原油高騰への支援 介護タクシーも対象に!
宮城県は8日、県議会9月定例会に提出する補正予算案を公表。その中に、6月定例会で訴えた介護タクシーへの補助金が新たに盛り込まれました。原油高騰やコロナ禍で厳しい経営環境にある介護タクシーを支援するため、1事業者あたり5万円に加え、タクシー1台あたり2万円を給付します。
県はこれまで、バス、タクシーなどの交通事業者を支援するため、複数回にわたり補助金を交付してきましたが、なぜか介護タクシーは対象から除外されていました。事業者からご相談を受けた公明党の佐藤和子仙台市議から、実情を聞いた私は、6月29日の予算特別委員会でこの問題を取り上げ、介護タクシーにも支援の手を差し伸べるよう訴えていました。
県によると、県内の介護タクシー事業者168事業者で、タクシーの台数は280台とのこと。高齢者や障がい者などの足として、重要な役割を果たしている介護タクシーの事業継続に、今回の補助金が少しでも役に立てば幸いです。