南三陸町、気仙沼市の復興状況を調査(11月23日、24日)
11月23日、太田昭宏前国土交通大臣が宮城県南三陸町を視察し、石橋信勝県本部代表と共に私も同行させて頂きました。
同町では南三陸ホテル観洋が運行している「語り部バス」に乗車し、語り部の伊藤文夫さんの案内で津波被災地を巡りました。

このバスには公明新聞記者時代にも何回か乗ったことがありますが、被災された方の生の体験は何度聞いても胸に迫るものがあります。人生にとって大切なことを教えられる思いがします。
ホテルの女将・阿部憲子さんは「被災地は1000年に1度の学びの場」とおっしゃっていますが、本当にそうだと思います。多くの人、特に10~20代の若い世代に語り部の話を聞いてほしいと改めて思いました。
今回は、津波で被災した結婚式場「高野会館」の中にも初めて入らせて頂きました。同会館は4階まで津波が到達しましたが、従業員が帰ろうとするお客さんを引き留めて屋上に避難させ、327人全員の命を救った場所です。
建物内は震災当時のままで、津波の威力をまざまざと物語っていました。このような場所を保存するのはとても意義あることだと思いました。
翌24日は、引き続き太田前大臣と共に気仙沼市の復興状況を視察しました。
太田さんは、震災後にいち早く気仙沼に駆けつけ、カツオ漁の復活を強力に支援した方です。
早朝から訪れた気仙沼漁協では、佐藤組合長から、魚の水揚げ量は震災前の9割まで回復したものの、人手不足が深刻な問題になっているとの現状を伺いました。

一方、気仙沼市役所では、菅原市長から、市内にある道の駅の移転・規模拡大への協力などを求められました。
さらに、新たな防潮堤の建設現場や、被災した鉄道の代替として運行されているBRT(バス高速輸送システム)を視察しました。
太田さんは「『気仙沼の用心棒』として、これからもしっかりと応援していきますからね」と約束されていました。


