東日本大震災11年 公明党「復興創生会議」を開催
東日本大震災の発災からまもなく丸11年。去る5日、公明党宮城県本部は石巻市で「復興創生会議」を開催、所属議員が一堂に会し、「人間の復興」の理念のもと被災者支援や震災の風化防止、教訓の発信などに取り組むことを誓い合いました。
黒澤さんは、震災の伝承看板の設置や語り部など地域に根付く活動を次世代に残していくためには、各地の主体をネットワークでつなぐ中間支援が重要と提言。
中川さんは「3.11の教訓を発信することが全国の命を守る力になる」と力説、民間の伝承団体が自立的・持続的に活動できる環境整備の必要性を訴えました。
また、昨年3月に県本部内に設置した「人間の復興10年委員会」がまとめた政策提言も発表されました。提言は全部で44項目。どれも重要な課題であり、一つでも多く実現できるようしっかりと取り組んでまいります。
門脇小は津波と火災で焼損した校舎がそのまま残されており、11年前の凄まじさを目の当たりにすることができます。
また、同小では発災当時に校舎内にいた児童224人と教職員は全員、裏山に避難して無事でしたが、当日の緊迫した避難の様子を児童や教職員の証言と共に振り返るコーナーなど、様々な展示もあります。
4月から一般公開されますので、ぜひ、全国の多くの方に訪れて頂き、震災の教訓を肌で感じて頂ければと思います。
東日本大震災10年
3.11から10年を迎えました。改めて、震災でお亡くなりになられた皆様に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
午前中、公明党県議団4人で、あの日亡くなられた元女川町議の菊地孝四さんのご自宅跡地を訪問しました。「大衆ととともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」の立党精神のまま、最後まで住民と郷土に尽くし抜いたお姿を偲び、追悼の祈りを捧げました。
午後2時46分、石巻市南浜の「がんばろう!石巻」の看板前で黙祷を捧げました。
10年前、見渡す限りがれきが広がっていた南浜地区は、国立追悼記念公園に生まれ変わり、今月28日に中核施設「みやぎ東日本大震災津波伝承館」を含めフルオープンの予定です。