早朝より、某駅の乗降客数を独自調査。
この調査結果は様々な施策にも関係する参考数値となるはずです。
結果もとても興味深い数値となりそうです。


そして、調査の翌日となる9/22付の千歳民報にて、
独自調査の結果が掲載されました。

記事にもあるとおり、朝5時から9時までの調査で、
約1300人の乗降客があったため、行き帰りを考慮し、
単純に倍としたら2600人。
これに、今回は調査できませんでしたが、
9時以降お昼までのホームの出入りを少なく見積もっても、
1時間あたり60名程度は見込まれます。
これで午前の時間帯が約1480名と仮定すると、1日の乗降客数は、
倍の2960名≒3000名と言えるかもしれません……。
平成23年3月31日に国が示した「移動等円滑化の促進に関する基本方針の一部改正」では、
「一日当たりの平均的な利用者数が三千人以上である鉄道駅及び軌道停留場(以下「鉄軌道駅」という。)については、平成三十二年度までに、原則として全てについて、エレベーター又はスロープを設置することを始めとした段差の解消、ホームドア、可動式ホーム柵、点状ブロックその他の視覚障害者の転落を防止するための設備の整備、視覚障害者誘導用ブロックの整備、便所がある場合には障害者対応型便所の設置等の移動等円滑化を実施する。この場合、地域の要請及び支援の下、鉄軌道駅の構造等の制約条件を踏まえ可能な限りの整備を行うこととする。また、これ以外の鉄軌道駅についても、地域の実情に鑑み、利用者数のみならず、高齢者、障害者等の利用の実態等を踏まえて、移動等円滑化を可能な限り実施する」
とあります。
つまり、1日の利用客が3000名を越える駅については、平成32年度までに
バリアフリー化が必要となるということです。また3000名を越えていないとしても、
地域の実情に鑑み実態を踏まえた対応をする、ということになります。
国土交通省が公表している長都駅の乗降客数は、直近でH26年度の
2296人となります。 これ以降、無人駅の乗降客数は公表されていません。
今回の独自調査はあくまでも参考値に過ぎませんが、4年が経過した
現在の数字として、興味深いものに映ることは間違いないと思います。