申請されたということで、大変楽で、ありがとうございますというようなお声も直接区のほうに届いているところです。
一方、郵送申請も受け付けてはいるんですけれども、かなり審査に時間が掛かっておりまして、LINE申請よりも約3、4倍の時間が掛かっているというところで、そういったところも含めて、今後、区の事務量の負担等も鑑みながら、あるいはまた子育て支援、子育て世帯の方々の生活スタイルに合った支援を今後もしていきたいと思っております。
また、区の公式LINEアカウントの登録者数も2万6000人を超えて、その多くが臨時支援金の登録のために登録をされた方がいらっしゃり、この特別委員会でもお話があった子どもの子育てガイドのリンクを張ったというところで、ここに直接コールセンターの番号も付けたらいかがかということを子ども・子育て会議の委員の方から御提案いただきまして、それをその翌日対応させていただき、また使いやすくなったということで御意見をいただいたというところです。
引き続き、様々な周知をすることの課題もございますので、こういったツールなども積極的に使いながら、区としては取り組んでまいりたいというところでございます。
◯宮本:
ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。
以上です。
⭐️令和5年度予算が成立。補正予算も成立。 ☀️朝の街頭
⭐️文京区国際交流フェスタ〜謎解きツアーもあり!〜
⭐️文京区国際交流フェスタ〜謎解きツアーもあり!〜
こんにちは。
今週土曜日(3/11)、シビックセンターの地下2階から地上2階が会場となり、国際交流フェスタwith国内交流が10:00〜16:00まで開催されます。
会場には、華道・茶道をはじめとする日本の伝統文化や、トルコなど外国の伝統芸術を体験できるブースがあります。また文京区区内唯一の大使館、ベナン共和国大使館が、ベナンの美術品、民族衣装、ドライフルーツを販売します。
他にも、国内の自治体による物産販売も。私の出身地である、広島県福山市は海苔を販売するとの事。
謎解きツアーもあるそうですので、お時間のある方はお立ち寄りください。