クマによる人身被害が相次ぐ
昨日、仙台市青葉区上愛子で9歳の男の子と60代の祖父がクマに襲われてケガを負う人身被害が発生。本日、仙台市は県から有害鳥獣捕獲許可を取り、現場周辺にクマ用の箱わなを複数設置しました。
現場は住宅団地に近い田んぼのあぜ道で、近くを流れる川沿いでは2週間前にも男女がクマに襲われています。本日午前中、市職員と県の仙台地方振興所職員、専門業者で現地調査を行い、午後には、地元猟友会のメンバーが箱わなを設置しました。
市や県では、2週間前と今回の人身被害が同じクマによる可能性が高いと判断しています。人を怖がらなくなっている恐れもあるため、捕獲に向けて迅速な対応を行いました。
今年、県内ではクマによる人身被害が相次いでいます。昨年は1年間で1件だけでしたが、今年はこれまでで4件発生しています。そのうち3件が青葉区内です。
クマ被害の防止に向けて、市や県には、さらなる注意喚起や市街地への侵入防止対策の強化を求めてまいります。