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ひとりに寄り添い 未来を開く!
文京区議会議員 宮本伸一

「政策実現力 公明が一番」

2021年10月30日

○ 比例区は公明党へ!

こんにちは。

いよいよ明日は衆院選の投票日です。
これまでの皆様の力強い応援に深く感謝申し上げます。本当に有難うございます!

公明党は総力を挙げて戦ってますが、各紙の分析では、比例区では全国で大変に厳しい状況となっています。逆転勝利に向けて最後まで戦ってまいります!

本日の公明新聞より、「政策実現力 公明が一番」の記事をご紹介します。

また、10月22日の記事には、NPO法人の検証で公明党が8割を超える公約実現を果たしている事が高く評価されています。

口先だけでなく、政策を実現するのが政治の仕事です。仕事で結果をだせる、だしてきたのが公明党です。比例区は公明党へとなにとぞ宜しくお願い申し上げます!

「政策実現力 公明が一番」

「政策実現力 公明が一番」2

「政策実現力 公明が一番」3

決算審査特別委員会(2021年10月)その3(最終回)

2021年10月23日

こんにちは。2021年10月に行われた決算審査特別委員会のその3(最終回)の報告になります。

<介護人材の確保・育成の取り組みについて>

○宮本:

ありがとうございます。 133ページの介護人材のところと、143ページの医療的ケア児レスパイト、それから145ページの障害者グループホーム等整備費補助のところでお伺いします。 初めに、133ページの介護人材確保啓発事業のところについてお伺いします。

このテーマは引き続き区にとっても重要なテーマでありまして、これまでも御尽力いただ いてきましたが、令和2年度の取組と成果をお伺いしたい。また、今後の取組もどのよう に考えていらっしゃるのか、教えてください。

○答弁:

介護人材確保定着の事業についてのお尋ねでございます。私ども区としても、介護人材の確保、定着は、今後高齢者数の増が想定される中で、極めて重要な課題 と認識してございます。

令和2年度も、区内の介護サービス事業者で組織する実行委員会と区が共催する形で、介 護の魅力の発信や介護従事者の人材確保を目的として、アクティブ介護を実施してござい ます。こちらについては、文京区の介護の取組をいわゆる3Kとして、輝き、感動、感謝 と、この三つに設定して、区内の介護事業者と協力して介護の魅力を発信してございます。 こちらは、昨年度、新型コロナウイルスの感染症拡大防止のため一部オンライン形式に切 り替えたことにより、参加者数は若干減ってございますけれども、多くの方が関心を寄せ ていただき、また就職相談会にもおいでいただいて、御相談していただいたところでござ います。

また、その他の事業としては、区内の介護事業所のオンラインによる見学ツアー、若年層 向け介護の仕事啓発冊子の作成、また区内大学の文化祭に、これもオンライン形式ですけ れども、出張講座として参加させていただくなど、様々な方に様々な形で介護のことを正 しく知っていただけるということをお知らせしてございます。

また、今後は、このような形で介護の魅力をしっかりとお伝えしていく、続けることが重 要と考えてございます。そういったことで様々な世代に介護の正しい理解をしていただけるということにつながっていくものと。そういったことの結果、高齢になっても安心して 暮らせる地域社会を構築できるもの、また、一助になるものと考えてございますので、引 き続き介護人材の確保、定着については力を入れて取り組んでまいります。

○宮本:

ありがとうございました。令和2年度も、様々、一生懸命取り組んでいただいたことと理解しました。私も議員になって初めてこの3K、拝見しました。輝き、感動、感 謝の3Kということで、初めに見たとき、本当にすばらしいなと思いました。

私の親も、もう他界したんですが、文京区ではないところで介護施設にお世話になってお り、2年、3年ほど前になるんですけれども、非常に若い方がそこの施設では生き生きと 働いていらっしゃった姿に感動しましたし、また様々な介護施設を探していく中で、外国 人の方も働いていらっしゃった施設もありました。今後、日本にとってはデジタル人材が 足りないとか、そういった人材不足ということも言われていますけれども、この問題も、 前から言われている介護人材の確保については、国にとっても一生懸命考えなければいけ ないテーマでありますが、区にとって、引き続き文京区らしい取組で人材確保に力を入れ ていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

<医療的ケア児レスパイト事業の充実を>

続きまして、143ページの医療的ケア児レスパイト事業についてお伺いします。

令和2年度の執行率が45.3%となっております。一方で、御利用者のお声をお伺いする 中で、足りないと。御利用していただいた、非常にこの制度に、制度を御利用して、この 制度自体に感謝していらっしゃる、使っていて有り難いとおっしゃっているんですけれど も、時間的には足りないというお声があったんですね。

いろいろ事前にお伺いしたところ、このレスパイト事業の利用方法が、1回2時間以上4 時間までで1年24回が上限、また月4回までの上限という利用方法になっているとお伺い しまして、その利用者のお声と利用方法をいろいろ関連して考えて調べてみますと、御利 用したい方は、1回は御利用する時間自体は短いんですね、1時間から2時間で。ただ、 回数が必要ということで、現在の年間24回の上限にはすぐ達してしまうということで、で きれば回数ではなく、年間何時間というような時間での上限を設定していただけないかな というお声だったんです。

区としても、施行率が低いということであれば、こうした利用時間の方法を変更すること で、御利用者のお力にもなれるのではないかと思うんですが、何か課題があるのであれば、 お伺いしたいと思います。

 

○答弁:

在宅レスパイト事業ですけれども、利用の実績としては、ここ数年横ばいで、おととしで改めて対象の方全てに御案内を個別に送付したところですけれども、結 果としてそれほど利用が伸びていない状況でございます。利用される方とされていない方 がはっきり二極化しておりまして、利用されている方は結構な頻度で利用されていますけ れども、全く利用されていない方はしていないという状況でございます。

その中で、今委員御指摘のとおり、今の制度上の制限ですね、年間24回、それから月4 回ということについて変更を求めるお声をいただいているのは事実でございます。ただ、 こちらの事業は、東京都のほうの事業ということで、包括補助をいただいて実施をしてい る事業ということで、原則的には東京都の要領の枠内でやるということで、現状、23区の 中で独自に取扱いを変えて実施をしているという区はないという状況です。

○宮本:

分かりました。東京都の示すやり方があるということで、それが縛りになっているということで、なかなか難しいのかと思います。 例えば都の示すやり方からはみ出る部分について、区独自で何か支援につなげて支援していただけると助かるんですけれども、いかがでしょうか。

○答弁:

回数制限の撤廃を含む制度の変更は、東京都のQAでは、独自に制度を変更した場合は、はみ出した分は区の持ち出しでやってくださいというような仕切りにな っております。ただ、今、特別区の課長会の中で、他の自治体でこの制限を見直したほう がいいのではという声が幾つか上がってきており、今後の課長会での協議次第ですけれど も、場合によっては都に見直しを要望することも想定されてございます。

○宮本:

ありがとうございます。持ち出しになるということで、できればお願いしたいところですが、今お伺いしたところでは、他の区からも同じような要望が出ているというこ とでしたので、文京区からも積極的に声を上げて利用者の力になっていただきたいと思い ますので、何とぞよろしくお願いいたします。

<新たな障害者グループホーム整備を>

○宮本:

最後に、145ページの障害者グループホーム等整備費補助のところ、28番です。

重症心身障害児又は医療的ケア児などの重い障害のある児童が利用可能な通所施設を希望 されるというお声をいただいております。区でも、整備費事業費の補助制度、令和2年度、拡充したと思いますが、なかなか事業者の誘致はなかなか難しい現状と理解しております。 様々御尽力いただいていると思いますが、課題としてはどういった点があるのか、お伺い します。

○答弁:

まず、先ほどのレスパイト事業について、他の区からそういう声が上がっている状況もございますので、利用を希望される方が利用しやすい制度にということで、 私どもも検討してまいりたいと考えております。

それから、通所施設の件ですが、令和3年度から主に重症心身障害児と医療的ケア児を対 象とする児童の通所施設の整備費の補助制度を新たに設置したところです。まだ御利用が なく、課題としては、設置に関わる費用もそうなんですけれども、設置した後の運営にか なり困難があると聞いております。医療的ケアの必要なお子さんですので、体調を崩しや すいというような状況があり、元々利用の予約を入れていても、当日キャンセルになる、 あるいは登録をやめてしまうことがあり、今の報酬体系上では、定員一杯の方が毎日いら っしゃって、やっととんとんというような状況だとお聞きをしたことがあります。

ですので、今後、整備を進めていくに当たっては、整備費の補助だけではなく、運営に関 わる費用でどういった支援ができるかについても、他の自治体の状況も参考にしながら、 研究してまいります。

○宮本:

ありがとうございました。整備費だけではなく、運営費も事業者にとっては厳しいということでございました。今後は国や都もそういったことをよく検討していくべきと 思いますので、区からもそうした実情を、機会があれば声を上げていただきたいと思いま す。また、公明党としてもしっかり国や都に働き掛けていきたいと思います。今後ともそ うした重症心身障害児、また医療的ケア児の方々の御要望にお応えできるように、引き続 き是非御尽力をよろしくお願い申し上げます。以上です。

○答弁:

先ほどの補足ですが、医療的ケア児等の受入れ施設に対する報酬見直し等について国に働き掛ける、また施設を安定して運営するための補助制度の充実、それか ら支援策の拡充につきましては、特別区長会を通じて東京都に予算要望として申入れをし ているという状況でございます。

 

<育児支援ヘルパー事業の充実が必要>

○宮本:

157ページの子ども家庭支援センター事業のところについてお伺いします。

総括質問でも御答弁いただいたところですけれども、(3)の育児支援ヘルパー事業のと ころでございます。虐待の未然防止などにつながる事業で、非常に大事だと考えます。

決算額が前年比から大きくなって、これは事前に聞いたところは、世帯は同じであるが回 数が増えたことが大きな理由であるというふうにお伺いしました。39家庭、918回とお伺い しました。こうした取組が今後も一層重要になるというふうに思います。今後のニーズもし っかり捉えて、取組を充実させていただきたいと思います。

ヤングケアラーのいる家庭への配慮などが特に必要になると思います。この点について、 今後の充実について見解をお伺いしたいと思います。

○答弁:

子ども家庭支援センターでは、コロナが始まって以来、相談件数も増えておりまして、決算額としては全体に減っておりますが、ヘルパー事業につ いてだけは決算額がアップしております。

こちら令和2年から対象者を、それまでは乳幼児、7か月までだったんですが、対象者を 未就学児童まで増やしましたので、そういったこともございますが、コロナでの必要度が高 まったというのも非常に感じるところでございます。

現在では未就学児童までということなので、対象者は限られておりますが、ヤングケアラ ーも、社会の課題となってございますので、家事支援、育児支援について、そういった事業 でもカバーできるのではないかと、今そちらのほうは検討している段階でございます。産後 鬱の方も非常に増えておりますので、ますます対象者の発見と丁寧な対応については、これ も充実させていきたいと考えております。

○宮本:

ありがとうございました。様々なケースがあって、それに丁寧に対応していただいていると思います。また、実動で動いていただく職員の方、是非充実させていただいて、 今後とも寄り添った支援をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

以上でございます。

 

<うつ病・自殺対策の拡充が必要>

○宮本:

171ページの鬱病自殺対策のところでございます。

まず、保健衛生部の皆様には、新型コロナウイルス感染症、ワクチン接種などに御対応い ただいておりまして、大変ありがとうございます。

鬱病自殺対策につきまして、これまでも我々の会派からも御質問させていただいたことも ございました。現在は、文京区の自殺対策計画に沿って、まず相談体制の充実、周知、また メンタルヘルスチェックの活用、そしてまたゲートキーパーの育成など、具体的に取り組ん でいただいていると思います。

コロナ禍を受けまして、この対策には今後強化が必要と思っております。その上で、様々、 相談体制の充実で、相談窓口にたどり着ける方においては、その後、相談をしていただいて、 必要な支援につないでいただくなど、何らかの対応ができるかと思うんですけれども、相談 までたどり着けない方などにどのように支援が届けられるかという意味で考えております。

その意味では、やはり今、区が取り組んでいるゲートキーパーの育成というのを、職員の 方、また区民の方も含めて、着実に増やしていくことが、地道ではありますけれども、大切 なのかというふうに考えます。まずこのゲートキーパーの育成についての令和2年度の取組、 また今後どのようにやっていいただけるのか、見解をお伺いしたいと思います。

○答弁:

令和2年度のゲートキーパー研修につきましては、コロナ禍ではございますが、何とか3回、区民向け、福祉部生活福祉課のケースワーカーに向けたもの、そして 一般の区の職員に向けたものと、3回実施してございます。

 

相談の体制といたしましては、先日、9月に自殺対策強化月間のところで普及啓発の周知 を行ったところでございますが、通年を通じて、こころの体温計ですとか、そういったもの が手軽に御利用いただけるようになっておりまして、アクセスも増えている状況でございま す。

○宮本:

ありがとうございます。コロナ禍においても3回行っていただいたということで、良かったと思います。また今後も、特に区民の方にも拡充をしていただけると有り難いなと いうふうに思いますので、御検討いただきたいと思います。

また、今、課長が触れられた、こころの体温計について、周知していただいている相談体 制のチラシの一番真ん中にQRコードがあるんですけれども、御利用いただいているアクセ スも一定あるというふうにお伺いしております。もし可能なら、内容がしばらく同じだと思 いますので、国が開発してホームページで紹介しているものもあるんですが、こころの体温 計の内容もできれば充実していただけると、御利用する方にとって、もっと効果が大きいの ではないかというふうに思いますので、是非御検討いただきたいと思います。

 

<がん検診の推進を、ウィッグ助成の充実を>

○宮本:

続きまして、173ページのがん検診のところでございます。

事前にお伺いしたところ、令和2年度はやはりコロナ禍で、区としてはそれぞれの検診に おいて約1割減という状況であると聞きました。

一方で、全国では約3割減ということで、文京区では一定、令和2年度から機能しており ます検診システムの効果が出ていると思います。令和2年度にはウィッグ購入の助成を行っ ていただいたと思います。この実績をお伺いしたいのと、実績があって、利用者の好評の声 があるのであれば、拡充も併せて検討いただきたいと思っておりますが、その辺のところを お伺いしたいと思います。

○答弁:

ウィッグ購入助成の実績でございますけれども、令和2年度は、全体で73名の方の申請がございました。3万円を上限に、2分の1補助で行っているところでござ いますけれども、昨年度始めたということで、1年目である程度浸透してきたといいますか、 がんの各支援団体さんですとか、あるいは医療機関、それからウィッグを作っているような メーカー、販売店とかで、積極的に情報を流していただいているところもございまして、今 年度におきましては、今の段階で既に73名、昨年度と同じ数の方が来ていらっしゃいます。

やはり女性の方が多いんですけれども、これからまた社会復帰をされる中で、外見を気に される方にとっては、非常に有り難いということでお声もいただいておりますので、今後も 引き続きこちらのほうは拡充していきたいと思います。

拡充の内容でございますけれども、昨年度はウィッグの購入費だけを対象といたしました が、今年度からは販売店のほうで行っておりますレンタルについても対象としております。

○宮本:

ありがとうございました。御利用者も多くあるということと、喜びのお声もあるということで、また、令和3年度からはレンタルも含めて取り組まれて、助成していただい ているということで、ありがとうございます。また今後とも状況を見て、ニーズにお応えで きるように充実していただきたいと思います。ありがとうございました。

以上です。

 

<食品ロス対策の充実を>

○宮本:

197ページの食品ロス対策についてお伺いします。

これまで文京区の食品ロス対策の事業、様々取り組んでいただき、ありがとうございます。 令和元年10月31日に国でも食品ロス削減推進法が施行され、またコロナ禍を受け、国民、区 民の方の関心も高くなっていると思います。

質問を二つさせていただきます。一つは、令和2年度はフードドライブの実績が良かった とお伺いしました。その要因をどう分析しているのかお伺いしたいのと、今後その分析の上 でどう展開されたいと思っているか、お伺いします。

もう一つは、公明党からかねてより、集まった食品の活用を広く利用していただきたい、 拡充していただきたいと思って御要望しており、令和2年度からですかね、社会福祉協議会 を通じての取組もあったと伺いました。こちらの実績も併せてお伺いしたいと思います。

○答弁:

フードドライブにつきましては、平成26年度からこの事業を開始して、開始した平成26年度は、年間76キロの回収量でしたが、昨年度は、年間で1,402キロ まで回収量が増えてございます。

回収量が増えた理由としては、周知啓発を強化したことが考えられます。具体的には、ホ ームページやSNSに加え、区設掲示板での掲示、それからB―ぐるへのポスターやチラシ の配架を行いました。また、あわせて、小石川郵便局と本郷郵便局にもポスターを掲示しま した。自宅訪問受け取りサービスという取組も行っておりますが、そちらを利用された方に 昨年度からお礼状を郵送することを始めました。それによって複数回利用される方も大分増 えてきている状況でございます。あと、昨年度は巣籠もりによる家庭内の余剰食品の増加も 一因として考えられると思っております。そういったことで、周知啓発を強化したことが回 収量の増につながったと思っております。

あと、集めた食品は、これまでNPO団体を通じて福祉施設や福祉団体に提供しておりま したが、令和3年の2月から文京区の社会福祉協議会を通じて生活困窮者などにお配りして おります。実績はまだ半年ぐらいですが、大体、社協とNPOに配付する食料の比率としては、1対3ぐらいの比率で配分をさせていただいております。今後も、できれば回収した食 料については、文京区内で循環したいと思っており、適切な利用に努めてまいります。

 

○宮本:

ありがとうございます。様々工夫していただいて、周知啓発も工夫して取り組ん でいただき、また自宅訪問なども行っていただいてなどなど、お礼状も送付していただいて リピートしていただける方も出たということで、この事業を大きく拡充していただいており、 ありがとうございます。

是非、区民の方の意識も高くなってきておりますので、今後とも食品ロス対策事業の継続、 拡充等、何とぞよろしくお願いいたします。

以上です。

 

<認知症の方を地域で見守る取り組み強化を>

○宮本:

277ページの認知症高齢者等徘徊対策事業のところについてお伺いしたいと思います。 区では、SOSメールなどの地域で守る取組を実施していただいております。令和2年度の取組状況をお伺いしたいのと、今年度に入ってからだと思うんですが、身元を確認するた めのシールを改善していただいて、取組を新たに始めていただいておりますので、こちらの 状況も併せてお伺いしたいと思います。

○答弁:

