村田町、塩釜市の「いじめ防止対策推進条例」を調査
去る5月10日、副委員長を務める宮城県議会いじめ・不登校等調査特別委員会で県内視察を行い、「いじめ防止対策推進条例」を定めている村田町、塩釜市の取り組みを調査しました。
県内では、塩釜市、村田町、松島町の3市町がいじめ防止対策推進法に基づく総合条例を制定しています。
このうち村田町では、①いじめ防止に関する各組織の役割を明確化する②議論の透明性を確保する③町民に広く周知する効果がある――などの理由から平成27年3月に条例を制定しました。
担当者は「いじめ防止対策推進法では自治体は基本方針を定めることになっているが、社会全体でいじめを防止するという法の趣旨からすると、条例の形で基本方針を定めることがふさわしいと思った」と説明。条例制定の効果としては、「町の対策を推進する上での明確な根拠ができたことが様々な場面で役立っている」と話していました。
一方、塩釜市は、平成28年4月にいじめ防止対策推進条例を施行しました。同条例では、市立小中学校に対して、いじめ防止基本方針に加えて具体的な年次計画を定めるよう義務付けており、学校現場で実効性ある取り組みが行われるよう工夫がなされていました。
また、有識者などからなる「塩釜市いじめ防止等対策委員会」を設置し、毎年2回、市のいじめ防止対策の課題などについて答申を受け、市の施策に反映させるという素晴らしい取り組みも行っていました。
村田町も塩釜市も、いじめ防止について真剣に取り組んでおり、とても参考になりました。視察では、現在検討中の県のいじめ防止条例についても様々なご意見を頂きました。今後の議論にしっかりと生かしていきたいと思います。









