新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する緊急要望
8月26日、公明党水戸市議会より高橋靖水戸市長に対し新型コロナウイルス感染拡大防止に関する緊急要望を行いました。
新型コロナウイルス感染拡大防止に関する緊急要望
8月20日、国は茨城県へ緊急事態宣言を発令した。水戸市においては一日の感染者数が過去最大となる日があるなど、感染の急拡大が懸念される。ワクチン接種が進む高齢者世代の感染者が減る一方、若い世代の感染拡大が顕著になっており、このまま感染者の急増が続けば、医療体制のひっ迫も懸念される。新たな感染拡大の波を防ぐため、下記の緊急要望を行います。
令和3年8月26日
水戸市長 高橋 靖 様
公明党水戸市議会
五十嵐 博
黒 木 勇
高 倉 富士男
鈴 木 宣 子
森 正 慶
記
- 妊婦及びその配偶者や同居家族を、ワクチン優先接種者として早期の接種を行うこと。
- コロナ陽性妊婦の分娩時の入院体制を事前に確保するとともに、緊急時の病床を確保すること。
- 感染拡大防止の決め手となる若者へのワクチン接種は、特に若者が多く集まるエリアにおいて接種会場を確保し早急に実施すること。その際、事前に予約をしていなくても、接種券さえあれば接種できるようにすること。
- 若者にはワクチン接種をためらう傾向が見られることや、今後、ワクチン接種者が逓減することが予想されることなどを踏まえ、SNSなどを積極的に活用し、若者を対象にワクチン接種に対する正しい知識の普及啓発を図ること。
- 早期治療のために迅速に結果を得られることができる検査体制を強化すること。
- 自宅療養者と同居する者に対する感染予防策とあわせて、家庭内・職場内感染対策を強化すること。
- 自宅療養者に対する相談体制や健康観察、生活物資配布等の支援を強化すること。
- 感染症対応業務に従事する保健師、検査等にあたる薬剤師、獣医師等の人員を増やし、保健所に対する支援を強化すること。
- 新学期を迎える児童生徒、保育所や幼稚園及び開放学級等に対する感染防止対策を強化するとともに、感染状況によっては分散登校やオンライン学習を行うなど柔軟な対応を図ること。
- 軽症・中等症患者用の中和抗体薬・ロナプリーブを投与する「抗体カクテル療法」が外来通院で可能となることから、茨城県と緊密な連携のもと自宅療養者の重症化を防ぐために確実な活用を図ること。