見守りに関しては、昨年度は町会と連携して、「うちに帰ろう」模擬訓練というのはできなかったんですけれども、今年度は、11月に小日向台町町会の協力を得て実 施していく予定です。

今年1月から始めたおでかけ見守りシールにつきましては、まだ6枚ぐらいしか発行がな いですけれども、先週、早速このシールを使って行方不明事案が約30分ほどで解決したとい う事例がございました。

○宮本:

ありがとうございます。今後とも地域で見守りが拡充できるよう、地域の方の御協力もいただき、またこうしたシールの取組も早速効果が表れて良かったと思います。引き 続き何とぞよろしくお願いいたします。

以上でございます。

ーーーーー

最後に公明党の態度表明を下記にご紹介します。

 

○宮本:

令和2年度は、文の京総合戦略を実施する初年度としてスタートしましたが、ほ ぼ同時に新型コロナウイルス感染症の拡大が始まりました。そのため、この1年間は、感染 拡大防止のための事業と緊急経済対策などを中心に、国、都と連携を取りながらスピード感を持って取り組んだことを評価します。 そのため、国、都からの支出金も多く、区としても大がかりな補正予算を組み、区民が必要とする感染対策事業、支援事業などを実施、過去最大規模の決算となりました。 また、文の京総合戦略に掲げる優先度の高い主要課題の解決のための事業を実施、過去に 経験したことのないコロナ禍にあって、緊急事態宣言の間などはやむを得ず実施が見送られ る事業もありましたが、感染対策を採りながら工夫をして実施した事業、オンラインなどを活用して実施した事業もあり、区民のニーズに一定応えられたことと評価します。 歳入においては、特別区民税が納税義務者の増などにより歳入を支えました。収入率も収納方法を拡充し、前年度に続き、高い収納率を維持していることを評価します。 今後は、コロナ禍を受けた社会経済状況の変化を的確に把握、国、都の動向を注視して、特別区としての主張、要請を適時行うなど、区の一般財源の確保に努めることを要望します。 また、ITCの活用や創意工夫を持って効率的、効果的な業務に努めることはもとより、文京区にふさわしい方法でのふるさと納税を活用した財源確保も要望します。 また、コロナ感染症対策の取組、経済対策事業などのコロナ禍を乗り越えるための取組、 社会的孤立など困難を抱える方への支援、そして子育て支援施策の強化に加え、少子高齢化 社会の進行に対応できるよう中長期的視点から基金、起債を活用して財政負担の平準化を図り、効率的かつ効果的な財政運営を図られるよう要望いたします。 なお、決算審査の過程において、我が会派の所属議員が指摘しました次に掲げる意見、要望につきましては、今後十分に検討の上、実現を図られるよう強く望みます。

地方創生臨時交付金の効果的な活用、会計年度任用職員の相談体制の強化、指定管理者に 対する労働条件モニタリングの効果的な実施、男女平等事業の相談事業の拡充、生理の貧困 解消対策の充実、町会・自治会支援の推進とデジタル支援、区民防災組織の育成の強化、商 店街の活性化と円滑なキャッシュレス化推進とデジタル支援の充実、女性、若者、高齢者、 障害者の就労支援、社会的孤立の解消に向け、1、生活困窮者への居住支援、2、ひきこも りの方の社会参加、3、ヤングケアラーの支援、4、断らない相談窓口と重層的支援体制整 備事業の導入、区と社会福祉協議会の連携強化、シルバー人材センター事業の充実とデジタ ル人材育成、文の京フレイル予防プロジェクトの充実、独り暮らしの高齢者見守り事業の充実、補聴器補助の活用と聞こえのチェックの実施、がん検診の新たなシステムの活用と充実、 ニーズに合った産前産後ケアの充実、耐震診断や改修に係る助成制度の区民周知の強化と助 成額の増額、ブロック塀等の改修を促進、木密地域の火災延焼防止対策の推進、道路上のお 休み石の設置、特別区民税の納入に困難を抱える方への支援、行政情報発信の充実、避難行 動要支援者への支援強化、在宅避難への支援拡充、コロナ禍で打撃を受けた中小企業への支 援強化、助成金申請などの手続を申請できるよう士業団体との連携強化、介護人材確保啓発 事業の継続的な実施、医療的ケア児在宅レスパイト事業の利用方法の充実、重症心身障害児 や医療的ケア児などの児童が利用可能な通所施設整備に向けた取組の強化、育児支援、ヘル パー事業の充実、鬱病自殺対策の強化、がん患者のウィッグ購入助成事業の充実、食品ロス 対策事業の充実、認知症の方の見守り事業の充実、

 

以上の意見を付しまして、公明党文京区 議団は、令和2年度一般会計歳入歳出決算、国民健康保険特別会計歳入歳出決算、介護保険特別会計歳入歳出決算、後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の4会計決算を認定します。

決算審査特別委員会(2021年10月)その3(最終回)

決算審査特別委員会(2021年10月)その2

2021年10月22日

こんにちは。2021年10月に行われた決算審査特別委員会について、私の質問とそれへの答弁をご報告します。前回に続いて2回目となります。

 

<ふるさと納税による影響に対応するべき>

○宮本:

ありがとうございます。主要施策の特別区民税のところでございます。また、税務 概要の14ページのところもちょっと引用させていただきます。

初めに、令和2年度も、区として高い収入率を維持していただきまして、区民の皆様に深 く感謝申し上げますとともに、税務課の皆様の御尽力に公明党からの感謝を申し上げます。 ありがとうございます。

私からの質問は、ふるさと納税による影響についてちょっとお伺いしたいと思います。

総括質問のほうでも私の質問に答弁いただきまして、今後とも国に抜本的な見直しを求め ていくというふうに御答弁いただいておりました。また、事前にお伺いして、また先ほども 御答弁にありましたが、令和3年度も巣籠もり需要の拡大などの影響が見込まれ、21.4億円 のふるさと納税の影響額が見込まれるというふうにお伺いしました。

このふるさと納税の影響も、もう毎年議論されておりますが、この税務概要によりますと、 平成28年から始まり、5.3億円から影響額が始まりまして、徐々に毎年毎年影響額が増えて きました。このまま影響額が増加してしまいますと、当然区財政への影響も大きくなってし まいます。また、今後の税収の見込みも不透明な部分もあるということで、更にその影響の 度合いも強まるのではないかというふうに考えます。

区としては、今後とも国に対する主張も続けていただきたいと思いますけれども、もっと 実質的な対応の検討をしていただく必要があると考えます。令和2年度は、コロナ対策のガ バメントクラウドファンディングを活用した取組を行っていただきました。こうしたガバメ ントクラウドファンディングを活用した取組の拡充強化を是非検討していただいて、始めていただく必要があるかと思いますが、見解をお伺いしたいと思います。

○答弁:

ふるさと納税の活用の部分でございますけれども、本区のふるさと納税の活用につきましては「文の京」総合戦略の中にもございますとおり、区の施策に共感をし、賛 同していただける方から寄附を募るというのが基本的な考え方でございます。この間も、委 員のほうからもありましたとおり、宅食プロジェクト以外にも、昨年度は区のコロナ対策に 関する寄附金という形で、現在も募集しているというところでございます。

また、全国的に見ましても、一時のような形で返礼品競争というのは大分収まってきては ございますけれども、最近では、地元の名所の見学ツアーといったものでしたり、農作物の 収穫体験といった、いわゆる体験型の返礼品といったようなところで、返礼品にとらわれな い新たなふるさと納税の活用というのも大分注目されているというところでございますので、 本区もそういった他の自治体の例等を参考にしながら、庁内で連携をし、新たな活用方法に ついて検討していきたいと考えてございます。

○宮本:

ありがとうございます。文京区らしい取組を検討していただいて、何とかこの影響を少なくしていけるようにしたいと思いますので、是非ともよろしくお願いいたします。

 

<収納方法の拡充を>

○ 宮本:

次の質問をさせていただきます。 同じく特別区民税のところの税務概要の36ページのところですが、収納手段の方法の拡充についてお伺いしたいと思います。 公明党も要望させていただきまして、収納方法の拡充に取り組んでいただいてまいりました、ありがとうございます。令和2年度4月からは、LINE Payを導入していただき ました。この成果をまずはお伺いしたいのと、また、あわせて令和3年に入ってはクレジッ ト払いも開始していただいていますので、こちらの状況も併せてお伺いできるでしょうか。

○答弁:

ただいまのお尋ね、LINE Payの状況ということでございますけれども、こちらは令和2年度4月からの決済方法として導入をいたしまして、令和2年度のL INE Pay利用実績でございますが、件数といたしましては4,973件、決済金額につき ましては約2億円でございました。こちらについては、今後も区報、ホームページにおいて 周知を図ってまいりたいと考えてございます。

また次に、クレジットカードによる決済でございますが、こちらは令和3年5月6日からクレジットカードによる決済を可能とすることとなりました。具体的には、スマートフォン アプリのモバイルレジというアプリを利用して、クレジットカードでいつでも御納付が可能 でございますが、お支払いになる納付書の金額が30万円以下のものが対象となってございま す。

こちらの実績でございますが、こちらは5月6日からの開始でございますので、現時点で は、恐れ入りますが7月末までの数字になりますが、件数が1,087件、決済金額は約7,600万 円となってございます。

○宮本:

御丁寧にありがとうございました。LINE Payのほうも、またクレジット払いのほうも少しずつ御利用いただいていて、実績が出ているということで良かったと思い ます。

今後とも様々なニーズをスピーディーに捉えていただいて、収納手段の拡充を検討してい ただいて、区民の皆様の利便性の向上と、また収納率の増加に、改善につなげていただきた いと思いますので、よろしくお願いいたします。

<徴収猶予の特例について、収納困難な方への寄り添った支援を>

○宮本:

最後に、徴収猶予の特例について、私ども会派からもちょっと一言お伺い、御意見をさせ ていただきたいと思います。

これまで様々な会派の方の質問があり、御答弁がありましたので、実態、また申請の状況 などをお伺いしました。区としては、1か月前にお知らせなどを出して寄り添った対応をし ていただけるということでございました。是非、困難な状況にいらっしゃる方がこの特例を 御活用いただいて、乗り越えていただきたいなというふうに思います。

これまでも税務課の皆様には、様々、状況困難な方に寄り添っていただいて、必要な場合 は生活福祉課などと連携を取りながら、ケース・バイ・ケースで支援をしていただいてきた と思いますので、コロナ禍で特に影響も変わって、特段厳しい状況にある方もいらっしゃる かと思いますので、引き続きしっかりとそうした丁寧な寄り添った支援、全庁的に連携を取 りながらお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。

以上でございます。

<マイナンバーカード発行への支援拡充を・区民の利便性と行政の効率化につなげるべき>

○宮本:

ありがとうございます。35ページの個人番号カード交付事業費補助金のところについてお伺いしたいと思います。

国が力を入れて、かなり額も大きくなっておりますが、収入率が60.6%となっておりまし て、事前に少しお伺いしたところ、請求元であるJ-LISさんからの請求が基になってい るということで、それに伴って国の支出金もあるということで、大枠説明をお伺いしたんで すけれども、もう少しこの点経緯をお伺いしたいと思いますが、お願いします。

○答弁:

こちらの経緯なんですが、まずこの個人番号カード交付事業費補助金なんですが、歳出の個人番号交付事業、こちらの中でJ-LIS、地方公共団体システム機構 というところに個人番号カードを作成する経費等そういうのが発生しますので、それを各自 治体のほうで分担して、一旦負担金として払うんですね。その払ったお金が丸々補助率10分 の10ということで国から戻ってくるのが、こちらの歳入のほうの個人番号カード交付事業費 補助金ということになります。

今回、国のほう、J-LISのほうで令和2年度に係る経費を今予算で見積りまして、そ れを単純計算で全国の自治体の人口割で割り振って、その金額を最大値として予算立てをし たんですが、実際蓋を開けてみますと、J-LIS側のほうでそこまで予算執行できなかっ たということで、その結果、自治体側のほうに請求が来なかった。ですので、負担金の支払 いが減りましたので、その関係で国からの補助金のほうが減ったと、そういった流れとなっ ております。

○宮本:

やっと理解できました。ありがとうございました。ちょっと複雑な仕組みだったので、確認できました。事前の見込みと実態が乖離してといいますか、実績が上がらなかったということなのか、そういった事情であることはよく分かりました。ありがとうございま す。

このマイナンバーについては、文京区でも大変に推進をしていただきまして、ありがとう ございます。8月末の時点で交付率が文京区では44.1%ということで、全国平均、特別区の 平均よりも少し高い率であるというふうにお伺いしました。ありがとうございます。

また、今後は地域活動センターなどでの申請サポートといったことも検討しているという ふうにお伺いしましたので、是非区民の皆さんが安心して申請できるように頑張っていただ きたいと思います。よろしくお願いいたします。

それで、質問ですが、もう一つですね。国の施策として、令和2年度はマイナポイントな どの取組もありました。こうした国の取組が、申請の推移と比較したときに効果があったの か、そういった点をちょっと見解をお伺いしたいと思います。

○宮本:

昨年度なんですが、国のほうでマイナポイントですね、最大25%の還元で上限5,000円の還元があるという、そういったキャンペーンを行いました。 こちらなんですが、当初、昨年の9月から受付を開始しまして、そのときにマイナンバー カードの申請が一時的に伸びました。その後しばらく落ち着いたんですが、年を明けまして 令和3年3月がマイナポイントの締切りというところもございましたので、駆け込み需要と 申しますか、申請が一気に1、2、3月と伸びまして、それで3月末だと申請が間に合わな いということで1か月申請期限を延ばしまして、結果として今年の4月まで延ばしたんです が、この間が相当申請が伸びたということで、やっぱりキャンペーンの影響でかなり申請率が伸びたと感じております。

○宮本:

ありがとうございます。よく分かりました。マイナポイントの取組で、申請の伸びに効果があったということで、ありがとうございます。 マイナンバーカードの利便性については、国でもいろいろ検討されているということで、今月の20日からは健康保険証としても使えることになるということで、カードの利便性向上 につながるというふうに言われておりますので、期待したいと思っております。

また、公明党といたしましては、国での今後の政策として、デジタルを活用した力強い経 済の再生ということを掲げておりまして、新たなマイナポイント事業の創設も掲げておりま すので、是非公明党としても、こうした取組で更なる推進をしていきたいと考えております。

<行政のデジタル化について課題を伺う>

○宮本:

もう一つ質問させていただきます。

交付率44.1%でございます。昨年に比べますと大きく伸びたと言えますが、昨年の特別給 付金の事業などのときに、このマイナンバーカードの申請ができていないということで、区 民の方もたくさん申請をされに来たり、またそこにおいて一部混乱もあったりしまして、国 としても今後の改善をしなければいけないということで様々取組をしております。

私の総括質問の中でも、今後、そのときの取組を通して、区の住民基本台帳との照合に多 くの業務量が生じたといったことで、国の取組と区のダブルチェックが必要といった、そも そもの給付金の在り方に課題があるということだと思うんですけれども、そうした状況で 我々区民としては少しでも利便性の高い取組を期待しておりますし、今後国でもコロナ対策、 また経済再生といった意味で、給付金の取組を検討されることもあると思うんですね。

今44.1%なんですけれども、この状態で、もし国としての次の給付のような、また同じよ うな給付といった、そういった事業があった場合、課題としては、今のまんまだと何か新し いシステムを少し入れないと、昨年と同じような混乱になるんではないかというふうに思う ところもありますが、その点どのようにお考えかお伺いしたいと思います。いかがでしょう か。

○答弁:

昨年のマイナンバーカードを利用した方の申請というのは、ただ単に電子申請をしただけで、その先ですね。データとしてこちらに届いたものが、住民登録のデー タとマッチングがされないというんですか、機械的にされなくて、結果的に職員の人力のほ うで照合作業をしたというところが、やはり大きな遅れた原因なのかと思っています。

ですので、今後同じようなことをするのであれば、やはり住民記録のほうのシステムとチ ェック機能を1枚間に挟んだりして、そういった形でやるとよろしいのかなと、個人的には 思います。

○宮本:

ありがとうございました。こちらの田口戸籍住民課長ではなかなか答えにくいところだったと思いますが、御説明いただきまして分かりました。課題としてはそういったと ころにあるということで、しっかりまた国のほうでもそういったところを改善できるよう取 り組んでいってもらいたいと思いますし、また公明党としても今後子育て応援トータルプラ ンという名称で子育て世帯支援への政策を強化して、ゼロ歳から18歳までに未来応援給付金 を届けるという政策をまた掲げておりますので、こういった政策の実現の際には、昨年のような混乱が起きないように、スムーズに給付金が円滑に受領できるようにしていってもらい たいと思いますし、区でも様々もう既に御尽力いただいておりますので、そういったことへ の準備も是非お願いしたいと思います。これは要望ということで大丈夫です。

最後に、いずれにしましても、このマイナンバーカードの活用で遅れていたデジタル化を 前に進めていっていただいて、区民の方にとっても利便性につながるものになりますので、 また区の行政業務の効率化にもつながると思いますので、デジタルデバイド解消の取組もし っかり行っていただいて、今後ともこのマイナンバーの交付の取組をしっかりとお願いしま す。

以上です。ありがとうございました。

<コロナ禍での医療従事者・エッセンシャルワーカー・行政職員の皆様への感謝の形を>

○宮本:

ありがとうございます。

まず、93ページの区政功労者表彰のところと95ページの職員表彰関係費、それから101ペ ージの広報費、それから105ページの避難行動要支援者の支援というところ。簡潔に一つずつお伺いしたいと思います。

まず、93ページの区政功労者表彰のところでございます。

コロナ禍にありまして、なかなか表彰式が難しく、延期されている状況だとお伺いしまし て、いずれにしましても、毎年の功労者の方には敬意を表したいと思います。

その上で、令和2年度はコロナ禍の中、医療従事者、エッセンシャルワーカーの方々を始 め、行政職員の皆様を含めて、たくさんの支えをいただいていることがよく認識された期間 でございました。そうした皆様にも心からの感謝を申し上げたいと思います。

その上で、さらに今後、令和3年に入ってからワクチン接種体制の拡充に伴いまして、 様々な機関の会場の提供もいただいたと思います。そうした状況を踏まえますと、区としては、こうした会場提供者、またワクチン接種に携わっていただいた方、また医療従事者の方 など様々な方への御礼なり、そうした謝意を示すことが必要ではないかと思いますが、その 辺の見解をお伺いしたいと思います。

○答弁:

