4病院再編 地域説明会に参加
今日は青葉区の青年文化センターで開かれた県による4病院再編の地域説明会に参加しました。移転が検討されている東北労災病院の立地地域では初めての住民向け説明会です。
昨日、仙台赤十字病院と県立がんセンター統合の基本合意が締結されたため、県の説明の前から「ガス抜きの場か」「基本合意前のアリバイ作りか」との怒号が飛ぶ荒れ模様の会合となりました。病院移転が取り沙汰されてから3年半、たまりにたまった地域住民の疑問や不満の声が噴出し、1時間の質疑時間を超えても挙手する人が何人もいました。
救急医療や精神医療などの政策医療への懸念だけでなく、「県のやり方は住民との信頼関係を破壊している」、「県と仙台市がもっと協調してこの事業を進めていくことが大事ではないか」など、これまでの進め方への不満の声も目立ちました。
県側からは、東北労災病院との基本合意のめどはまだ立っていない、という回答がありましたが、引き続き説明会を開くなど住民の疑問に誠実に答えていくことを求めたいと思います。
また、今回の説明会では初めて、副知事から、病院が移転した後の跡地利用について、「仙台市とよく協議したい」との言及がありました。これまでは「民間の所有なので県として口を出すのは難しい」との答弁でしたが、県として跡地利用に関わっていく意思があることを示しました。これについても県がどのような案をまとめていくのか注目していきたいと思います。
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