農業・水産業をテーマにユーストーク
昨日、公明党宮城県青年局として通算10回目となるユーストークミーティングを開催しました。今回は農業、水産業に携わっている青年の皆さんと意見交換。オンラインで党青年委員会副委員長の杉久武参院議員と、農林水産大臣政務官の熊野正士参院議員の二人の国会議員に参加して頂き、充実した語らいとなりました。佐々木雅文青年局次長と、竹中栄雄仙台市議も参加しました。
席上、県内で新規就農した女性は、空き家バンクを活用して現在住んでいる市から農地のある町へと移住を考えているものの、空き家の修繕に多額の費用が掛かるため、なかなか移住できない状況にあることを説明し、「リフォーム代の補助など移住支援を充実させてほしい」と要望しました。
また、水産会社で働く男性は、漁業就業人口が右肩下がりの現状に危機感を示し、「日本にとって水産業はなくてはならない業種。新規就業策に力を入れてほしい」と訴えました。また、福島第一原発のALPS処理水の海洋放出問題について、水産物の流通への悪影響に懸念を示しました。
全国農業協同組合(全農)や農業協同組合(JA)の職員も参加。コロナ禍で外食を中心にコメの需要が減り、2020年産米が大量に余っている問題への対応や、国産米の消費喚起策、JA改革、東日本大震災の被災地における農地復旧の課題などについても意見を交わしました。
杉、熊野の両議員には、参加者の質問や意見に丁寧に応えて頂くとともに、国庫補助制度の紹介など貴重なアドバイスを頂きました。
「食材王国みやぎ」を支える第一次産業の分野で、青年世代の皆さんがさらに活躍できるようしっかりと取り組んでまいりたいと思います。