まず、区の表彰制度としましては、区政功労表彰を始めとしまして、この区政功労表彰は比較的長年にわたる功績を表彰させていただくようなものでございます。それ と、区民栄誉賞のようなスポーツや文化などの分野での功績を表彰させていただくような、 幾つかの表彰という制度がございます。

この間、コロナウイルスの対策につきましては、委員おっしゃるとおり、多方面からの御 支援や御協力を頂戴しているところでございまして、そうしたお力添えに対する謝意という んでしょうか、そういったようなものを表彰という枠組みの中でできないかというようなこ とを、既存の枠組みの中でやるのがよろしいか、新たな枠組みというようなことも検討して いるところでございます。今回、委員から頂戴しました意見も参考にさせていただきながら、 今後の検討を加速させてまいりたいと存じます。

○宮本:

ありがとうございます。検討していただけるということで有り難く思います。

様々な方々、たくさんの方々の御支援があっての区の行政でございますので、多くの方に、 全ての方に謝意を表彰という形では難しいところではございますが、こうした取組、代表の 方になりますが、今後も継続して行っていただき、また顕著な取組についても何か謝意の形 を表していただく取組を検討していただければと思います。ありがとうございます。よろし くお願いいたします。

続きまして、95ページの職員表彰関係費のところでございますが、こちらも同趣旨の、コ ロナ禍にあっての職員の方々の貢献、御尽力に心から感謝申し上げたいと思いますし、令和 2年度の表彰において、そうした角度から評価などをされて表彰していただいたりしたのか、 どのような結果になったのか、まずお伺いしたいと思います。

○答弁:

職員表彰制度についての御質問ですけれども、昨年度につきましては、特別表彰として、保健衛生部の予防対策課がコロナ対策に尽力したということで、全庁を代表して受章し、感謝の意を表しているというところでございます。

○宮本:

ありがとうございます。全庁を代表して予防対策課が受章したということで、あ りがとうございます。確かに、全庁的な流動体制も取っていただいたりしたので、本当に職 員の方々の御尽力に感謝させていただきたいと思いますし、そのような形で行っていただく ことは非常に良かったと思います。

ちょっと細かくお伺いさせていただきたいのが、予防対策課の表彰ということでは、課の 方全員、会計年度任用職員の方も含めた表彰になったのかどうか、ちょっとお伺いしたいと 思います。

○答弁:

一応組織として表彰しておりますので、勤務する職員全体ということになります。

○宮本:

ありがとうございます。課の方全員を表彰していただいたということで、良かったと思います。ありがとうございます。引き続き、この表彰制度を活用して、的確な、タイ ムリーな形で行っていただきたいと思います。区としては、当然、人事の査定などの評価も あると思いますが、顕著な取組については、こうした表彰制度も有効と思いますので、今後 とも有効に活用していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

<行政情報発信についてはニーズに合わせて積極的に充実を>

○宮本:

次に、101ページの広報のところでございます。今回、2番に広報メディア調査を行って いただいたということで、令和2年度220万円が計上されております。この調査は5年に1 度の調査であったとお伺いしました。総合的に、この調査結果、どのような結果が得られた のか、また、どう分析されているのかお伺いしたいと思います。

ICTの進化に伴いまして、我々の生活も区民生活も大きく変わってきていますし、また コロナ禍を受けて、情報の共有の仕方、また行政情報をどのように必要な人に的確にどう届 けるかという課題はあるかと思いますので、今回の調査の結果を総合的にはどのように分析 されているか、お伺いしたいと思います。

○答弁:

今回の調査結果でございます。5年前と比べまして特徴的なところといたしましては、やはりICTの進展あるいはICT機器の普及といったようなところが大きいと いうふうに認識しております。

例えば、区政に関する情報を日頃どのような媒体で見ているかという問いに対して、平成 27年のときは「区報」は82.1%でしたが、これが令和2年のときは68.8%になった。一方で、「ホームページ」が平成27年のときは23.3%、これが令和2年では48.5%、「SNS」につ きましては、平成27年が0.8%、令和2年が5.1%ということで、紙ベースの割合が減って、 電子、ホームページ、SNSといったようなところが大分伸びてきたという印象を持ってお ります。

また、もう一つ、ホームページを閲覧するときにどの機器、ホームページを閲覧する機器 は何を使っていますかというところで、平成27年度の調査では「パソコン」が85%、「スマ ートフォン」が34%でしたが、こちらが令和2年の調査では「パソコン」65%、「スマート フォン」63%と、ほぼ同じになってまいりました。

やはりこうした状況を踏まえて、今でも区報が最もよく見られている媒体ということには 変わりはないので、区報についての改善、充実を図ってまいりたいというところはもちろん なんですが、一方で、こうした結果を踏まえて、SNSによる情報発信ですとか、スマート フォンにより情報を得やすいような情報発信を充実させていきたいと考えてございます。

○宮本:

ありがとうございました。お伺いすると、区報の活用は引き続き重要でありますし、充実を図っていただくということで、ありがとうございます。また、ICTの進展がこ の5年で大きく見られている。ホームページの閲覧も多いということ、またスマホの活用も 増えているということで、こうした変化にしっかり対応して情報発信していただければと思 いますので、よろしくお願いします。

私も頂戴した報告を拝見したところ、やはり区民の皆様が、コロナ禍ということもあり、 どのような情報をよく御覧になるかというところでは健康関連の情報を一番よく見られてい るという結果がありました。

また、SNSの中でもLINEの活用をしている方が飛び抜けて多いということも調査結 果が出ておりました。そうした部分もよく今後の情報発信の検討の中に入れていただいて、 今後の改善につなげていただきたいと思います。

また、区民チャンネルの番組を、ユーチューブで見るという調査結果も出ていました。最 近は、若い方を中心に、テレビよりもユーチューブを見るという方が多くなってきておりま すので、ユーチューブの活用も大事だというふうに思います。我々文京区の公式ユーチュー ブのチャンネルも拝見しますと、たくさんのニュースを始めとする最近の情報配信も多くあ りますし、また一方では、手続をこのようにしたらいいとか、また、先ほどありましたが、 避難所の運営についての情報がまとめてあったり、また様々な部署が工夫をして動画を作成していただいているということがよく分かりました。今現在、有線テレビ広報活動の部分で の番組を作っていただいたりする中で、それをユーチューブに転用していただいているとい うふうに思います。非常に有効であるというふうに思います。

ただ、その一方で、区民の方から御意見をいただいたんですけれども、再生回数が少ない ものもあると。大事な税金を活用する上で、より再生回数を増やしていただきたい、又は再 生回数が多いような番組作成に力を入れてはどうかという御意見をいただきました。例えば、 「動画で分かる文京区の手続き 赤ちゃんが生まれたら」など、とても再生回数が多く、人 気があるというふうに聞きまして、その区民の方も大変に評価の声をおっしゃっておりまし た。

そういう意味では、現在でも工夫をして、こういった手続系の動画も作っていただいてい ますが、今後のニーズを捉えて、しっかりと拡充、充実を図っていただきたいと思いますが、 見解をお伺いします。

○答弁:

区の公式ユーチューブチャンネルでございますが、こちらは基本的に、ケーブルテレビで放送した番組をユーチューブでも見られるようにということで掲載しているも のが主なものとなっております。それ以外にも、各課で作った動画を掲載したりもしており ますが、メインはケーブルテレビで放送したものということでございます。

再生回数です。確かに、いろいろ再生回数については多いものと少ないものとございまし て、我々もそれを時々見て、いろいろ検討はしているところでございますが、現時点では、 ケーブルテレビの番組をいつでも見られるようにということで載せておりますので、今のと ころ、再生回数については、それほど神経質にはなっていないといいますか、これを何とか 伸ばしていこうというようなところは、それほど重視はしていないところではございます。 ただ、一方で、再生回数という、実際見られているという事実はございますので、そこはし っかりと受け止めて、より良い番組づくりを、ユーチューブでも見やすいような、ユーチュ ーブになじむような番組、そういったものを充実させていきたいと考えてございます。

また、手続動画でございます。これまで手続動画はいろいろ、例えば昨年度は感染症の予 防対策とか、特別定額給付金の手続などといったものを作成いたしました。今年度につきま しては、新型コロナウイルスのワクチンの接種の申込み方法ですとか、B-ぐるの第3路線 に合わせて、B-ぐるのルートですとか、乗り方の動画を掲載したりしております。また、 所管からの依頼で里親制度についての周知、手続というようなところも、今、進めているところでございます。手続動画は、やはり区内で生活していく上で必要な手続がいろいろござ います。それが少しでも円滑にできるための一助となればというふうに考えてございますの で、各所管とも連携しながら、こちらも順次充実させていきたいと考えております。

○宮本:

ありがとうございました。手続系の動画も確かに充実しているというふうに思いますし、そのほかの番組もいい動画がたくさんありましたので、是非区民の方により見てい ただけるような、例えばSNSで御紹介するとか、そうした取組をしていただければと思い ます。今後のニーズを捉えて、またしっかりと取り組んでいただきたいと思いますので、よ ろしくお願いいたします。

<避難行動要支援者の避難訓練の展開を>

○宮本:

最後の質問に入らせていただきます。105ページのところにございます避難行動要支援者 の支援のところでございますが、先ほど浅川委員の質疑の中で、避難行動要支援者の避難の 訓練については、来年1月に行う予定であるとお伺いしましたので、私たち公明党としても、 名簿に登載された方の実質的な訓練を行うことが非常に重要であると思って、これまでもお 願いしてきたところでございましたので、訓練結果を踏まえまして、是非ほかの避難所運営 協議会の方が参考になるように横の展開をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いい たします。

 

<在宅避難者への支援が必要、感震ブレーカー補助の拡充を>

○宮本:

その上で、コロナ禍にありまして在宅避難の方への支援が重要で、令和2年度、107ペー ジの25番の家具転倒防止器具設置助成事業を行っていただきました。こちらの成果をお伺い したいと思います。よろしくお願いします。

○答弁:

家具転倒防止器具設置助成事業につきましては、令和2年12月から全区民を対象に広げさせていただきました。金額につきましては、1件当たり2万円の10分の10の助 成をさせていただいております。件数につきましては42件、これはまだ全区民の世帯に比較 すると対象は大きくないと考えておりますが、これからも周知にはしっかりと努めていきた いと考えております。

○宮本:

ありがとうございます。是非、この取組は大事だと思いますので、周知を広げていただきたいと思います。 また、在宅避難の意味からも、前にもお伺いしたことがあるんですけれども、自宅を火災から守る、延焼から守る感震ブレーカーの設置が有効と思いますし、木密地域の避難行動要支援者の御家庭等には、今、助成をしていただいているというふうに思います。今後、この 感震ブレーカーの助成について拡充していくということが、在宅避難の意味からも支援の必 要性があり、有効と思いますが、その辺の見解をお伺いしたいと思います。

○答弁:

こちらの感震ブレーカーの助成制度につきましては、対象である木造密集地域の避難行動要支援者の皆様を対象とさせていただいておりまして、制度を始めたのは平成 28年で、当初は120件、130件と実績がございましたが、その後は年間20件から30件とコンス タントに申請をいただいておりまして、電気火災の対策には一定の成果を上げているものと 認識しております。

○宮本:

ありがとうございます。効果があると思いますので、是非今後の拡充の検討をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 以上です。ありがとうございました。

 

<コミュニティバスの拡充にグリーンスローモビリティの活用を>

○宮本:

ありがとうございます。まず、113ページのコミュニティバス運行のところと、 121ページのスポーツ事業、それから123ページの国際交流事業のところについてお伺いし ます。

初めに、コミュニティバスのところでございます。

令和2年度も公共交通不便地域の解消のために様々に御尽力いただきまして、ありがとう ございます。先日は、本郷・湯島ルートが運行開始となりまして、お喜びの声を早速いた だいております。これまでの区の取組に感謝いたします。

令和2年度はコロナ禍にありまして、利用者の数も減って補助額も増えたというふうにお 伺いしました。この最終的な実績をお伺いしたいと思います。

また、令和3年に入りまして、御利用者が戻ってきていればいいと思うんですけれども、その辺の状況も併せてお伺いしたいと思います。

○答弁:

令和2年度の実績ということでございますけれども、やはりコロナ禍ということで、利用者が大きく減ったという状況もございますので、補正予算を組んで増額して 補助金を支出しているところでございます。乗客数については、やはりコロナ禍の前に比 べると、かなり落ちてきている状況でございます。

補助金を出す目安として、収支率が75%以上という目安を設けておりまして、コロナの 前は75%を第1ルートも第2ルートもクリアしていたところでございますが、令和2年度 はその数字を下回っているというような状況でございます。

○宮本:

その後、足元では戻ってきているかどうかがもし分かれば、お伺いしたいんですけれども。

○答弁:

令和3年度については、一時期よりは若干利用者の数は戻ってきているという報告を受けてございますけれども、まだまだやはり完全にその前の状態に戻るには時間が掛かるというようなことで捉えております。

○宮本:

分かりました。補助額が増えてしまうのは、コロナ禍でやむを得ないなというふうに思いますし、事業者の方に一定御支援が必要と思います。理想はもちろんコロナ前に 戻って、区民の方が必要とされるBーぐる、コミュニティバスですので、さらに利用者が 増えていくのが目指すところかと思いますので、今後の動向をよく見ていただいて、そう した利用状況が厳しいような状態が続くのであれば、何らかの対応も必要なのかなと思い ますので、注視していただくようお願いいたします。

それから、今後の公共不便地域への対策としては、様々な御意見、御提案が出て、区のほ うでも御検討いただいていると思います。私からも、以前、狭い道路を走れるバン型とい いますか、Bーぐるのようなバスではない小さい車両とBーぐるを組み合わせたサービス というものを構築してはどうかと御提案したことがございましたが、最近、地域の方から 御意見をいただきまして、今、グリーンスローモビリティという、高速大量輸送とは異な る低速少量輸送が注目されているというふうな御意見をいただきました。私も調べてみま して、国交省も推進しているということで、補助金もあり、また導入している自治体も増えていると聞きました。 コロナ禍を受けまして、社会の価値観に脱炭素、持続可能といったテーマが浸透しております。区民の方の理解も深まっていることと思いますが、そうした中においては、グリー ンスローモビリティの取組というのは実効性があるのではないか、というところが、今、 注目されている理由なのかなというふうに思います。今後の文京区の公共交通不便解消の 取組の中にグリーンスローモビリティの取組を検討に入れていく必要があると思うんです けれども、いかがでしょうか。

○答弁:

今おっしゃいましたグリーンスローモビリティについては、今、豊島区で導入しているイケバスなどもあり、私どももいろいろと調べているところではござい ます。新たなこういったものも含めて、まだ残っている交通不便地域の解消に向けては、 これも一つの方法というふうに捉えて、様々な方法を研究していきたいと考えてございま す。

○宮本:

ありがとうございます。よろしくお願いいたします。このグリーンスローモビリティという公共交通の在り方は、当然、利用する区民の方の生活スタイルなどにも大きく 影響することになりまして、まちづくりなどといった大きなテーマにも関係してくる。そ ういう意味では、より広い視点での議論も必要になるかと思いますが、脱炭素、持続可能 といった価値観、テーマが広く浸透し、今後の方向性になっていますので、そうした視点 もしっかり取り込んで御検討いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

<コロナ禍でのスポーツ進行事業について>

○宮本:

次に、121ページのスポーツ事業のところでございます。

執行率57%ということは、当然、コロナ禍にありまして、様々な事業の開催が難しい中 でございました。そうした中、(7)にある自宅でできるエクササイズ動画、ランニング クリニック動画などは、オンラインを活用して区民の方の自宅での運動促進につながった と事前にお伺いしたところでございました。こういった取組、コロナという変化に対応し て取り組んでいただいたことは評価しておりますが、実際、御利用がどうだったのか、実 績等をお伺いしたいと思います。

○答弁:

スポーツ事業等は令和2年度の当初、4月、5月は施設も全て休館あるいは事業も全て中止という、コロナ禍により非常に厳しい状況でございました。

そうした中で、指定管理者の東京ドームグループであったり、あるいは協働先のトヨタ自 動車さん、こういったところとお話をさせていただく中で、今できることは何だろうかと 検討したときに、動画であればできるのではないでしょうかと。また広報課とも調整し、 区の公式のユーチューブに載せられるのではないかというところで、取り組みまして、10 本程度の動画を作成して掲載したというところでございます。

実績ですけれども、恐らく検索に引っ掛かる、引っ掛からないといったところで、非常に 差がございまして、通常ですと数百再生程度なんですけれども、中には「ウエスト スッ キリ編」という動画が1か月で1万再生を記録しまして、非常に我々も驚いたというとこ ろでございます。恐らく理由としては、多分5月に掲載したので、今、こういう動画は結 構多いんですけれども、かなり早い取組だったので、比較的目立ったのかなということと、 コロナ太りという言葉もございましたので、恐らくニーズに適合していたのではないかと いうふうに思っております。

当然、直接対面でないとできないスポーツというのも非常にありますので、限定されると いうデメリットもありますけれども、動画であれば、自宅だったり、いつでも、どこでも、 誰でも、あとユーチューブだと繰り返しできるという特徴がありますので、習慣的にでき るというメリットもあるのかと思います。そういったメリットは今後も生かして取組を進 めてまいりたいと考えております。

○宮本:

ありがとうございました。10本程度作成していただいて、中の一つは大変好評だったということで、区民の方の運動不足、またコロナ太りの解消に貢献できていたので はないかと思います。そういった変化に対する積極的な取組、今回は10本の中で一つだけ 非常に好評であったということでしたが、今後もこうした取組は大事だと思いますので、 是非頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

<工夫をした国際交流事業の継続を>

○宮本:

次に、最後になりますが、123ページの国際交流事業のところでございます。

国内交流とともに、やはりこちらもコロナ禍でありまして、非常に事業開催などが難しか ったと思います。そうした中、令和2年11月には「トルコのねこ」展が開催され、私も拝 見させていただきました。こちらの事業は、どのような感想が区民の方から寄せられたか、 お伺いしたいと思います。

また、様々な事業の開催が難しく、また、当然、直接交流等もできない中にあればこそ、 担当者同士の様々なやり取りは是非継続していただきたいと思うんですけれども、その辺、各姉妹都市とのやり取り等があったのかどうか、お伺いしたいと思います。

 

○答弁:

ベイオウル区友好交流写真展についてのお問合わせでございますけれども、友好都市提携しておりますイスタンブール市ベイオウル区について理解を 深め、親しみを持つ機会を提供するため、このような写真展を開催いたしました。期間は 令和2年11月11日から16日の6日間、入場者が1,260名ということで、このような催しとし ては非常に多くの方に御参加をいただいたというような形となってございます。

