バックナンバー: 2014年 9月

 

千歳市議会の平成26年第3回定例会は、9/19~10/21の期間で開会されています。

今定例会は、一般質問と平成25年度の予算執行をチェックする決算特別委員会が併設されており、

一般質問は、9/30(火)~10/3(金)

決算特別委員会は、10/9(木)~10/15(水)

が開会日で、いずれも13時開始、どちらも議会棟の本会議室にて行います。1

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1公明党議員団の質問ですが、

一般質問が、10/2(木)おおよそ14時頃に今井議員、おおよそ15時頃に神田議員が行なう予定です。

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決算特別委員会は、10/9(木)13時から宮原、その終了後おおよそ14時20分頃から神田議員が行う予定となっております。

これらスケジュールや質問内容などは、千歳市のホームページの「市議会」-「議会の日程」から見ることができます。

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積極的な議会改革を推進している現在、徐々に傍聴者の方々も増えているように感じます。

とてもありがたいことです。

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どうか、今定例会もたくさんの皆様に傍聴にお越しいただき、

たくさんのご意見やご感想を頂戴できれば幸いです!

9月10日から11日にかけての大雨は、様々な被害を及ぼしました。

市内において、その大きな影響の一つが、支笏湖地区における観光被害です。

しかし、約2週間経った現在、支笏湖の各温泉施設はほぼ全て元通りになっています!

温泉街の様子と、奇跡的な速度で現在も復旧を進めている国道などを視察してきました。

 

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10日早朝からの大雨により、千歳市初となる避難勧告が一番早く出されたのは、支笏湖地域でした。

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その被害は、道路では国道453号線19箇所で

土石流や倒木などによる歩道・路肩崩壊、橋梁損傷、

落橋などが見られました。

湖畔温泉街においては、山からの水が駐車場に溜まり込み、

それが一気に湖畔方向へ流れ込んだことによって、

温泉施設やお土産屋さんなどに、床上浸水が起こりました。

←土のうがある場所に沿うように駐車場からの水が流入

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←角のこちらのお店は床上浸水の被害に…

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湖畔温泉街で一番被害が大きかった宿も、現在は通常通りの営業に戻っています→

 

 


現在は、湖畔、ポロピナイ、丸駒地区とも、ほぼ全ての施設がもとの通りに営業できているのもかかわらず、

「まだ閉鎖してるんだろうな…」的な印象があるようで、予約がキャンセルされるなど、

いわゆる風評被害が本当に辛い状況です。

地元は、本当に死活問題と悩んでいます……。

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現在唯一、通行止めとなっている国道453号ですが、

9/24に滝野~盤尻区間も通行可能となり、

残るは、陥没が凄まじかった、写真の橋復旧のみとなりました。

この対処としては、現在の橋の横に、仮橋をかける予定だそうです。

一日も早い通行止め解除となるよう、更に関係各者にエールをお送りしたいです。

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10/12(日)には、「支笏湖 紅葉まつり」が開催されます。

これに向け、道路整備の急ピッチをはじめ、千歳市としても、

現在行っている市議会定例会において支援策の補正予算を決議し、

支笏湖温泉の宿泊者に対して、買い物券を贈呈するなど、

キャンペーンを行うことになります。

また、雑誌や新聞、テレビなどでも、更なるお得な情報なども

発信して頂くことになりそうです。

どうか、たくさんの方々に、改めて支笏湖の良さを感じて欲しいです。

不思議なことに、あの大雨以来、支笏湖ブルーは、

なんともキレイなエメラルドグリーンに見えています。

おおいなる自然には、我々の想像を遥かに超える壮大さがあります。

それが、猛威となるか、安堵となるか…予想はつきません…

それでも、いやだからこそ、必死にひたすらに前進していくこと、なのでしょうか。

皆様もご存知のとおり、最近、地方議員の残念なニュースがテレビや新聞紙上を賑わせています。

大変、悲しいことです。

以前、千歳市議会の議会改革について紹介をしました。

議会改革とは、その名のとおり改革をしようと言うのですから、ある意味、議員が自分らで自分らの首を絞める行為を行うこと、と言っても過言ではありません。

では何故行うのか?

