敬老乗車証の利用交通機関が拡大へ
29日、仙台市の郡市長が新年度予算案を発表しました。その中に、同市青葉区西部の皆様が長年にわたり要望してきた「敬老乗車証の利用交通機関の拡大」に向けた実証実験が盛り込まれました。
敬老乗車証は、70歳以上の市民がバスや地下鉄を10%~25%の負担で利用できる制度です。しかし、青葉区西部の錦ケ丘、愛子、落合、栗生などと仙台駅を結ぶ民間バスでは、カード読み取り機器が設置されていないため、利用できない状況が続いていました。
「敬老乗車証を使いたくても使えない状況を改善してほしい」という住民の皆様の切実な声を受け、公明党は嶋中貴志市議を中心に、議会質問や署名運動を通じて粘り強く拡大を訴えてきました。私も議員になる前から自治会の皆様と共に要望活動を行い、一昨年12月には改めて市健康福祉局長に対して要望書を提出していました。
今回の実証実験では、多額の費用がかかる読み取り機器の導入ではなく、紙の回数券を発行する方式を採用し、課題の整理やバスの運行効果の検証を進めるとのことです。
敬老乗車証は、高齢者の外出機会を増やし、健康づくりにもつながる制度。今回の実証実験を通じて、より多くの方がこの制度を活用できるようになることを期待しています。
地域住民の長年の願いを叶えるためにご尽力頂いた関係者の皆様に心より敬意を表します。公明党としても、本格運用に向けて引き続き推進してまいります。
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