区民の皆様を含め、御参加された方々からの感想ですけれども、まずコロナ禍でなかなか 海外旅行に行けないという中で、トルコの文化ですとか、食事ですとか、そういったもの を見て触れるような機会があったということは非常に良かったというお声ですとか、あと は、そもそもベイオウル区が交流都市であったということがなかなかまだ認識されていな かったということで、改めてベイオウル区が文京区の交流都市であったということを認識 しましたというお声などもございました。

令和2年実施のアカデミー推進計画に関する実態調査では、区民にトルコのイスタンブー ル市ベイオウル区について知っているかどうかという問いをさせていただいてございます。 「知っている」という区民の方は実は3.1%しかいなくて、ベイオウル区もそうですし、そ の後に交流都市として提携しました北京市通州区、ここら辺に関しても、まだまだ低いも のというふうに考えてございます。認知度を上げることが一つの成果ではあるんですけれ ども、これが目的ではなくて、私どもとすれば、国際交流を行うことによって世界平和の 発展ですとか相互理解、地域の経済の活性化などもございますし、あとは自らの生活や文 化を再発見する機会かなというふうに考えてございます。引き続き、活発な交流ができま すよう、私どもも交流自治体とは連携してまいりたいというふうに考えてございます。

あと、もう一件お問合わせの担当者同士のやり取りの件でございますけれども、こちらに つきましては、ちょっと自治体によって異なってくる点もございますけれども、カイザー スラウテルン市のようなところは非常に活発に我々と、今、メールですとか、オンライン 交流なんかもさせていただいてございますし、あとは、今、こういう中でホームステイ事 業も行えてはいないんですけれども、この8月にはそれぞれの学生がオンラインでやり取 りをして、今のまちの状況ですとか、学校の様子ですとか、こういったものを紹介するよ うな機会を設けてございます。通州区に関しましても、去年、令和2年11月に書物ですと か、あとは書ですとか、あるいは絵画などが送られてきまして、それに対して、今度、私どもは文京区内の小学校、中学校が書ですとか、絵画を描いて送るというような事業も行いましたので、そういった意味での交流を図っているというような形でございます。 ○国府田委員長 宮本委員。

○宮本:

ありがとうございました。「トルコのねこ」展を私も拝見しまして、トルコには行ったことがありませんので、こういったまちなんだなということで親近感を持たせてい ただきました。やはり区民の方も、先ほどの感想にあったとおり、姉妹都市、交流都市で あるということを認識していただいて海外を感じていただけたということは一定効果があ ったのかと思いますので、こうした取組を、知恵を絞って継続的に行っていただきたいと 思います。

通州区とのやり取りは、子どもの絵画や書の展示を都市交流展の中で、結果的には令和3 年に行っていただいたということでしたが、この後は文京区の子どもたちの絵画、書を送 っていただくというふうにお伺いしております。地道な取組になると思いますけれども、 担当者同士の交流や、自治体のこうしたやり取り、海外の都市との地道な交流が今後の大 きな流れの一歩になるかと思います。今後とも是非頑張っていただきたいと思いますので、 よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

<コロナ禍での影響を受けている中小企業への継続した支援が必要>

○宮本:

129ページの信用保証料補助のところですが、様々なコロナ禍を乗り越えるために経済支援を展開していただいた中で、思い切った信用保証料の補助をしていただき、私 どもの会派にも喜びの声もいただいておりました。とにかく、いざというときのための資 金繰りという意味でも、こういった取組が助かったというお言葉でした。

経済課として、今回の取組についてどのような評価の声があるのか、また、どのように分 析をされているのか、初めにお伺いしたいと思います。

○答弁:

今回、信用保証料補助を行った対象は、新型コロナウイルスにまつわる緊急融資以降、事業多角化についても対象としてございますが、昨年度来、新型コロナという 未曽有の状況になったということから、緊急に何か対応しなければならない、そういった タイミングに置かれている企業に対しては、非常に使いやすい融資となったということで、 信用保証料補助については非常に好評であったと認識はしております。

一方、本来の融資については、従前の融資の在り方から鑑みると、今回の保証料補助は、 いわゆる緊急事態といいますか、未知のウイルスが発生して、その場でどうしたらいいの か分からない、また先行きがその時点でかなり不透明だったということもあり、そういっ た意味では有効だったと思います。そういった部分で、今後の継続性に関していろいろ検 討した上でやっていかなければならないと認識しております。

○宮本:

分かりました。ありがとうございます。本当に緊急対応という意味が大きくて、そういった意味で取り組んでいただいたことが評価されたと思いますので、今後もニーズ を踏まえて、いろいろな支援策を検討していただきたいと思います。

 

<助成金申請手続きを士業の方々にスムーズにつなぐ取り組みを>

○宮本:

最後、質問ですが、中小企業支援員のところです。125ページのところ、コロナ禍の間、 中小企業、また商店も含めて、個人事業主さんも含め、国や都や区も様々な支援策を打っ ていただいた。申請手続をすぐにできる中小企業さんもいらっしゃれば、なかなか手続自 体が難しいと。また、区の支援策でなければ、なかなか区も手続について代行してくれる こともなかったと思うんです。

ただ、できれば、中小企業支援員さんのような方に、国や都の支援策、今でも月次支援金 とか、様々ありますけれども、そういったものの申請の仕方とか、そういったことをお手 伝いといいますか、助言であるとか、そういったことをしていただけるととても助かると 思います。また、そういったことをやっていただける士業さんとか、そういった方につな いでいただくとか、紹介いただくことで手続のことも困らないでできることもあったのか と思います。最近でも、私の知っている中小企業さんで雇用調整助成金の手続、ずっと私 も使えますよと言っていたんですけれども、なかなか社労士さんとの連携がうまくいかな いとか、そもそもやはり手続が面倒だというような思い込みがあったようで、そういった 意味では、区の経済課で手続の助言なり、つなぐなり、そういったことをしていただける と有り難いと思います。もしそういうことをしていただいていたのなら、私がつなげなかったのがいけないんですけど、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。

○答弁:

中小企業支援員につきましては、その業務がかなり多岐にわたっている部分があり、一社一社、訪問した先の企業からといろいろな相談を受けて、様々なことについ て対応しています。そういった中で、今回コロナのこともあるので、国や都や区の補助制 度を利用するための手続が発生したという状況がございます。そういった部分については、 支援員も率先して幅広いメニューの御紹介には努めてまいりました。申請手続の具体的な ところは支援員もあくまで公的な立場で対応していますので、一社一社の細かい業務状況 から必要な書類の内容のところまで踏み込まず、事業の紹介にとどまっているところでご ざいます。そういった部分は、民間の行政書士や、専門家の方々の活用を進めている企業 も多くございますが、今御指摘ございましたように、支援員から直接どちらかの方を紹介 するということは行っておりません。今後、行政書士の協会や、大きな母体との連携とい うのは考えられるかと思いますので、その方向で検討してございます。

○宮本:

ありがとうございます。非常に心強い御答弁をいただきました。本当に、個人商店、また小さい企業さんにだと、先ほど申し上げたような事例があり、申請できないから、 もう諦めているというような方たちが多かったので、士業さんとか、行政書士さんとかに つないでいただけると、非常に助かりますので、今後とも検討をよろしくお願いいたしま す。

以上です。

決算審査特別委員会(2021年10月)その2

決算審査特別委員会(2021年10月)その1

2021年10月21日

こんにちは。令和2年度文京区決算に対する審査特別委員会が開催され、公明党を代表して、田中かすみ議員とともに参加させて頂きました。

今回と次回に渡り、私からの質問とそれへの答弁をいくつかご紹介いたします。

まず、今回は、総括質問とそれへの答弁をご紹介します。(全部で3回に分けて掲載します)

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○宮本:

公明党文京区議団を代表しまして、総括質問をさせていただきます。 令和2年度は、「文の京」総合戦略を実施する初年度としてスタートしましたが、ほぼ同 時に新型コロナウイルス感染症の感染拡大が始まりました。経験したことのない世界的なパ ンデミックの中を、国、都と連携し、専門家の意見を聞きながら、その時々において最善と思われる対策を採り、区民の皆様と連帯して、コロナ禍の中を進んでまいりました。 区では、様々な緊急施策を展開し、区民への影響をできるだけ少なくできるよう取り組ん でまいりました。令和3年度に入ってからですが、コロナ対策の切り札と言われたワクチン 接種を、全庁挙げて推進し、9月30日時点では、区民の69.9%の方が2回目のワクチン接種が完了できています。 私たち公明党も、これまでの感染対策、経済支援、ワクチン接種などに全力を挙げて取り組んでまいりました。そして、今度は1日も早いコロナ禍からの再生と、誰もが希望を持ち、 安心して暮らせる日本の未来のため、新たな挑戦を開始したところです。

初めに、コロナ感染症に関連して取り組んだ事業について伺います。

まず、感染された方への対応、支援はどのように行われたのか。区の取組を伺います。初 期の段階から、様々な対応をしていただきました。保健所の職員の方を中心に、流動体制も 採り、対応しました。感染者への相談体制、支援内容、人員の体制について伺います。今後 も変化を見込んだ対応が必要と考えます。併せて見解を伺います。

次に、感染拡大防止のための取組は、どのように展開されたのか伺います。特に、PCR 検査は、医師会の御協力もいただき拡充ができました。また、ワクチン接種体制も、順次拡 充しました。それぞれの成果を伺います。

また、医師会、医療従事者の方々の御協力をいただいた人数を伺います。 3回目のワクチン接種について、国で検討されています。区の対応について伺います。 次に、コロナ禍を受けて取り組んだ支援策について伺います。 国の事業として実施した特別定額給付金の取組は、コロナ禍を乗り越えるための国民の連帯感を生み、喜びの声が広がりました。しかし、一方では、開始当初から、デジタル化の遅 れなどが顕在化して、混乱もありました。給付金事業の成果と、顕在化したデジタル化の遅 れを解決するため、区としてできることは何か、見解を伺います。

コロナ禍にあって、障害福祉サービス、介護保険サービスの事業者が大きな影響を受け、 区では、基盤維持支援を実施しました。成果を伺います。

また、コロナ禍の中で、今後の経営維持をどう支えるのか、見解をお伺いします。

シルバー人材センターが実施したシルバーお助け隊事業補助に経費を助成しました。買い 物代行、またワクチン接種の予約代行にも取り組みました。成果を伺います。

低所得のひとり親世帯への臨時・特別の給付金を実施しました。国の事業ではありますが、 収入が急変した方への周知が重要です。給付の成果と周知の取組について伺います。

次に、生活に困難を抱える方への支援について伺います。

国の住居確保給付金制度については、支給対象者の拡大などが実施され、利用者、申請者 が増加しました。成果を伺います。

対象にならない方をどう支援していけるのか。課題と対策を伺います。

次に、コロナ禍での災害対策について伺います。 感染症対策を採りながらの避難所運営のため、スピード感を持って対応し、備蓄物資を整備しました。整備状況を伺います。

次に、一般会計歳入について伺います。 特別区税、特別区交付金、地方消費税交付金の増減要因をどのように分析しているのか伺います。

また、コロナ禍を受けて、今後の見通しは厳しいと考えます。見解を伺います。 ふるさと納税の影響も引き続き対応が必要です。併せて伺います。

次に、「文の京」総合戦略に掲げる主要課題の解決に取り組んだ事業について伺います。

特定不妊治療に係る支援について、区では、不妊治療費用等の助成を行いました。私たち会派にも、多くの御相談をいただいています。成果と今後の取組を伺います。

文京区版ネウボラ事業は、コロナ禍においてどのように取り組まれたのか。実績と今後の取組を伺います。

乳児家庭全戸訪問事業について伺います。 コロナ禍にあって、一人一人に寄り添う支援が必要な御家庭が増えています。令和2年度は、個別電話相談に切り替え実施しましたが、成果を伺います。 感染拡大防止のため、Zoomなどオンラインを活用したサロンなどの取組を、助産師会の方が実施しましたが、喜びの声があったと聞きました。区は、こうした事業を積極的に支 援するべきと考えます。見解を伺います。

医療的ケア児への支援について伺います。

区立保育園、私立保育園で、医療的ケア児の受入れが始まりました。文京福祉センターで は、未就学児の日中活動の場を開始し、2名を受け入れました。また、児童発達支援センタ ーでの受入れ体制の整備、また幼稚園・学校での医療的ケアの実施体制を検討しました。今 後の実施予定を伺います。保護者から、支援の拡充を求める切実なお声をいただいています ので、早急に取り組んでいただきたいです。

児童虐待防止対策事業について伺います。

児童虐待の発生を未然に防止するため、養育困難な家庭を対象に、家事や育児を援助する 育児支援ヘルパー派遣事業を実施しました。成果と今後の課題を伺います。

コロナ禍を受け、このような取組が一層必要と考えますが、見解を伺います。

次に、子どもの貧困対策について伺います。 コロナ禍を受け、経済的な困難を抱える御家庭の子どもたちへの支援が一層必要になっています。生活困窮世帯への学習支援事業では、一部オンライン授業も導入しました。また、 高校生世代等と保護者を対象に、学習面の支援に加え、進学や就職、再就学など、進路選択 への支援を行いました。成果と今後の取組を伺います。

また、奨学資金給付金事業、塾代等助成事業は、経済的な困難にあっても、子どもたちの学ぶ機会を確保する事業として重要です。成果と今後の取組を伺います。

子ども宅食プロジェクト事業では、コロナ禍を受けて、緊急支援・臨時便・増量便をスピ ード感を持って実施しました。利用者からの喜びの声をいただいています。成果と今後の取組を伺います。

教育情報ネットワーク環境整備について伺います。 1人1台のタブレット端末と高速大容量の通信ネットワークの環境の整備を行いました。

コロナ禍を受けて、スピード感を持って取り組みました。現在は、教員のICT研修などに も取り組み、子どもたちに適した学びの確保と充実を図っています。成果と今後の取組を伺 います。

不登校への対応力強化について伺います。

学級集団アセスメントの取組を拡充し、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワー カーの配置と支援の強化を行いました。コロナ禍を受けて、今後一層子どもたちへの支援体 制強化が必要と考えます。成果と今後の取組を伺います。

認知症施策の総合的な推進について伺います。

早期診断・早期対応に向け、認知症診断後支援モデル事業を実施しました。コロナ禍を受 け、今後一層重要な取組になると考えます。成果と今後の取組を伺います。

地域包括ケアシステムの深化、推進について伺います。

地域の拠点として、高齢者あんしん相談センターの充実が必要です。見守り相談窓口事業 を実施しました。成果と今後の取組を伺います。

地域共生社会を目指した取組について伺います。

文京区社会福祉協議会において、複合的な課題や制度のはざまにある課題への対応を図る ために、地域づくり推進事業に対し経費を補助しました。コロナ禍を受け、今後一層重要な 取組になります。成果と今後の取組を伺います。

生活困窮者自立支援相談事業について伺います。 コロナ禍を受けて、事業の重要性が増しています。成果と今後の取組を伺います。 障害者就労支援センター事業について伺います。 コロナ禍にあっても、持続的な就労の支援が必要です。区の取組の成果と今後の予定を伺います。

がん対策の推進について伺います。 がん検診システムを活用して、要精密検査者の受診を促す取組を始めました。成果と今後の取組を伺います。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会事業について伺います。 感染対策を講じて、様々な制限の中で事業を実施しました。世界のアスリートの姿に感動が広がりました。成果を伺います。 あわせて、レガシーの継承について、成果をお伺いします。

女性・母子父子等相談体制の強化のため、相談件数の増加に伴い、婦人相談員の増員も行い、新たな組織を設置しました。相談実績と新たな組織の今後の取組を伺います。

地球温暖化対策の総合的な取組について伺います。 新エネルギー・省エネルギー設備設置費助成事業の成果を伺います。脱炭素化社会に向けて、加速が必要となっています。併せて今後の取組を伺います。

地域の犯罪防止について伺います。 通学路の防犯カメラ設置を行いました。地域の方より、評価の声をいただいています。実績と今後の取組を伺います。 以上で、総括質問を終わります。ありがとうございました。

 

(ここから順番に答弁です)

○笠松保健衛生部長

宮本委員の御質問にお答えします。 初めに、感染者への対応、支援についてのお尋ねですが、感染者への対応といたしましては、発生届の受理後、速やかに感染者に連絡を取り、症状や重症度リスクの有無など、療養 に係る必要事項を調査し、早期に入院や宿泊施設への入所調整を行ってまいりました。あわ せて、パルスオキシメーターを自宅に送付し、同居家族のPCR検査の受診調整、感染可能 期間における濃厚接触者の特定なども行ってまいりました。

都下の新規感染者数が4,000人を超える時期には、入院医療機関と宿泊療養施設がひっ迫 し、多くの患者、感染者が自宅療養となりましたが、保健師などが健康観察を行い、必要な 方には呼吸状態や全身状態の改善を図るため、昼夜を問わず酸素濃縮器の設置や往診医を手 配しました。症状が悪化した患者からの救急要請も相次ぎましたが、保健所は、都や区内の 救急隊と協力して、繰り返し入院調整を行いました。

さらに、都の設置した酸素ステーションの活用、抗体カクテル療法導入に向けた支援も行 っております。

今後も、患者、感染者の急増に備えてまいります。

また、今まで経験したことがない感染拡大への対応や、ワクチン接種の実施のために、庁 内の応援体制の構築や新たな職員の任用、人材派遣の活用、区内大学との協定による教員等 の派遣など、様々な体制を構築しながら取り組んでいるところです。今後も対応する職員の 配置については、その時々の感染状況に応じて、柔軟に対応してまいります。

次に、PCR検査及びワクチン接種体制拡大の成果についてのお尋ねですが、PCR検査 については、令和2年7月に、医師会の協力の下、区独自の検査センターを開設しました。 令和3年8月末までに2,045件の検査を実施しております。また、検査対象者が多数生じ、 定期的な検査以外の緊急の検査が必要な場合にも、迅速に対応いただき、これまで十分な検 査を行っております。

なお、開設時から令和3年8月末まで、検査に従事いただいた医師会の医師は、延べ161 人です。

また、ワクチン接種体制については、集団接種会場を最大19会場まで開設することに加え、 区内119の医療機関に御協力いただき、個別接種を実施しました。妊産婦や子どもに対する 優先接種枠の設定、武田/モデルナ社製ワクチンの接種を行う会場の設置、企業などの職域 接種での区民枠の提供など、様々な形で接種体制を拡大した結果、予約者数も含めた接種率 については、9月30日現在、1回目81.5%、2回目73.9%となり、希望する方に接種の機会 を提供できているものと考えております。

