(仮称)森林・林業条例検討委員会 県外調査2日目
平成29年8月2日 奈良県議会において 「奈良県森林づくり並びに林業及び木材産業振興条例について」の説明を受け、意見交換を行いました。
奈良県は県土の約8割を森林が占める森林県であり、春日山の貴重な原始林、大峯奥駈道などがある山岳景観が印象的な森林、伝統ある吉野の人口美林などの多様な森林を有しています。
この条例は「森林づくり並びに林業及び木材産業の振興」を将来にわたり持続的に推進することを基本理念としています。その上で、理念を具体化するために、「森林づくりに関する基本的施策」、「林業・木材産業の振興に関する基本的施策」を定めています。その施策は例えば、高性能林業機械の導入、県産材認証制度の普及、県産材使用住宅の建設などです。特徴的なのは、スイスの森林管理をお手本とする森林環境管理体制の構築を実践しています。
徳島県議会においては「徳島豊かな森林を守る条例について」、「徳島県県産材利用促進条例について」の説明を受け、意見交換を行いました。徳島県は温暖な気候の下、県土の8割を山地が占めており、多くの恩恵を受けながら生活しています。
徳島県では「森林を守る条例」と「県産材利用促進条例」と2つの条例を設置しています。「森林を守る条例」は県や市町村等が連携した「取得による公的管理」、県民・企業など多様な主体の「協同による管理」、売買事例の事前把握や開発規制等の「規制による管理」を実施しており、協力企業や団体の共同体制は全国一を誇っています。
「県産材利用促進条例」は県産材の利用の促進のための措置として、加工流通体制の整備、県産材のブランド化及び産地の認証。県の建築物等における県産材の利用等においては自ら行う建築物の整備に当たっては、~原則として木造とするものとする。としています。大変に勉強になりました。今後の条例設置の糧として参ります。
