11 月定例会が開会 精神医療センターは名取市で建て替え
本日、宮城県議会 11 月定例会が開会しました。会期は 12 月 11 日までの 21 日間。総額 182億円の今年度補正予算案をはじめ 28 議案が提出されました。
一般質問は 11 月 28 日(木)からスタート。公明党県議団からは今回、28日13時から、横山のぼる議員が登壇する予定です。
今日は各常任委員会の委員の入れ替えも行われ、私はこれまで委員長を務めてきた経済商工観光委員会から、医療・福祉や環境などの分野を担当する環境福祉委員会の所属となりました。
さて、今日の本会議では、村井知事から「4 病院再編問題」に関して重要な方針が示されました。知事は議案説明の中で、名取市にある県立精神医療センターについて、青葉区の東北労災病院と合築して富谷市に移転するというこれまでの方針を撤回し、同センターを「名取市内で建て替える」と表明したのです。
この方針変更は、患者や関係者からの様々なご意見や、このほど東北労災病院側から、富谷市への移転に慎重な見解が示されたことを踏まえて決定したとのことです。
公明党県議団は一貫して強引・拙速な病院再編には反対し、患者や家族、専門家の意見を重く受け止めるよう訴えてまいりましたので、今回の決定は高く評価したいと思います。
4 病院再編について、今後は、東北労災病院が単独でも富谷市に移転するかどうかや、すでに基本合意がなされた県立がんセンター(名取市)と仙台赤十字病院(太白区)の統合でできる新病院の中身などが焦点となります。引き続き地域医療を守る観点から議論に臨んでまいります。
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