そうしないと何も変わらないからです…。つまらない答えですが、それに尽きます。

しかし、それは変えようと思うから起こす行動であり、どこの議会も必ずやらなければならないことではありません。

たとえ、やったとしても、いい評価がもらえるとは限りません。その評価は様々です。

また、変革というのは、何となく聞こえも良さそうなので、乗ってみるか的な感じでやってみて、意外に取り組むと難しくて、挫折してしちゃって…やる前より悪くなっちゃった…なんてこともあり得ます。

つまり、取り組むのなら相当な覚悟が必要なのだ、ということです。

そんな覚悟が議会の中に広がったのなら、冒頭のような残念なことは起こらないような気もします…。

昨日、千歳の議会改革の内容などを決定する機関である、議会運営委員会が開催されましたが、その席に、テレビカメラが入りました。

私はその番組の詳しい主旨は知りませんが、きっと、1人ひとりの覚悟は伝えてもらえるものと期待しています。

NHK「クローズアップ現代」、9月24日(水)19:30放送分だそうです。

議会改革に取り組む全国の議会の中の一つとして紹介されるのかな、と思います。

これも先に進める上での、一つの推進力になれば、嬉しいのですが…

私のひとり言でした。

9月10~11日にかけての大雨は、大きな不安と被害をもたらしました。

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9月10日22:42に千歳市大雨警報、23:40には土砂災害警戒情報が発令。

そして翌9月11日5:35に大雨特別警報が発令されました。

支笏湖地区では、9月11日5:57、王子発電所の供給地区は停電となり、

6:02には避難勧告が発令されました。

市内においては、土砂災害危険箇所及び土砂災害警戒区域(新星から大和地区にかけてのがけ地付近)

138世帯に対し、避難勧告を発令しました。

避難場所は公民館となり、市職員が各戸に避難を呼びかけ、自家用車による移動と、

市のバス2台を地域の両側から走らせ避難者を受ける形をとりました。


 

 

9月11日の昼頃からは、天気も回復し、

青空も見えてきました。

しかし、土砂災害の恐れのある

警戒区域は油断ができない状態が

続いていたと思われます。

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それら箇所や川の増水状態など、

見回ってみました。

川ふちのサイクリングロードが

水浸しになっており、川の増水も

見られました。

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避難所となった公民館では、

53世帯98名が待機されていました。

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お話を伺ったところ、特に困ったことはないとのことでしたが、

一刻も早く家に帰りたいと、解除を心待ちにされていました。

その後、避難勧告が解除されたのは、16:20でした。


 

今回のことは、改めて様々な教訓となったとも言えると思います。

日頃からの災害に対しての意識や、避難所運営などの具体的な対策について

市の対応のみならず、地域での助け合いや、いざという時の構えに関して、

今一度、考え直さなくてはと、自分自身痛感しました。

千歳市議会では、議会改革への取り組みを

積極的に行っています。

その一環として、先日は山梨学院大学の江藤教授をお招きし、

「新しい地方議会と議員の役割」と題しての

講演を開催し、約2時間に渡り講義をしていただきました。

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議会改革のこれまでの経過としては、「議会改革推進プラン」を策定し、

改革項目の達成期間を短、中、長期に分別して、

まずは短期を中心に具体的な議論を重ねてきました。

その中でも議員定数と報酬については、市民の関心が高い項目でもあります。

特に、昨年の選挙が無投票だったことを受けて、

定数については、本年2月に開催した「市民の声を聴く会」にて、

議会としての見解を明確にし、更に今年度末を目処に

結論を提示することを約束しています。

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今回の講義は、その結論を導き出すための

大きな参考となる内容でもあります。

議会と議員の役割、

その必要性と市民との距離感の関係、

これからの時代における議会環境、

など、

様々な観点から語られた内容は、

大変に参考となりました。

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いずれにしても、

最も大切なことは、

自らの役割を見失うことのない、

自覚と使命感。

改めてそう感じたのでした。

 

毎週火曜日の午前10時より千歳駅前にて

市議団で街頭演説を行っています。

諸行事などと重なった時や、

悪天候の時など、

どうしても開催できない場合もありますが、

基本的には、毎週行うことを目標に

しております。

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また、お正月や成人の日、また憲法記念日など、1年の中でも特定の日に、

その意義とその時々の世論を鑑みた内容などでも行っています。

たまたま見かけた時や、通りかかった時など、

お声がけ頂ければ幸いです!

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ちなみに、次回予定日である9/9(火)は、

視察行事と重なり、市議団全員がそちらに参加するため、

残念ながら、中止となります…。

紹介したばかりなのに、早速で申し訳ありません…。

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その視察の模様も近々アップしたいと思います。