なお、本ワクチン接種については、両医師会を始めとする多くの医療従事者の方の協力の 下、進めてまいりましたが、従事された方の正確な人数は把握しておりません。

次に、3回目のワクチン接種についてのお尋ねですが、9月22日付の厚生労働省の事務連 絡により、各自治体に対し、新型コロナワクチンの3回目の追加接種についての方向性が示 されました。接種体制の整備や関係機関への周知など、3回目接種を実施するための体制整 備を適切に行い、迅速な接種ができるよう、準備を進めてまいります。

 

○竹田区民部長

次に、特別定額給付金事業の成果についてのお尋ねですが、本区の給付金の支給は、対象者の99.3%となる22万6,143人となっております。 なお、給付金の支給により、前年度に比べ可処分所得が増え、生活困窮者や家計急変者への生活の一助となったものと認識しております。

 

○大川企画政策部長

次に、デジタル化の対応についてのお尋ねですが、特別定額給付金のオ ンライン申請については、氏名や住所の誤入力や二重申請などにより、区の住民基本台帳と の照合に多くの業務量が生じたと捉えております。

このほか、コロナ禍におけるPCR検査の集計作業においても、デジタル化の遅れが課題 となりました。

行政手続のオンライン化については、区としてもマイナンバーカードの普及に合わせ、国 や示す優先的に取り組むべき手続を中心に、電子申請を積極的に導入し、区民の利便性の向 上に努めております。さらに、AIやRPAについても積極的に導入を進めております。

今後とも、国の動向を注視しながら、デジタルトランスフォーメーションを推進すること により、デジタルデバイドの解消にも留意しつつ、行政サービスのデジタル化による区民の 利便性の向上と事務の効率化を図ってまいります。

 

○竹越福祉部長

次に、基盤維持支援金についてのお尋ねですが、障害福祉サービス等事業者に対する支援実績は101事業所、5,050万円です。また、介護保険サービス事業者に対する支 給実績は211事業所、1億550万円となっております。

基盤維持支援金については、申請手続を可能な限り簡素化するとともに、使途を新型コロ ナウイルス感染症予防に要した経費として包括的な内容としたことなどから、コロナ禍にお いて、各事業者の継続的なサービス提供に寄与したものと考えております。

今後も、新型コロナウイルス感染症の状況や各サービスの利用状況等を見極めながら、適 切な事業者支援に努めてまいります。

 

○鈴木地域包括ケア推進担当部長

次に、シルバーお助け隊事業補助についてのお尋ねですが、本区では、文京区シルバー人材センターが実施する外出困難な高齢者等への買物支援に対し、 コロナ禍の外出自粛を踏まえ、昨年5月から、緊急的に助成を開始しました。前年度の利用 実績は235人に上っており、毎月20人から30人程度の安定した利用があることから、高齢者 が必要とするニーズを的確かつ迅速に捉えるとともに、地域での孤立化防止にも一定程度の 効果が発揮されているものと考えております。

さらに、本年5月から、高齢者等の御自宅を訪問して、インターネットでワクチン接種の 予約を支援するサービスを追加し、これまでに合計6人の利用があったところです。

利用者からは感謝の声をいただいており、今後とも文京区シルバー人材センターと緊密に連携しながら、高齢者等が抱えるお困り事の解決に向けた取組を推進してまいります。

 

○木幡子ども家庭部長

次に、低所得のひとり親世帯への臨時特別給付金についてのお尋ねですが、児童扶養手当を受給されている方を始めとする664世帯、903名の児童に対し9,584万 円を給付いたしました。

周知については、民生・児童委員と連携し、対応したほか、児童扶養手当の現況届送付時 に、申請案内を同封し、その後申請がなかった世帯に対して、令和2年12月の申請期間延長 時に、再度勧奨の御案内をするなど、重ねての周知を行ったところです。本年度も引き続き、 家計急変の方々に漏れなく申請をしていただくよう、従来の周知に加え、SNSの活用や子 育て事業案内ポスターを作成し、商店会へ掲示を依頼するなど、様々な方法で対応してまい ります。

 

○竹越福祉部長

次に、住居確保給付金についてのお尋ねですが、令和2年度の新規支給決定件数は466件、元年度の14件に比べ33倍となりました。執行額は1億3,956万4,000円となっ ております。相談や支給事務を行う人員体制を強化し、適切かつ迅速に支給を行っておりま す。

住居確保給付金の支給対象外となった方については、生活困窮状態に陥った個別の状況に より、各種貸付制度、国及び都の助成金等の御案内を行うとともに、必要に応じて関係機関 への窓口同行や、ハローワーク等と連携した求職活動の支援等も行っております。

今後も、生活困窮者の相談支援につながるような情報発信を、区報等で定期的に行ってま いります。

なお、コロナ禍で急激に生活状況が変化した方については、生活困窮者の尊厳を保持しな がら、個々の状況に合わせて、継続的に支えていくことにより、自立に向けた自己決定がで きるよう、伴走型の支援を進めてまいります。

 

○内野危機管理室長

次に、コロナ禍での備蓄物資の整備状況についてのお尋ねですが、令和2年度においては、各避難所にパーテーション50張とエアマット1,000枚のほか、アルコー ル消毒液や非接触型の体温計等を配備いたしました。

今年度は、避難所及び備蓄物資の拠点倉庫にパーティションを始めとする感染症対策物資 を配備しており、引き続き避難所における感染症対策に努めてまいります。

 

○大川企画政策部長

次に、特別区税等の増減要因についてのお尋ねですが、特別区税は、令和元年度のGDPが名目、実質ともに過去最大規模となり、経済状況が堅調であったことや、 納税義務者の増加などにより14億1,900万円、4.1%の増となりました。

また、特別区財政調整交付金は、平成28年度税制改正に伴う市町村民税法人分の一部国税 化等の影響により11億4,300万円、5.1%の減となりました。

地方消費税交付金については、平成30年度の税制改正に伴う地方消費税の清算基準の見直 しによる減があったものの、令和元年10月からの消費税率10%による増収などにより9億 3,400万円、19.2%の増となっております。

次に、今後の歳入見通しについてのお尋ねですが、特別区税は、人口動態の変化やふるさ と納税による影響額の増加に伴い、これまでのような堅実な伸びを期待することが難しいと 見込んでおります。

また、令和3年度は、都が徴収する特別区財政調整交付金の財源となる市町村民税法人分 について、平成28年度税制改正の影響が平年度化したことなどにより減収見込みとなってお り、特別区財政調整交付金についても、減収を想定して当初予算に計上しております。

特別区財政調整交付金及び地方消費税交付金については、今後の景気動向を見通すことが 困難であることから、依然として予断を許さない状況が続くものと認識しておりますが、特 別区財政調整交付金については、都から財源である今後の調整税等の見通しが示された場合 は、適切に補正予算へ反映してまいります。

次に、ふるさと納税の影響への対応についてのお尋ねですが、ふるさと納税の影響による 特別区民税における減収は、令和2年度は18億4,000万円と推計しており、区財政に深刻な 影響を及ぼしております。特別区長会においては、国が進める税源偏在是正の動きに対し、 緊急共同声明を発し、国に抜本的な制度見直しを求めております。

また、区としても、区報において、区長会の主張を伝えるとともに、文の京の財政状況に おいて、過剰な返礼品による制度のゆがみを指摘しているところです。今後も、様々な機会 を捉えて、抜本的な見直しを行うよう、強く主張してまいります。

 

○笠松保健衛生部長

次に、特定不妊治療に係る支援についてのお尋ねですが、区では、都の上乗せ分として、1年度当たり10万円を上限に助成しており、令和2年度の実績は192件で した。令和元年度は156件で、比較すると36件、約23%の増となっております。

また、都の制度において、本年1月以降に治療を終了した方の費用助成については、所得 制限を撤廃するなどの拡充が図られました。

なお、国は年度内に治療薬の保険適用や令和4年度から不妊治療における保険適用の範囲 拡大を予定しております。今後も、国や都の動向を注視し、引き続き特定不妊治療費に対す る支援を行ってまいります。

次に、コロナ禍における文京区版ネウボラ事業の取組についてのお尋ねですが、昨年4月 に発出された緊急事態宣言を受け、宿泊型ショートステイ、母乳相談、沐浴指導、沐浴相談、 訪問型の産後ケア相談以外の事業は中止にいたしましたが、その間、乳幼児健診の対象の方 には、御家庭の状況を電話で確認いたしました。また、ネウボラ相談などの相談事業も、電 話で実施いたしました。

その後、感染リスクや緊急性などを総合的に判断し、ネウボラ面接、ネウボラ相談、乳児 家庭全戸訪問事業は、感染対策を行った上で再開し、乳幼児健診などは予約制として、集団 指導の時間を短縮するなど、実施方法を変更して再開いたしました。また、母親学級、両親 学級は、講義内容を動画配信するとともに、定員の削減やオンライン形式での実施を再開い たしました。

サタデーパパママタイムなど、新型コロナウイルス感染症がまん延してから中止となって いる事業がありますが、今後も感染対策を行った上で、様々なメニューが、必要な時期に、 適切かつ安全に利用できるよう、導入可能な手法を検討しつつ、効果的な事業実施に努めて まいります。

次に、乳児家庭全戸訪問事業についてのお尋ねですが、昨年4月に発出された緊急事態宣 言を受けて、訪問は一時中止し、4月20日から5月末にかけて301件の御家庭に対し、助産 師が電話で乳児と御家庭の状況を確認し、相談を行いました。

その中で、感染を恐れて外出できない、身近に相談でき、サポートしてくれる人がいない など、子育てへの不安の声などに対しては、適宜指導、助言を行い、子育て支援サービスを 御案内するとともに、保健師と情報共有し、支援につなげております。

なお、昨年6月から、乳児家庭への全戸訪問は、感染対策を行った上で再開しております。 今後も、対象の全ての家庭を訪問し、子育ての不安や悩みを軽減し、安心して子育てできる よう、適切な支援に努めてまいります。

次に、オンラインを活用したサロンなどの取組についてのお尋ねですが、これまで区にお いては、保健サービスセンター、本郷支所、八千代助産院の三つの拠点で、妊産婦の方がタイムリーに相談できるネウボラ相談を、面接や電話により実施してまいりました。また、昨 年度より、都から委託を受けた東京都助産師会が、妊産婦の方を対象とした無料のオンライ ン相談を実施しております。

委員御指摘のとおり、文京区助産師会においても、生後4か月までの子を持つ母親を対象 とした無料のオンラインママサロンを実施していることは認識しておりますが、事業の支援 については、今後研究してまいります。

これからも、子育てに不安や悩みを抱える妊産婦に寄り添い、必要な支援を引き続き実施 してまいります。

 

○竹越福祉部長

次に、医療的ケア児への支援についてのお尋ねですが、区では、これまで保健、医療、障害福祉、保育、教育等の関係機関による庁内検討会を開催し、組織横断的な医 療的ケア児支援体制の整備に取り組み、保育園等での受入れを実施してまいりました。

本年度は、更なる支援体制の整備を進めるため、従来の庁内関係部署に加え、学識経験者、 医療関係者や障害福祉事業者等も交えた医療的ケア児支援連絡会を設置いたしました。今後 は、本年9月に施行された医療的ケア児及びその家庭に対する支援に関する法律の基本理念 を踏まえ、連絡会を通した関係機関との緊密な連携を図るほか、受入れ施設の体制整備や人 材確保等の取組を行ってまいります。

 

○木幡子ども家庭部長

次に、育児支援ヘルパー派遣事業についてのお尋ねですが、令和2年度は39家庭に918回のヘルパー派遣を実施いたしました。育児、家事の面から支援すること により、養育者の休憩や育児に対する不安の軽減を図り、育児の環境を整え、虐待の未然防 止等につながっていると考えております。

また、ヘルパー派遣に当たっては、対象となる家庭との関係を大切にしながら、丁寧な対 応を心掛けております。

コロナ禍で、家庭の状況が捉えづらくなり、様々な理由からヘルパーの派遣を受け入れな い家庭もあることを踏まえ、今後も家庭相談員の相談対応力を高め、保護者の不安や悩みに 寄り添いながら、それぞれの家庭が必要とする支援につながるよう、尽力してまいります。

 

○竹越福祉部長

次に、生活困窮世帯への学習支援事業についてのお尋ねですが、小・中学生を対象とした学習支援事業については、昨年度の登録者数は67人、延べ参加者数は2,580人でした。また、高校生世代等学習支援事業については、登録者数18人、延べ参加者数は906 人でした。

緊急事態宣言中には、オンデマンド授業などを活用し、学習機会の確保を行ってまいりま した。

なお、高校生世代等学習支援事業については、利用希望者が増加していることから、本年 度より定員を20名から25名まで拡充しております。今後とも、学習支援事業のニーズ等を把 握し、適切に支援を行ってまいります。

 

○八木教育推進部長

次に、奨学資金給付事業、塾代等助成事業についてのお尋ねですが、給付や助成を受けた保護者や生徒からは、学習、進学への意欲が向上した、家計のやりくりの 負担が軽減され、子どもの教育に役立つものへの支出を増やすことができた等の意見を伺っ ていることから、一定の効果が出ているものと考えております。

今後も、引き続き子どもたちの学習機会を確保するために、奨学資金給付事業等を継続し、 周知を図ってまいります。

 

○木幡子ども家庭部長

次に、子ども宅食プロジェクトについてのお尋ねですが、令和2年度は、延べ5,049世帯に対し、年6回の定期便に臨時便を加え、計8回の配送を行いました。 令和2年5月には、臨時の緊急支援としてクオカードやお米券を、さらに本年3月には、国 の補助金を活用して、お祝いにふさわしい食材を購入し、進級・進学おめでとう臨時便を配 送しました。また、8月と12月の定期配送においては、季節感のある食品を追加購入するな ど、増量便としてお届けしたところです。

今後も、コロナ禍の影響を受けやすく、経済的に厳しい子育て世帯を食から支援するため、 コンソーシアムと連携し、子ども宅食プロジェクトを実施してまいります。

 

○八木教育推進部長

次に、教育情報ネットワーク環境整備についてのお尋ねですが、本年度より、1人1台のタブレット端末を活用した協働的な学びや、学習支援ソフトを活用した個 別学習を進めております。

今後については、ハイブリッド授業を始めとする従来の指導方法にとらわれない新しい授 業スタイルを創造することを通して、より充実した協働的な学びの実現を図ってまいります。 加えて、コロナ禍における臨時休業等の場合だけでなく、感染症への不安を理由に、児童・生徒が登校を控える場合にも、自宅からオンラインで授業を受けられるよう、日々の教 育活動で実践を進め、子どもたちの学びの保障に努めてまいります。

次に、不登校への対応についてのお尋ねですが、不登校予防プロジェクトでは、学級集団 アセスメントの対象学年を拡充しており、学級における児童・生徒の状況を、担任だけでな く、学校全体として捉えることで、学級経営に対する教員の意識を高めることにつながって いるものと認識しております。

また、スクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーの増員及び配置校の追加に より、不登校対応に関する校内委員会において、教員と情報を共有するほか、必要なアセス メントや手だての検討をするなど、日頃から相談しやすい環境づくりに努め、連携体制の構 築が進んでおります。

今後も、引き続きこれらの取組を強化し、不登校児童・生徒の状況に応じて、一人一人に 丁寧な対応を行ってまいります。

 

○鈴木地域包括ケア推進担当部長

次に、認知症診断後支援モデル事業についてのお尋ねですが、本区では、認知症の更なる普及啓発を図るため、区内民間事業者の協力を得ながら、年 3回、自宅でできる脳の健康度測定を実施するとともに、区民センターにおいても、医師や 健康運動指導士などによるミニ講座を実施し、延べ135人の方々に御参加いただいたところ です。参加者には、認知症の改善につながるアプリの紹介やDVDの配付を行い、一定程度 生活習慣の改善につながったものと考えております。

さらに、認知症の疑いのある本人やその家族を支援するため、区内の認知症サポート医や 訪問看護ステーションと連携しながら、昨年度は9人を対象に、医療機関への同行受診や介 護者への相談支援を実施しました。

今後とも、認知症と向き合う本人やその家族の視点に十分配慮しながら、今年度新たに実 施した認知症検診事業などを通じ、安心して暮らし続けることができる地域づくりに取り組 んでまいります。

次に、高齢者見守り相談窓口事業についてのお尋ねですが、昨年7月から事業を開始し、 本年8月末までに個別訪問を約3,900件、電話相談等は約4,800件を実施して、高齢者の生活 実態の把握に取り組んだところです。

戸別訪問のうち、約1割については、継続的な見守りや介護保険サービスの利用などにつ ながっており、支援を必要とする高齢者の早期発見、早期対応の強化が図られているものと考えております。 また、区民の方々からも、「声かけや見守りが本人や家族の安心につながっている」、「訪問時に相談できるので助かっている」といった声を多くいただいているところです。 今後とも、高齢者が抱える課題を的確に捉えながら、民生委員・児童委員や社会福祉協議 会、さらにはハートフルネットワーク協力機関などと連携し、地域ぐるみでの見守りの強化に取り組んでまいります。

 

○竹越福祉部長

次に、地域づくり推進事業についてのお尋ねですが、社会福祉協議会における地域の居場所づくりについては、既存5団体に加え、新たに2団体が運営を開始していま す。コロナ禍においても、地域で気軽に利用できる居場所や相談等のニーズにできる限り応 えるため、地域福祉コーディネーターが運営団体との調整を図り、居場所の感染症対策や人 数を制限した開放、テイクアウト型による子ども食堂の実施等、地域に根づいた居場所の運 営ができるよう、支援を行っております。

今後も、感染症対策を踏まえつつ、運営の中で支障が生じた事案の解決に向けた諸調整を 行い、既存団体が順調に運営できるよう、社会福祉協議会の取組をサポートしてまいります。 次に、生活困窮者自立相談支援事業についてのお尋ねですが、昨年度、新規相談受付件数は1,111件となっており、前年度の245件を大幅に上回っております。自立相談支援機関の相 談員を増員し、コロナ禍における事業の手続支援や、就労、家計等に関わる相談等を行って おります。引き続き、個々の状況に応じた効果的な支援を行い、社会的、経済的に自立した 生活を送ることができるように、おのおのの状況に応じた総合的かつ継続的な伴走型の支援 を行ってまいります。

