「宮城県救急搬送情報共有システム」が来春運用開始へ!
本日の河北新報で、宮城県が来年4月から、「救急搬送情報共有システム」を運用を開始することが報じられました。
「救急車の動き」や「病院の患者受け入れ態勢」などの情報を、消防機関と医療機関がリアルタイムで共有するシステムになるとのこと。救急搬送の「見える化」により、救急隊員による病院探しの効率化と搬送時間短縮を目指します。
宮城県ではこれまでも「救急医療情報システム」という、受け入れ病院探しを助けるシステムがありましたが、情報がリアルタイムではないため救急現場での利用は低調でした。
また、仙台市消防本部では2010年度から独自で「病院照会サポートシステム」を運用し、救急隊の間では搬送情報を共有していますが、市境を超えて患者を運んでくる他市町の救急車の動きが分からないなどの課題がありました。
つまりこれまでは、県と政令市で、救急搬送の効率化をめざすシステムを別々に運用し、全く連携が取れていない「二重行政」のような状況にありました。新システムではこの状態を解消し、県と市のシステムで有機的に情報を共有することを目指します。
ただ、県全域ではなく、まずは病院の多い仙台医療圏(仙台市、富谷市、塩釜市、多賀城市、名取市、岩沼市と、松島町、七ヶ浜町、利府町、大和町、大郷町、亘理町、山元町、大衡村)での運用となるようです。
このシステムの改善については、県議会で何度か取り上げてきましたが、いよいよ実現する運びになりました。救急医療体制の向上に資するシステムになることを期待したいと思います。









