宮城県総合体育館の観客席に「手すり」を設置
利府町にある宮城県総合運動公園総合体育館(グランディ21・セキスイハイムスーパーアリーナ)でこのほど、観客席の壁13カ所に総延長90.4メートルにわたり「手すり」が設置されました。
これは、利府町議会公明党の鈴木晴子議員が、「観客席の階段が急で、高齢者は昇るのが大変」との利用者の相談を受けたのがきっかけです。
グランディ21が県有施設のため、私に声がかかり、昨年4月に鈴木議員とともに現場を視察。客席にある壁を利用すれば、通行を妨げることなく手すりを設置することができることが分かり、県スポーツ健康課に早期の手すり設置を要望しました。
その結果、11月30日には設置工事が完了。公明党のネットワークによって要望から半年余りで実現することができ、相談してくれた方にもとても喜んでもらえました。
同体育館は、東日本大震災直後には、遺体安置所や支援部隊の基地としての役割を果たし、その後は復興チャリティーコンサートなどが開催された場所。私も議員になる前に、復興イベントに参加したことがあります。そうした「復興の拠点」をさらに安全・安心にすることができ、感慨深いです。
今月18日には「にっぽん演歌の夢祭り」が開催される予定で、全国から大勢の高齢者が集まるそうですので、この手すりも大いに役立つのではないかと期待しています。