次に、障害者就労支援センター事業についてのお尋ねですが、障害者就労支援センターで は、新型コロナウイルス感染症の影響による生活様式や就業形態の変化に伴い、電話相談体 制を強化し、事業や会議のオンライン化を推進するなどの工夫を重ね、コロナ禍においても 継続して支援を実施してまいりました。その結果、令和2年度には41人の方を新規就労につ なげることができました。

引き続き、障害者就労への新型コロナウイルス感染症の影響を注視し、労働、医療、生活 分野等の関係機関と連携を一層深め、社会情勢に応じた支援に取り組んでまいります。

 

○笠松保健衛生部長

次に、がん検診システムを活用して、要精密検査者の受診を促す取組についてのお尋ねですが、この取組は、区の各検診医療機関から要精密検査と判定を受けた方 の情報を、がん検診システムに取り込むことで、精密検査未受診者を抽出し、個別の受診勧 奨が可能になったもので、令和2年度から精密検査未受診者への受診勧奨通知の送付を開始 しております。

今後も、本システムを活用して、要精密検査者の受診率の向上に努め、区民のがんによる 死亡率の低下につながる取組を推進してまいります。

 

○髙橋アカデミー推進部長

次に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会関連事業の成果についてのお尋ねですが、令和2年度は、シビックセンターや周辺の公園、道路等を 大会公式ロゴ等で装飾するシティドレッシングを実施することにより、祝祭感を創出し、区 内の大会気運を盛り上げました。

また、大会関連事業に従事する文の京2020ボランティアの募集については、区内大学の学 生、消防団を始め、幅広い世代からの多数の応募により、最終的に600人を超える方の登録 をいただきました。

高まった気運の中で行われた大会は、無観客で開催されましたが、区へ多くの応援メッセ ージが寄せられるなど、多くの感動が生まれました。

次に、レガシーの継承の成果についてのお尋ねですが、ホストタウン事業では、ドイツに ついて学ぶ語学講座や文化講座の実施に加え、パラリンピック難民選手団と未来を担う子ど もたちとのオンライン交流や応援イベントを行い、大会のレガシーとなる障害者スポーツの 普及促進とともに、区民の国際理解を深めることができました。今後も、これらの成果を一 過性とすることなく、大会のレガシーとして継承する取組を進めてまいります。

 

○竹越福祉部長

次に、女性・母子父子の相談についてのお尋ねですが、令和2年度については、延べ相談件数が1万2,253件で、前年度に比べ4割程度増加しております。 今年度より、母子父子・女性支援担当を新設しており、新型コロナウイルス感染症の影響 により相談者の抱える問題が複雑化する中、婦人相談員と母子父子自立支援員が、双方の専門性を生かして、引き続き相談者のニーズに寄り添った支援を行ってまいります。

 

○鵜沼資源環境部長

次に、新エネルギー・省エネルギー設備設置費助成事業についてのお尋ねですが、令和2年度の実績は、太陽光発電システムが19件、家庭用燃料電池が44件、家庭用蓄電システムが27件、雨水タンクが1件で、令和2年度から開始した断熱窓については10 件の助成をいたしました。

今後も、区民ニーズを踏まえながら、助成対象設備について見直しを行い、家庭部門にお ける地球温暖化対策を進めてまいります。

 

○八木教育推進部長

最後に、通学路の防犯カメラ設置についてのお尋ねですが、令和2年度は、警察、PTA、町会等に御協力をいただき、通学路に計30台設置いたしました。令和3 年度は10台の設置を予定しております。

今後も、警察を始めとする関係機関と協議し、必要度の高い通学路には、防犯カメラの設 置を検討してまいります。

(以上で答弁は終わりです)

○宮本委員 御丁寧に御答弁いただきまして、大変ありがとうございました。

詳細につきましては、同僚委員とともに、款別の質疑のときに議論をさせていただきます。 ありがとうございました。

決算審査特別委員会(2021年10月)その1

厚生委員会(2021年9月)

2021年10月20日

こんにちは。2021年9月21日に行われた厚生委員会での、私の質問とそれへの答弁をご紹介します。

<文京区子育て世帯応援事業について>

○宮本:

ありがとうございます。

対象の方には大変喜んでいただける事業になると思いますし、また、取組方によっては、 先ほども様々な委員から御提案、御意見がありましたけれども、更に区独自の良い事業にし ていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

他の委員の御質問と若干かぶるところもあると思うんですが、東京都の事業を御利用いた だいた保護者の方からのお声の中で、やはり品ぞろえについてのお声がありました。先ほど 課長が御答弁された、同じベビーカーでもいろんなメーカーがあって、自分たちの使いたい メーカーがある。また、欲しいものが品切れになってしまっているなど、そういったお声が あったので、恐らくそういったお声は、東京都にも声が届いて、様々に改善、またメニュー 等のアップデートがされていると思うので、その辺は東京都の事業をよく参考にしていただ きながら取り組んでいただきたいと思います。

今回、スケジュール的には来年の3月で終了するので、その間に10万円をどこまで上手に 活用していただけるかというところですけれども、区民の方から何かお声があれば、的確に なるべくお応えできるような、そういった品ぞろえであるとか、そういった面でできるとこ ろを対応いただきたいと思います。そういった柔軟な対応はいかがでしょうか。

○答弁:

東京都からは、都民の方からこういった話があるということで、やはりあるのは、ある程度対象年齢が上のものも欲しいということがあったので、今回そういった 形でなるべく年齢の上のものもそろえる形にしました。あと、やはりベビーカーなどについ ては、やはりもうちょっと種類を増やしてほしいという意見がございましたので、こちらも、 同じ商品に対しまして複数のメーカーのものをできる限り御用意するようにということで、 業者と詰めているところでございます。

また、品ぞろえにつきましては、独自のコールセンターも設けますので、何か不明な点が ございましたらコールセンターで対応させていただき、在庫切れにならないよう、できる限りそろったものを用意してまいります。商品がなくなってしまった場合は、同価格帯の同等 品を御紹介することになりますけれども、それも丁寧に申込者の方に御説明をしながら話を 進めてまいります。

○宮本:

ありがとうございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

<自宅療養者の方の情報共有と東京都としっかり連携を>

○宮本:

ありがとうございます。 これまで東京都と国とも連携を取りながら、また流動体制も取っていただきながら対応していただいておりまして、本当にありがとうございます。特に自宅療養者の多かった8月前 後、平日も休日も昼夜にわたって大変な御尽力をいただいてまいりました。ありがとうござ います。

私からは、3点ちょっとお伺いしたいと思います。

まず一つ目は、この自宅療養者の方が増えてきた状況の中で、今少し減ってきております けども、大事なポイントだと考えておりますのが、東京都のほうでのフォローアップ体制の 区民の方がいらっしゃる、また文京区で対応していただいている区民の方がいらっしゃると。 そういった区と都が連携を取りながら自宅療養者の方に対応してきていただいたと思うんで すけども、その上で都と区のそういった感染している自宅療養者の方の情報共有ということ が、万が一漏れが起きてはいけないので、都と区で連携を密にしていただいて取り組んでい ただいていると思うんですけども、報道では一部の地域でちょっと残念なことがあったとお 伺いしたものなので、この文京区では都との連携については、実際の取組としてどのように 行っているのかお伺いしたいです。

My HER-SYSという国のICTツールがあるとお伺いしたんですが、これが活用されるべきともお伺いしたんですが、この辺お伺いしたいと思います。

○答弁:

都と区の連携でございますけれども、今先生がおっしゃっていただきましたように、My HER-SYSの入力をもって、患者さんお一人お一人の様子が連携で きる状況になってございます。そういったツールも用いながら治療を、この人は対象になる のかですとか、そういった今後の方針を区で考え、東京都のほうに入院調整を図ると同時に、 状況もお伝えしながら、一番最適な医療につなげていくということを行っていきたいと思っ ています。

○宮本:

ありがとうございます。

是非、今後とも都との連携を密にしていただいて、またICTの活用もうまくいっている ということで、活用していっていただきたいと思います。

このICT、マイハーシスについては、お伺いしたところでは、当初のシステムから利便 性を高めるために様々な自治体がいろんな声を上げて、システム自体の更新をしていると、 アップデートしていると。それによって自治体の保健師さんであるとか担当者の方が、より 感染者の方に、自宅療養者の方に、的確に、またタイムリーに支援ができるようにしている というふうにお伺いしたんですけども、このシステムの、マイハーシスの改善とか、もっと こうしたほうがいいとか、そういったことも文京区からも国ですかね、厚生労働省に上げて いただいたりするべきだと思うんですけども、この点はどのように取り組んでいるかお伺い します。

○答弁:

不定期ではございますが、ウェブ会議があり、国と区が参加できるものがあります。そのときに改善点を、保健師の日常の声を届けさせていただいております。 その中の一つで、やっぱりソートできるシステムが当初はなかったですけれども、酸素の 飽和度が低い人だけ、94以下だけソートするとか、そういう機能が付与され始めて、会議ご とに徐々に使いやすくなってきております。現場でしか分からない声というのが本当にござ いますので、その辺りをしっかり届けさせていただいて、ウェブ会議も定期的に行っていただけるよう希望も出していければと思っております。 以上です。

○宮本:

ありがとうございます。 不定期にではありますけども、そうしたお声を、現場の声を届けていただいているということで有り難いと思います。今後とも積極的に上げていただければと思います。そして、自 宅療養者の方に的確にタイムリーな支援ができるよう、引き続きよろしくお願いいたします。

<抗体カクテル療法の活用を>

○宮本:

次は、治療薬の適用についてお伺いします。

この感染拡大に闘うに当たって、ワクチン接種と、またその治療薬ということが重要にな ると言われており、特に自宅療養者の方が増えてきた状況で、軽症、中等症の方に抗体カク テル療法と呼ばれる治療薬が効果を上げていると報道でもお伺いしております。我々の公明 党のほうでも国のレベルで、外来でもこの抗体カクテル療法が使えるように8月には要請し て、現在、9月15日現在では、2万7,000人に適用されていると。また、全国でも2,000近く の施設でいつでも使えるようになってきたと。

東京都では、この約2週間で420件ぐらいに使われた事例があり、効果としては95%の人 の症状が改善してきていると報道でもお伺いしております。ある意味、この自宅療養者の方 にとって、こういった治療薬が、入院しなくても的確にタイムリーに受けられると非常に安 心でもありますし、もちろん症状を改善させるために必要になってくると思いますので、区 ではどこまでこの治療薬の適用については推進といいますか、使用についての働き掛けとい いますか、そうしたことに動いていけるのか。むしろ活用を是非推進していけるように、医 師会の方とも協議していただければと思うんですけど、いかがでしょうか。

○答弁:

治療薬につきましては、都で今仕組みをつくって、開始されようとしているところでございます。 まず、私ども区で入院調整に上げるときに、患者さんの治療薬御希望があれば、積極的に治療希望ということを書き添えて調整を出すようにしてございます。また、宿泊療養ホテル にも積極的に行かれることをお勧めしております。各ホテルで入所していただいて、チェッ クリストがありますけれども、その治療薬、カクテル治療を行う必要条件を満たした、チェ ックリストを満たすような方は、特に宿泊療養にも行っていただいて、宿泊療養先、若しく は宿泊療養のところから病院に移って抗体療法を受ける仕組みができていると聞いておりま すので、そういった形を使うということ。

また、酸素ステーションが都民の城、青山ですね、あと築地や調布、こういったところで も今できてきてございますので、そこに行くということでもこの治療が受けられる仕組みができてきていまして、今朝もウェブ会議を聞いていたところですけれども、日々こういう利 便性が高まっておりますので、こういうことを積極的に利用していくように促していきたい と思います。今、非常に使える状況ですので、いいチャンスだと思っております。以上です。

○宮本:

御説明ありがとうございました。

都の酸素ステーションなどでも活用が始まっているということで、非常に安心につなげて いただきたいと思いますし、区でもチェックリストですか、そうしたものを入力することで、 いざというときに必要な方に届くようにしていただけるということで理解いたしました。是 非、今後とも自宅療養者の方、宿泊利用者の方がそういった治療薬を受けられるようにして いただきたいと思います。

私も8月中に1件御相談がありまして、宿泊療養者の方ですけども、やはり治療薬も何も 受けられないし、もちろんCTとか受けられないと。しかし、御自身は非常に苦しい。家族 の方も、本当なら入院させたかったけども宿泊施設になってしまってということで、一時非 常に心配されたんですけども、その後、すぐに入院できたんですけども、やはり酸素ステー ションなり宿泊施設でのそうした医療的行為といいますか、治療薬の適用なども今後必要に なってくると思いますので、是非ともよろしくお願いいたします。

<自宅療養者の方への支援強化と宅配事業の推進>

○宮本:

最後になりますけども、今回の御報告の中で、区内商店による宅配事業を実施して、始め ていただいたということも御報告いただいておりました。私も地域の方から、感染して自宅 療養している方からの、別の方からのお声で、東京都からの食料品の到着には非常に感謝を されており、有り難かったということだったんですけども、しかしできれば経口補水ですか、 その方はちょっと嘔吐、下痢がひどかったので、そうした経口補水であるとか、若しくはお かゆなどの取りやすいものがあれば、充実していれば良かったんですけれどもという、御意 見といいますか、御要望があったんですけども、そうしたときに、今回、区としてはこうい った御自身で食品、事業者の方、商店の方にオーダー、購入の予約をしていただいて届けて いただくという取組でしていただけたことで、その自宅療養者の方も、それが早くあれば使 わせていただいたというようなお声があったんですけども、これ、実施始めていただいて、 まだちょっと時間も短いかと思うんですけども、状況として、利用状況とかもしお分かりで あればと思うんですが。

○答弁:

区民の方への食料品の支給、支援の件ですけども、御存じのとおり、東 京都のフォローアップセンターが行っておりましたが、8月中は物資の不足、配送の遅延等 がございました。その間のフォローという形で、区としては防災備蓄品のおかゆ、水、そう いったものを希望する方に確実に届ける支援をしました。実績としては2名の方に対して、 支給してございます。

区商連で行っている支援については経済課から実績を聞いていない状況でございます。

○宮本:

ありがとうございます。

こうした事業、非常に自宅療養者の方にとっては、非常に心強い事業だと思いますので、 また引き続き区民の方に、そうしたお困りの自宅療養者の方に寄り添った支援を、是非とも また今後とも拡充をして実施していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

<ワクチン接種態勢の拡充と、学生や医療的ケア児を抱える家庭などに細やかな支援を>

○宮本:

様々にワクチン接種の体制を拡充していただきまして、区民の皆様の接種状況も進んでおります。本当にありがとうございます。 これまでも、我々会派からも様々要望させていただきましたが、スピード感を持って対応していただいていることに改めて感謝申し上げます。 三つ御質問させていただきたいと思います。 まず、文部科学省から受験生への配慮の通知があったと思いますが、早速、今日、はがきを投函していただいて、勧奨、こういった御案内をしていただいたということで良かったと 思います。ありがとうございます。

先ほど野苅家課長がおっしゃっていた、金曜の夜、土曜日にやっぱり接種希望される12歳 から18歳の方多いということをお伺いしたんですけども、質問としては、10月分の予約枠に おいてもそこはもう埋まってしまっているのか、ちょっとお伺いしたい。あと、今回モデル ナワクチンを活用した大規模接種会場、在勤、通勤・通学の方と申し上げたほうがいいんで すかね、方も適用できるということで、そうなりますと、例えば区の職員の方とか、まだ受 けていらっしゃらない方、以前、我々会派でお伺いしたごみ収集の職員の方なども、仕事上やはり早めに受けたいけど受けられないということをおっしゃっていた方がいらっしゃいま したので、そういう意味では、この通勤・通学の職員の方も受けられると有り難いと思うん ですけども、ここを一応確認しておきたいと思います。

二つ目が、先日、医療的ケア児の保護者の方からいろいろ御意見をお伺いする機会があっ たんですけども、今後の3回目があったときの場合ということですけども、優先的な枠をお 願いできないでしょうかと。現在のスキームですと、医療的ケア児のお子様は接種対象者で はなく、優先的なですね、保護者の方に優先的に接種体制をしてもらえませんか。保護者の 方が万一感染したら、お子さんも医療的ケア児の影響が大きいので、その点の配慮をお願い できませんかという御意見がありました。

最後、三つ目ですけども、ワクチン接種の状況について、今後の見込んですが、現在 73.4%が1回目の接種済みということでございました。今後の報告といいますか、表示の仕 方で予約数も出すということで言われていたんですけども、現時点でこの1回目の接種済み 73.4%に予約済みの方、未接種の数を入れると、どれぐらいの1回目の接種済みプラス予約 済みになるのか、もし数字を押さえていらっしゃいましたらお伺いしたいと思います。

○答弁:

まず、受験生の皆さんへの配慮ということと、あと金曜日、土曜日、ニーズがあるかというところですけれども、受験生の皆さんに限 って、あとお子様に限って金曜日、土曜日にニーズがあるということではないかなとは思い ますけれども、これは多分全体的に金曜日の夜と土曜日にニーズがあるかなということです。 これはやはり副反応を気にされてということですので、どの世代を切り取っても気にされる ところなのかなという認識でございます。

あと、モデルナを使いました会場の在勤、在学の皆様の御利用につきましては、是非、今 副委員長がおっしゃっていただいたような方たちにも、どんどん積極的に御利用いただきま して、接種をいただければと思っております。

2点目の医療的ケア児を持つ保護者様の優先について、今後もし3回目接種ということが 始まりますと、また優先接種の条件を設定しながら、実際接種を進めていくことが必要にな ってくると思います。我々、自治体は今回1回目、2回目接種で実体験がございますので、 国が示したものに、多分、各自治体オリジナルの枠みたいなものもうまく付け加えながら進 めていくことも、場合によっては出てくるのかなと思います。

文京区でどのような枠の設定をするかは、これは全く白紙ですけれども、貴重な御意見をいただきましたので、もしそういった枠を検討する際は是非考慮してみたいと思っておりま す。

あと最後、予約の数を実際の接種をした方に達したものについてですけれども、まだ具体 的にいつからということは、はっきり申し上げられませんけれども、予約の実数だけでは、 接種の実数だけではなくて、この予約の数を足したものを、いずれ公表していきたいと思っ ております。

現在の速報、あくまで速報値になりますけれども、全体で接種の実績と予約を加味した割 合ですが、1回目の場合が約75%、2回目が約68%ということです。なので、2回目接種、 実数だけでいいますと今59.3%ですので、予約を、2回目まで予約が取れている方を加味し ますと、一定程度数字が進んでいるものという状況でございます。今後はこういった数字を 使いながら、より精度の高いものを発信していきたいと思っております。

