公明党が実現した中小企業支援の「緊急保証制度」について
景気の悪化が深刻化する中、中小企業が窮地に立たされています。
原油などの原材料の高騰や米国発の金融危機の影響で資金繰りが厳しく、倒産件数も増加傾向にあります。こうした中、公明党は、年末の高い資金需要を踏まえ、中小企業の資金繰り支援に総力を挙げています。
ここで、公明党が実現した中小企業向け緊急保証制度の仕組みや利用法についてご紹介させていただきます。
緊急保証制度について
【 内 容 】
緊急保証制度(原材料高騰対応等緊急保証制度)は政府・与党が8月末に取りまとめた緊急総合対策に盛り込まれ、10月31日にスタートしました。実施期間は1年半です。
同制度は原油高で原材料価格や仕入れ価格を製品に価格転嫁できないなど、必要な事業資金の調達に支障をきたしている中小企業を支援するためのもの。中小企業が金融機関から融資を受ける際、全国の信用保証協会が融資の保証を行なうことで融資を受けやすくします。
保証額は、一般保証の最大2億8000万円(うち無担保は8000万円)とは別枠で2億8000万円(同)までです。原則、保証人は法人代表者以外不要です。すでにセーフティーネット保証を利用している場合は、合わせて2億8000万円までとなります。
金融機関が20%相当の信用リスクを負担する責任共有制度の対象外で、融資額の100%を協会が保証。協会に支払う保証料率は、年0.8%以下で保証期間は10年以内(返済据え置き期間は1年以内)。返済方法は多くが均等分割。金利は融資を受ける金融機関により異なります。
【 対 象 】
制度の指定対象は、現在618業種。全国の中小企業の2/3、保証制度の拡充を求める中小企業のほぼすべてをカバーしています。
利用には、対象の業種を営み、(1)最近3ヶ月間の平均売上高などが前年同比でマイナス3%以上減少、(2)製品原価のうち20%以上を占める原油などの仕入れ価格が20%上昇したものの、製品価格に転嫁できない、(3)最近3ヶ月間(または直近決算期)の平均売上総利益か平均営業利益率が前年同期比で3%以上、…のいずれかの条件を満たす必要があります。
(対象業種に当てはまらない場合でも、信用保証協会が行なう他の保証制度や、日本政策金融公庫のセーフティーネット貸付などを利用することが可能です)
【 手 続 き 】
まず、本店(個人事業の場合は主たる事務所)がある市町村の担当課(水戸市の場合、商工政策課 029-232-9185)窓口に認定申請書を提出し、認定を受ける必要があります。
申請書は担当課の窓口で配布しています。(水戸市役所のホームページからダウンロードもできます。)
認定を受ければ、希望する金融機関か地域の信用保証協会に認定書と決算書などを持参し、融資を申し込むことができます。
ただし、実際の融資には市町村による認定のほか、金融機関や協会の審査もあります。審査に関しては、中小企業庁が経営実態を十分に考慮するよう協会に要請しており、例えば、これまで貸付窓口で門前払いだった2期連続赤字でも、赤字幅が小さく、取引先からの経営支援が断続的にある場合は、それらを含めて総合的に判断するよう求めています。
また、協会や金融機関の対応に関する不満や疑問については、地域の経済産業局(関東経済産業局 産業部中小企業金融課 048-600-0425直)など全国約900ヶ所に設置された「緊急相談窓口」で受け付けています。