あと10月分の金曜日、土曜日埋まっているかですけれども、完全にゼロの状態ではござい ません。一番埋まっておりますのが、シビックセンター25階になりますけれども、ここが今 完全にゼロかというと、必ずしもゼロということではありませんが、相対的に他の曜日、時 間帯と比べるとかなり減りが激しい、予約が取られているという状況でございます。

○宮本:

ありがとうございました。

まずは土曜日、また金曜の夜のところ、まだ空いているということで、まだ埋まってなく て良かったです。私に御相談してくださった方もいらっしゃいましたので、早速御案内した いと思います。もし必要であれば、ここの枠に人気があれば、手厚くしていくことも一つの 接種率を上げる手段かなと思いましたので、御質問させていただきました。

それから、医療的ケア児の方への今後の対応を優先的にできないかということに対して、 区としての御検討まだ白紙だけども、今後に向けての考える余地はあるということで、是非 よろしくお願いしたいと思います。

最後に、予約分を入れて75%まで1回目の接種が見えているということで、2回目は68% まで見えているということで、ある程度、この接種率が着実に進んでいるということだと思 いますので、引き続き様々工夫をしていただいて、8割を目指して取り組んでいただきたい と思いますので、よろしくお願いします。

○宮本:

ありがとうございます。先ほど、野苅家課長から、接種済みと予約分を含め て、1回目のほうは75%程度まで見込みがあるとお伺いして、残りの15%のうち、一定ワク チン接種を希望されない方もいらっしゃると思いますが、接種を希望されるけれども様々な 理由でまだ予約できていない方に何とか支援が届けばいいと考えております。

そういう意味では、先ほど、福祉部で取り組んでいただき、6,000人の方に個別に御案内 のはがきを送付していただき、早速147人の方から支援の御希望があったりして、民生委員 やあんしん相談センターの方が御協力いただいて、個別に対応いただいているということで、 大変すばらしいと思いました。こうした具体的な何か取組ができれば有り難いと思います。 59歳以下になりますかね。今回は10代の方にはこうした勧奨のはがきも出していただいて、 大変良かったなと思いますし、そうした希望しているけれどもなかなか予約までたどり着け ていない方に何か具体的な勧奨なり支援なりを考える必要もあるのかと思いますが、その点 いかがでしょうか。

○答弁:

先週、今副委員長からお話しいただきましたとおり、10代の方には勧奨のはがきを送って、実際この連休の中で一定程度予約が伸びま した。直接情報をお届けするのが大事なんだなということを改めて認識をしたところです。 残り約25%、100%を目指すとすれば25%程度の方にどのようにアプローチしていくかは 一定課題がありますけれども、例えばこのはがきの勧奨によるアナログなものがいいという ことも一定程度見えてきていますので、その対象をどこまで広げるかというのはこれから検 討が必要ですけれども、アナログなやり方というのを決しておろそかにせずに大事にしていくということは、今後の方向性としては持つべき課題かと思っているところになります。

○宮本:

ありがとうございます。本当様々な工夫をしていただいて、これまで接種体制の拡充もしていただいてきましたし、取組も本当に様々尽力していただいてきましたけれども、引き続き最後まで必要な方に手が届くようにお願いしたいと思います。ありがとうご ざいました。

以上でございます。

 

<医療的ケア児のご家庭に、蓄電池・発電機の購入支援を>

○宮本:

二つ御質問させていただきます。 一つ目は、医療的ケア児の御家庭への支援についてですが、今コロナ禍においての災害時の避難について、やはり3密を避けるという意味もあり、在宅避難ということもお願いをし ている状況だと思います。先日も台風が来まして、近年は大変に大きな風水害もありますし、 震災も起きる可能性もございます。起きているところもございました。

そうした中で、やはり大きな災害があったときに、電力が中断してしまった場合、医療的 ケアのお子様を抱える御家庭においては、そうしたときに電気が中断してしまった場合、命 にも関わる医療機器が機能しないという状況も想像されますので、どうしても蓄電池や発電 機を購入しておかなければいけないというふうになります。

在宅避難を準備しなければいけないということで、保護者の方はそうしたところに心掛け て準備をしたいというふうに思っていらっしゃるんですけれども、なかなか安い購入、安価 にできるものではなく、できれば日常生活用具給付事業の中に入れていただけると助かるというお声をいただいております。区としてはどのような認識、また見解をお持ちでいるか、是非検討していただければと思いますが、いかがでしょうか、お伺いします。

○答弁:

医療的ケアのあるお子様の御家庭に対する給付ということですけれども、委員からお話がありました日常生活用具につきましては、障害のある方、あるいは支援者の 方がまず安全かつ容易に使用できるもの、それから障害のある方の日常生活上の困難を改善 し、自立を支援するものなど、国によって一定の定義、要件が示されてございます。

災害時になりますと、この日常生活用具の視点から一定はずれて、今まで支援がなかった と思われるんですけれども、御指摘のとおり、新型コロナウイルスの状況もございまして、 在宅避難ということが今後増えてくるということも考え合わせますと、こういった蓄電池、 発電機というものの必要性は高まってくると我々も考えております。

実際、他の自治体でも幾つか給付を行っているという事例も我々も見ておりますので、今 後、対象であったり、要件であったりといったところにつきましては、そういった他区の事 例も参考にしながら、実現の可能性については検討してまいりたいと考えております。

○宮本:

ありがとうございます。条件なり、また要件、また定義といったものがあると答弁いただきましたので、是非そうした必要とされている方にお力になれるように是非御 検討いただきたいと思いますので、何とぞよろしくお願いいたします。

<母子および父子福祉資金について返済方法の拡充をするべき>

最後の質問になりますが、母子及び父子福祉資金という東京都の事業がございまして、ひ とり親の御家庭に支援をしていただいている事業でございますが、その修学金という部分を 御活用いただいている御家庭からのお声がありましたので、質問させていただきたいと思い ます。

文京区においては、この事業を事務の代行等をしていただいていると認識しておりますが、 今回、その御家庭においては、この修学金をお借りして感謝されておりました。それで、そ の上で、返済が始まっているんですけれども、どういった事情かちょっと分からないですけ れども、返済方法が現在は銀行の窓口でしか対応できないので、できればこういったコロナ 禍でもありますし、また国としても様々、デジタル化といいますか、そうした利便性を高め ているときでもありますので、できれば、他の奨学金の返済は、銀行の窓口のみではなく、 引き落としもできているということでしたので、その返済方法の対応、多様な方法を取り入 れていただけないかというお声がありまして、是非何か対応していただきたいと思いますが、御見解をお伺いします。

○答弁:

今委員からお尋ねのありました東京都母子及び父子福祉資金貸付金の償還についてですけれども、実はこの9月に、東京都から各区に償還促進に向けた取組につい て文書により依頼を受けたところでございます。区としては、具体的な取組について、現在 所管課にて協議を進めているところです。委員から御要望いただきました償還方法の一つと して、銀行の口座の引き落としによる償還ということですけれども、こちらは、償還促進に つなげられる具体的な取組の一つと考えられます。そこで、区としては、今後、事務手続、 それから事務処理のフロー、御案内の仕方など、そういったものを関係課間で協議をまず行 います。その後、実施に向けた検討を進めていきたいと考えております。

なお、様々、償還方法については、コンビニ払いとかもあるんですけれども、実はそのコ ンビニ払いとかになりますと、システムの改修とか、そういった経費がかなり掛かってきて しまいます。現在、昨年度のそういった償還方法についての問合わせというのは3件ほどあ りました。ただ、費用対効果の側面、また現時点では福祉資金の貸付金の償還についての単 独で実施するという、そういったコンビニ支払いについてはちょっと難しいのかなと考えて おります。したがいまして、繰り返しになりますけれども、口座の引き落としについては実 施に向けて検討を進めていきたいと考えております。

○宮本副委員長 ありがとうございます。東京都からそうした通知が、償還促進という意味での通知だったと思いますが、あったということで、是非そうした取組で、御利用者の方がコ ロナ禍にあっても返済しやすいような取組、口座の引き落とし、具体的にはですね、行って いただけると有り難く思います。

あと、区としても、そうした取組は当然事務の簡略化になり効率化につながるものと思い ますので、こうした改善できるような取組は、様々なところで是非次々と取り組んでいただ きたいなと思います。それが区民の方の利便性の向上にもなりますので、何とぞよろしくお 願いします。ありがとうございました。

厚生委員会(2021年9月)

災害対策調査特別委員会(2021年9月議会)

2021年10月19日

こんにちは。令和3年9月14日、災害対策調査特別委員会が行われました。私からの質問とそれへの答弁をご紹介します。

<感震ブレーカー購入助成の拡充を>

毎年行われている、文京区地域防災計画における各種施策の取り組み状況の報告がありました。下記が質問・答弁になります。

○宮本:

様々な取組と御報告ありがとうございます。 初めに、3ページの5番ですけれども、私と西村委員が大塚5、6丁目に住んでいまして、

これまでも西村委員から様々な御質問、御要望、推進がされてきたと思いますが、木密地域 の取組でございまして、延長、継続されるということでございました。以前にも1度お伺い したことがあるかもしれないですけれども、この取組を着実に推進していただいており、本 当に地域の風景も変わってきてはいる。一方で、今在宅避難ということも推奨されている部 分がある中で、いつ火災、地震が起きて、火災が起きるか分からないということで、なかな か整備できない方々においては心配、避難所に行ってもちょっと密になるのも避けたいし、 家でももしかしたら震災で火災という被害も心配される。そういう中で、早くこの整備が進 めばいいんですけれども、進む間もそういった自宅の火災、災害からくる火災という心配が あるので、震災からくる火災に対する何か対策というか、準備をできればいいなと思うんで すね。

以前もちょっとお伺いしたんですけれども、感震ブレーカーを設置されている方もいらっ しゃいます。区でも避難行動要支援者の方にも助成をされているということでして、震災が 起きた後に電気が復旧したときに火災が起きやすいという、それを避けるための機器ですの で、今、区としてもそういった在宅避難への支援は様々始めていただいている中で、感震ブ レーカーの設置の補助なり推進等、御検討いただけないかと思いまして、いかがでしょうか。

○答弁:

この木造住宅密集地域のまちづくりの中でも防災課の取組としては、今委員からお話のありました感震ブレーカーを避難行動要支援者に貸与させていただいてございま す。平成28年度に始めて、2年間の時限的な措置ですけれども、事業の重要性を鑑みて現在 も継続してございます。今、配付の対象を拡大というお話もございましたが、様々な施策を 展開している中で、ここを拡大することについての費用対効果、そういったことも様々分析 を重ねて、ここを広げるかどうかについては総合的に判断して、引き続き研究を重ねてまい りたいと考えております。

○宮本:

ありがとうございます。 6ページの12番の家具転倒防止器具の普及ということで、在宅避難が安心してできるための事業になっているかと思います。この後、29番のところでは、生活必需品の備蓄というこ とで、家庭での備蓄の、今後はその仕組みを検討すると。各家庭での備蓄が促進される仕組 みを検討するということもここに書いていただいていまして、今、コロナ禍を受けて、安心 して在宅避難できるように、またそうした支援が必要になっていると思いますし、区でも12 番の家具転倒防止であるとか29番の生活必需品の備蓄というような検討などもしていただい ているということで有り難いと思いますし、是非推進していただきたいと思っております。

具体的な質問としては、そうした中で、今後の見通しにある、各家庭での備蓄が促進される仕組みを検討するという部分を、具体的にはどのような方向性で考えていただいているのか、お伺いしたいと思います。

○答弁:

29番の備蓄の促進のところですけれども、まだこれは課の中での検討段階ですけれども、アイデアとしては、例えば備蓄のあっせんとかをして、区民の方が備蓄を購入 するのに少し、例えば割安で買えるとか、そういったことをやっている自治体もございます。 そういった他区の情報も知りながら、区としてどういったことがてきるのかこれから検討し ていきたいと考えております。

○宮本:

ありがとうございます。是非そうした取組を御検討して、実施に向けていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

<オンライン防災フェスタの拡充と、フェスタでのハザードマップの活用を>

○宮本:

続きまして、13ページの26番の総合防災訓練で、オンライン版防災フェスタをやってきていただいていて、直近では8月に行っていただいたと。水害編ということです。500人の方 が参加されたと事前にお伺いしたんですけれども、前回の委員会のときには、前々回よりも より文京区に即した内容で行うということでございまして、結果としてはどのような内容に なって、皆様のお声というか、評価の声はどのようなものだったか、お伺いしたいと思いま す。

○答弁:

以前、委員に御説明したときに500人と申し上げましたが、訂正させていただきます。500組の800人以上、御参加をいただいたところでございます。 このイベントに参加して、参加後のアンケートを取ったところ、「災害の準備を整えよう と思った」、それから「防災知識の向上に役立った」という回答が、いずれも99%の方からそういった回答をいただいてございます。

○宮本:

ありがとうございます。非常に良い反響ということで、良かったと思います。

今後も是非、リアルとオンラインでの取組を活用検討していただけるものと思いますけれ ども、今朝の議論の中で、皆様からの御質問への答弁で、こういったオンラインでの取組の 場を活用して、様々な周知・啓発を行うという御答弁がありましたので、今後もこの取組が 大事なものになってくると思いました。そういう意味では、私の知り合いの方も、8月、2 月にはお子様と一緒に参加するというお声をいただいて、後で良かったよと言われていたんですけれども、特に地域の町会とか自治会になかなか参加できてないような方も、このオン ラインの取組が取り組みやすかったりするのかなと思いましたので、是非この取組を今後も 頑張っていただきたいと思います。

また、これは提案ですけれども、先ほど来他の委員からも、ハザードマップが49番のとこ ろで全戸配付されて、非常にインパクトがあって良かったというお声もありましたし、私の ほうにも非常に良かったというお声がありまして、防災意識の向上にもつながっていると思 いますが、今回のハザードマップなり、防災ガイドの資料を活用した形でオンライン版の防 災フェスタなども、ある意味、これを活用して取り組むというような、一歩深い取組ができ たらいいのではないかと思いましたので、御提案させていただきたいと思います。いかがで しょうか。

○答弁:

先ほども御答弁申し上げましたとおり、このハザードマップは当然、配っただけではなくて、常に広げていただく、理解していただくということが重要だと思っており ます。先月行ったオンライン版の防災フェスタの中では、このハザードマップが9月から全 戸配付されますというような御紹介もさせていただいたところでございます。今委員から御 提案がありました、ハザードマップをもっと使ってオンライン版防災フェスタの中で取り入 れていくことにつきましては、今後検討してまいりたいと考えております。

○宮本:

是非よろしくお願いいたします。楽しみながらできる取組ということで人気があるというんですか、区民の皆様もお子様と一緒に取り組めるということで、そうした楽しみ という部分がある意味、皆様の興味を引くものになっているということでは、そういった要 素も今後も継続しながら取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたしま す。

<防災情報一斉通知アプリの普及強化を>

○宮本:

次に、17ページの35番で、先ほど情報伝達手段の充実のところで、防災情報一斉通知アプリ の今後の普及の強化について吉村委員から質問があり、様々な方法で強化していくという御 答弁ありましたが、その防災アプリも、完成した際には更に普及の取組が必要になってくる と思うんです。これは私の細かい御提案ですけれども、今、文京区の公式LINEアカウン トがあり、そこでこういったアプリ、また一斉通知アプリ、また今回新しくできる防災アプ リもそうですけれども、LINE配信をして皆様に登録を周知していただくといいのではな いかと思います。また、LINEの扱いの中には、下にメニューがあって、ちょっと細かい話ですが、そこから様々なところに入っていけるというものもありますので、そこを上手に使って登録を推進してはどうかと思います。いかがでしょうか。

○答弁:

既に区の公式LINEでは、すぐメニュー画面があって、上位にハザードマップですとか、このアプリについての掲載がされてございますが、他にも、今申し上げたハ ザードマップの情報ですとか避難に関する情報、大変重要な情報が幾つも掲載されていると ころがなかなか悩ましいと思っております。今委員から御提案がありました、直接飛ばして アプリをPRするとか、そういった発想が私どもなかったものですから、委員の御提案も含 めて、今後、より良い周知方法を模索してまいりたいと考えております。

○宮本:

ありがとうございます。様々な御検討していただければと思います。よろしくお願いいたします。

<避難所開設の動画をSNSを活用して周知拡大>

○宮本:

次に、19ページの39番、避難所の開設のところでして、先ほど上田委員への御答弁の中で、避難所の開設キットを活用した動画を作成したと言われていまして、私も拝見しまして、職 員の方が出演されてその説明をされているのを見て、とてもいいなと思いました。大分前に 作られている、実際の避難所での開設の模様の動画もあるんですけれども、今回は大分バー ジョンアップして、良い内容になっているなと思いました。前回か前々回の委員会でも、そ ういった取組をすることで、コロナ禍の避難所運営協議会なり、また訓練がやりにくいとき に、区民の方に広く、開設キットがあって、こうやったら使えるということを自治会や町会 になかなか参加できない方にも事前に予備知識といいますか、イメージを持っていただくた めには、この動画を皆さんに見ていただくことは非常に大事だなと思います。

ただ、せっかくできたんですけれども、皆さんにもっと積極的に、それこそ公式LINE でもSNS活用して、広くお知らせしていただけたらいいのではないかと思いますが、いか がでしょうか。

○答弁:

この開設キットを活用した訓練の風景を動画で収めたことについては、ユーチューブでアップして、PR不足もあって、まだ数百件しか視聴回数がないところです。た だアップしただけではなくて、その動画を使って実際に見ていただくことが重要であって、 今年の3月と7月に開催予定であった避難所運営協議会の会長の皆様、それから防災士の皆 様が集まる会合で流す予定だったんですが、その機会もコロナの影響で逸してしまったという状況です。 先ほども御提案がございましたが、例えばこれをQRにして、何かチラシにして配付するとか、まだいろいろできることがあると思いますので、この委員会でいただいた御提案も含めて、今後検討してまいりたいと考えております。

○宮本:

ありがとうございます。是非様々な手法で積極的に周知していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

<区内の高校・大学などとの防災協定締結を広げるべき>

○ 宮本:

最後の質問です。20ページの41番で事業者等との新たな協定の締結ということで、令和2年度は様々な事業者等と協定結んでいただきまして、本当に積極的にやっていただいたこと が良く分かりまして、ありがとうございます。こうした取組が区民の皆様のいざというとき の安心につながっていると思います。

今後の見通しのところで、今引き続き行っていただいていると思うんですけれども、私立 中学、高校や大学等との協定も検討、また交渉を続けていただいていると思いますが、その 後どのように進んでいるか、お伺いしたいと思います。

○答弁:

現在決定しているところで申し上げますと、区内大学・高校等で12か所でございます。協議中につきましては、区内大学・高校で4校、事業者で2者、その他お寺です とかNPO法人で3か所の合計9か所でございます。前回御報告した数字よりも若干ではご ざいますが、件数は増えているといった進捗でございます。

○宮本委員 継続して尽力していただいていることに感謝いたします。ありがとうございます。

なかなか交渉の上で課題もあるとお伺いしておりますが、工夫していただいて、皆様で知恵 を出していただいて、順次進めて、協定を締結していただきたいと思いますので、よろしく お願いいたします。

以上でございます。

災害対策調査特別委員会(2021年9月議会)

公明党アピール & 日本のコロナ対策への評価

2021年10月19日

⭐️公明党アピール

こんにちは。本日、衆議院選挙が公示されました。公明党は、9小選挙区の完全勝利、比例区800万票の獲得に向けて全力で戦ってまいります!公明党アピールを添付にてご紹介します。皆様の絶大なご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます!

⭐️日本のコロナ対策への評価

本日の公明新聞に、英字新聞ジャパンタイムズに掲載された記事が紹介されていました。日本のコロナ対策について、「世界でも群を抜く実績」と評価されています。公明党はこれまで、政府よりも、そして他政党よりも早く昨年1月に新型コロナ対策本部を立ち上げ、その後、専門家会議の設置を提案、治療薬やパルスオキシメーターの導入、ワクチン接種の確保から接種態勢の拡充など、一貫して政府をリードしてきました。衆院選マニフェストに掲げさせて頂いている通り、今後も、感染症に強い日本を作るために公明党が必要です!皆様のご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。

公明党アピール & 日本のコロナ対策への評価公明党アピール & 日本のコロナ対策への評価2

街頭演説会 & 北京通州区との絵画交流

2021年10月18日

○ 街頭演説会

こんにちは。
先週16日、高木みちよ元厚労副大臣を迎えて、街頭演説会をミーツポート前にて行いました。
演説中は、青年局の皆様による#ツギコメフライヤーの配布を行って頂きました。大変にありがとうございました!

○ 北京通州区との絵画交流

公明党文京区議団は14日、文京シビックセンターで行われている、文京区の子どもたちの描いた絵画を視察しました。この絵画は10月21日までシビックセンターで展示された後、文京区との友好都市提携のある北京市通州区に送られ、通州区にて展示される予定です。
この取り組みは、先に通州区の子どもたちからの絵画が文京区に送られてきており、7月13日から16日までシビックセンターで展示がされたことから始まり、今度は、文京区の子どもたちの絵画が通州区に送られる友好都市交流事業です。公明党文京区区議団はこれまで交流事業を委員会で提案するなど推進をしてきました。今後とも、友好都市交流を推進してまいります。

文京区HP

街頭演説会 & 北京通州区との絵画交流

街頭演説会 & 北京通州区との絵画交流2

子ども・子育て支援調査特別委員会(2021年9月議会)

2021年10月18日

こんにちは。

2021年9月10日に開催された、子ども・子育て支援調査特別委員会での、私の質問とそれへの答弁を報告をいたします。

 

<ベビーシッター利用料の助成拡充について>

本年8月1日から来年3月31日まで、東京都の補助制度を活用して、満2歳から6歳までの児童にベビシッター利用した際の利用料金を助成する事業が始まりました。これまで、公明党としてもこの事業が東京都から発表された時から担当部署との交渉を続けてきました。実現ができたことを評価しつつ、償還払いなどの課題があるため、引き続き利用しやすい制度にする必要があります。引き続き、公明党のネットワークを生かして、都議会議員にも働きかけて参ります。下記は質問と答弁です。

○宮本:

おはようございます。ありがとうございます。 私どもも、この制度は東京都の事業、発表されたときから御相談させていただいてきまして、また既存の事業と新しい事業との整理整頓など、非常に大変な取組であるとお伺いして おりましたが、今回いよいよこのように始めていただけるということで、感謝しております。

初めに、ちょっと金額のところの確認なんですが、今までは、今回は対象年齢とか時間も 拡充されるということで、本当に利用者の方の利便性の拡充につながればいいと思うんです けれども、金額のところは、今回助成なんですけれども、今まではお1人1時間1,000円と いう子育て訪問支援券事業だったんですが、今回の、助成ということで、いろんな事業者さ んがあると思うんですけれども、実際の持ち出しというのは出てくるんでしょうか。お伺い したいと思います。

○答弁:

東京都のベビーシッター利用料助成制度について、東京都が認証している事業者は約20というところですけれども、調べましたところ、おおよそ昼間も夜間も、この助成金額の中でほぼほぼカバーしているというようなところの理解でおります。

○宮本:

ありがとうございます。ほぼほぼカバーされているということで、金額的にもちょっと改善されたという結果にな り、良かったと思います。ありがとうございます。

一方では、今までは入会金であるとか年会費の部分はなかったんですけれども、今後はち ょっとこの辺で課題といいますか、発生するので、このような非課税世帯への助成なども用 意していただいたことも非常に良かったなと思います。先ほど他の委員からもありましたが、 今後も利用状況を見て、拡充などの御検討もいただきたいと思います。

それで、質問させていただきたい。ところで、今までの子育て訪問支援事業を非常に利用 される方も多かったと思うんですけれども、実態としてはどのような結果をお持ちでしょう か。ちょっとお伺いしたいと思います。

○答弁:

ゼロ歳、1歳児向けに行っております子育て訪問支援券ですけれども、各年代ごとに約1,900強のお子さんがいらっしゃるわけですけれども、そこの利用数から鑑 みると、大体、約半数弱の利用のところになるのかというふうに思っております。今回、子 育て訪問支援券はチケット方式でありますので、正確に何人使ったという部分はなかなか出 しづらい部分がございますので、あくまで推測でございますけれども、約半数弱ぐらいの 方々がお使いかなというふうに考えているところでございます。

○宮本:

ありがとうございます。そうですね。半数であれば、それはそれで制度として非常に良い制度だと思いますし、また一方で、私どもに届いているお声ですと、こういった子 育て訪問支援券という事業の支援券があること自体で、いざというときに助けてもらえると いうお守りのように持っていらっしゃる親御さんが多いというふうにお伺いしております。

今後、様々に利用を確認しながら展開していただくと思うんですけれども、一方で、ちょ うど多胎児家庭サポーター事業利用料助成制度というのを今年度始めていただいておりまし て、こちらはこちらで多胎児家庭にとっては本当に助かる制度、事業を始めていただいておりまして、この中にベビーシッター等家事支援、また産後ドゥーラのサポートという、ちょ っとベビーシッターをもう少し広げたような保護者への支援も行われているということで、 こちらも非常に好評ではないかと思うんですが、何が言いたいかといいますと、今の親御さ んたちにとっては、多胎児だけではなくて、独り、ワンオペでやっていらっしゃるようなお 母さん、お父さんにとっては、こういった家事支援とか、別の角度でのちょっと広いサポー トというのが求められているのではないかというふうに思うんですね。なので、そういった 部分も今後整備して、また来年度に向けて更新していく中で検討していただければなと思う んです。

そういう意味では、ちょっと比較できないのかもしれないんですけれども、今回、今年度 始まっているこの多胎児家庭サポーター事業の利用状況とか、評判といいますか、お声とか 評価、この辺、もう既に区のほうに届いているかどうか、ちょっとお伺いしたいんですけれ ども。

○答弁:

今年度から始まりました多胎児家庭サポーター事業、利用料助成制度ですけれども、まだ始まったばかりということもありまして、まだこれからかなというとこ ろではございますけれども、申請は幾つかいただいているというところで聞いているところ でございます。

○宮本:

ありがとうございます。多胎児サポーター事業の中の家事支援とかドゥーラサポートと、この辺ももう御利用いた だいているということですか。分かりますか。

○答弁:

まだどこまで使われたという部分は、これからのちょっと状況を見ながらというところになるので、この場でちょっとお答えすることは難しいんですけれども、 恐らく今回、ゼロ、1歳以外の多胎児をお持ちのお母さんにとっては、こういった家事支援 というのはかなり助かっている部分ではないかと思っておりますので、そういった部分を区 としてもアピールしながら、多くの多胎児を持たれる家庭が使えるようにしっかり周知して いきたいと考えているところでございます。

○宮本:

分かりました。ありがとうございます。その事業の今現在の、これ、多胎児用なんですけれども、家事支援とかドゥーラサポートの評判、評価のところを聞いていただいて、 来年度、こちらのベビーシッター利用料助成事業のほうに展開できないか、ちょっと御検討 いただければと思いますので、よろしくお願いします。

それと、もう最後の質問なんですけれども、今回、夜間もやっていただけるということで、 24時間ということになるんですけれども、こちらのニーズというのはどのように見ていらっ しゃるのか。それほど、ちょっとすみません。分からないんですけれども、どのような見込 みをお持ちでしょうか。

○答弁:

先ほど委員が少し御質問された家事支援の部分なんですけれども、今回2歳から6歳児までのこのベビーシッター利用料助成は、ベビーシッターのみの対象にな りまして、家事支援といった部分は対象外になってしまいます。その部分については、今後 どういった形で子育て世帯の方々を支援できるかという部分は検討していきたいと思ってお ります。

また、夜間の部分についてなんですけれども、これも始めてみないと分からない部分もあ るんですけれども、区のほうで行っておりますショートステイ、トワイライトステイという 部分の方々の属性を見ますと、多くは医療従事者の方であったりだとか、あるいはマスコミ といったジャンルの方が比較的多いというふうに実感しております。そういったところでそ ういった方々が気軽に使えるような制度になるということで、一定夜間の利用もあるのでは ないかというふうに考えているところでございます。

○宮本:

ありがとうございます。医療従事者の方の御利用、マスコミの方ということで、見込みがあるということで、是非御利用いただけるようになればと思いますし、また先ほど 申し上げたように、そういったメニューの中にシッターだけでなくて、支援、家事支援であ るとかドゥーラサポートのような、そういったものが入ってくると、より利用しやすい事業 になってくるかと思いますので、是非御検討お願いしたいと思います。

また、今回の事業が円滑に御利用者の方の利便性向上につながるように取り組んでいただ ければと思います。ありがとうございました。

以上です。

<コロナ感染拡大対策について、区から保育園への支援>

○宮本:

ありがとうございます。

私から、二つ御質問させていただきます。

まず、幼児保育課の皆様にお伺いしたいんですけども、ここ7月、8月ですか、コロナの 感染拡大がすごく増えてしまっていたところで、今ちょっと足元は大きくまた減ってきてい るんですけども、この間、幼児保育課の皆様には園への支援といいますか、応援であるとか、 また様々な取組をしてくださってきたと思います。様々な御尽力に感謝したいと思います。

具体的に幼児保育課の皆様が、園への支援であったり、またお子様、保護者への対応であ ったりとか、また連携、保健所とか、様々してきていただいたと思うんですけども、おっし ゃっていただける範囲で結構なんですが、どのように取り組んできてこられたのかお伺いし たいなと思うんで、よろしいでしょうか。

○答弁:

今、委員おっしゃるとおり、区立、私立問わず保育園における感染者、

こちらがかなり増えてきているような状況がございます。実際、臨時休園等を始め、そうい った対応をする中で、我々としてはまず園、あるいは保護者の方、園児、そういった方たち が混乱を来さないようにということで、感染症対応を進めているというところが前提にござ います。

最近ですと、これだけちょっと感染者が増えているというところもありまして、臨時休園 になってしまうという部分について、ある程度の御理解はしていただける、いつどこで起き るか分からないというような部分については、一定の御理解はいただいているというような ところで、その一方で、陽性者が発生した園においては、我々としては感染の状況とか調査 の進捗、あるいは休園にするのか、園運営を継続するのか、そういった内容について、そう いう情報を適切なタイミングでお知らせしていくということで、主にその保護者の方に安心 を得てもらおうという姿勢を目指しているところです。

今あった保健所のほうとはどんな感じなのというところですけども、やはり特に保健所と は、疫学調査を保健所のほうが実施するというような状況の中では、その情報のやり取りで あったり、実際に発生した園の感染症の終息に向けた手だて、あるいは感染拡大防止策とか というのを、我々幼児保育課と保健所と連名で出して注意喚起を行ったりとか、そういった 対応のほうに注力をして、感染自体をもうゼロにするという段階は終わったと思ってはおり まして、その中で感染症について心配、皆さんある中で、どれだけそういったところを緩和 できるかという視点で日々対応をしているところでございます。

 

○宮本:

ありがとうございます。 本当に大変な中、いろいろ御尽力いただいていることが分かりました。ありがとうござい

ます。親御さんなり保護者には混乱をしないように、また安心につながるように、情報を早 く的確にというようなところをポイントにされているんだなということもよく分かりました。 ありがとうございます。

これはちょっと私が個人的に心配しているところだったんですけど、報道では、そういっ た園に通うようなお子様は、基本的に発症しても重症化というケースはあんまりなく、軽症 若しくは無症状というんですかね、無症状の場合が多いという報道を見聞きしているんです けども、実際、実態としてはどのような状況なのか、もし分かれば教えていただきたいんで すが。

○答弁:

全てのお子さんの症例を確認しているわけではなくて、園を通してというような前提にはなってきますけども、私どものほうで把握している限り、いわゆる重篤に なる方、お子さんでというお話は聞いていないので、おっしゃるとおり、当然無症状で検査 を受けたら陽性になっちゃったというようなお子さんもいらっしゃいますし、あと通常の風 邪だと思っていたけど、念のため受けたら陽性でしたとかというお話も多々聞きますので、 そういう傾向はやはりあるのかなという印象は持っております。

○宮本:

ありがとうございます。

個人個人でその発症の仕方なりいろいろ違うと思うんですけども、ちょっと安心をしまし た。また、無症状であることで逆に感染の拡大につながってしまうということも、残念なが らあるのかもしれませんけども、ある意味、症状が軽症若しくは無症状ということで、やっ ぱりお子様はある程度そういったところで収まっているということは少し安心いたしました。

また、引き続き幼児保育課の皆様には、その保護者の皆様、子どもたちの感染拡大防止の ために、また園への支援など様々大変な状況かと思いますが、よろしくお願いいたします。 ありがとうございます。

 

<子育て世帯生活支援特別給付金の案内・周知の状況について>

二つ目の質問でございます。

コロナ禍におきまして、国の制度で子育て世帯生活支援特別給付金について、この委員会 におきまして、過去に御報告、実施されるというお話もいただいていまして、周知をしてい ただいていくと。また、申請しない世帯にはもう直接振り込むというお話をお伺いしました。

その状況についてちょっとお伺いしたいんですけども、私も子ども2人おりまして、このチ ラシをいただいて、全ての児童手当の世帯には漏れなく行っているんだなということで安心 をいたしまして、やはり以前からちょっと議論にもなり心配されていた、やはり収入が急変 した方がしっかりこの制度を認識していただいて、この情報が届いて、区にお問合わせをい ただけると、申し込みいただけるというふうになれるかどうかというところが大事であると、 今までお話を、議論をさせていただいてきましたけども、実際、こういう全世帯というか、 児童手当の世帯には送付していただいていると。また、その中にも、もし実際今周知なり、 以前のお話ですとポスターなりも作成してとかございましたが、実際にはどのように今周知 していただいているのかお伺いしたいと思います。

○答弁:

委員お尋ねの子育て世帯生活支援特別給付金の状況でございますけれ ども、まずひとり親の御家庭の方と、それ以外の方の世帯に向けた給付になっておりまして、 ひとり親世帯の方々に対して9月8日現在で557世帯、747人の児童の方に給付を行っており ます。この中に家計が急変された方の世帯は26件ほど今ございます。

また、ひとり親以外のその他の世帯の方々に向けた給付なんですけども、9月8日現在で 585世帯、936人の児童の方に給付をしております。この中に、9月8日時点では家計急変者 のお申込みはゼロ件でございますが、今数件お申込みがあるようですので、その部分は審査 をした上で適切に執行したいと思っております。

また、やはり委員御指摘のとおり、家計が急変された方に対してどのような周知をするか ということが我々としても重要だと考えておりまして、委員のほうからもお示しありました 児童手当を受給されていらっしゃる方には、全ての世帯の方々に送付させていただいて、かなりのお問合わせをいただいているような状況でございます。 また、児童手当を受給されていない16歳以上の方々で、なおかつ家計が急変されている方に向けては、区報、SNS、先ほど申し上げた戸別配送以外に、地下2階のマルチビジョン での放映を行っていたりとか、あるいは区設掲示板へのポスター掲示を11月頃に予定してお ります。また、9月の下旬から商店街連合会と連携しまして、商店街の子育て事業案内のポ スターの掲示をする予定でございまして、引き続き多くの世帯の方にこの事業が認知されま して、家計が急変された方に申請していただけるような取組を行ってまいりたいと考えてい るところでございます。

○宮本:

ありがとうございました。現在の申請の状況などもお伺いできまして、ありがとうございます。

また、今後も様々な方法を用いていただいて、工夫していただいて、1人でも多くの方が この制度に気付いていただいて、お問合わせをいただけるように取組をお願いしたいと思い ます。ありがとうございました。

以上でございます。

子ども・子育て支援調査特別委員会(2021年9月議会)

山口なつおチャンネル & 文京区9月定例議会が終了

2021年10月17日

⭐️山口なつおチャンネル

こんにちは。山口なつおチャンネルの7回目の配信がありました!

第7回 山口なつおチャンネル

山口代表がいま話題のテーマについて語る「山口なつおチャンネル」

今回は、10月14日衆院解散直後に行われた街頭演説会の内容を中心にまとめています
タイトルは「衆院解散 いよいよ決戦! 日本再生へ 新たな挑戦。」です。

衆院解散 いよいよ決戦! 日本再生へ 新たな挑戦。

⭐️文京区9月定例議会

9月定例議会にて私の所属する、子ども・子育て支援調査特別委員会(9/10)、災害対策調査特別委員会(9/14)、厚生委員会(9/21)に参加。決算審査特別委員会(10/1,4,6,7,8,11,12)に公明党を代表して田中議員と参加しました。日頃から、皆さまから頂いているご意見ご要望を少しでも質問に反映できるよう全力で取り組みました。詳しくは後日ホームページに報告いたします。

山口なつおチャンネル & 文京区9月定例議会が終了

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