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豊橋市の「子ども未来館」「資源化センター」を視察

未分類 / 2009年1月29日

29日、愛知県豊橋市の「子ども未来館」、「豊橋市資源化センター」を視察してまいりました。

 

「子ども未来館・ココニコ」は、まちなかで子どもを中心とした市民が出会い、交流し、活動する新たな場所として、また、まちなかに賑わいや楽しさを発信する拠点施設となることを目的に、昨年7月に市街地の旧市民病院跡地にオープンしました。

施設内は「子育てプラザ」、「体験・発見プラザ(小学生以上有料)」、「集いプラザ」の3つエリアから構成され、乳幼児の遊びの場や子育ての情報などを提供する場や、子ども達の好奇心や創造性を育むような体験・発見をするための場、さらに市民が交流したり多彩なイベントを開催するなど、幅広く活用できるスペースや貸室があるなど、非常に多彩な施設となっています。

特に目を引いたのが体験・発見プラザでしたが、芸術・健康・技術・研究・おしゃれの5つのテーマに分かれたブースや、市電の運転シュミレーション、豊橋市100年の歴史通りなどがあり、子ども達が楽しく、遊びながら学習や擬似体験をできる内容になっておりました。 

当初、施設利用者の目標を年間25万人としていましたが、開館から半年で30万人を越えたとのことで、現在は体験プログラムや各種講座・教室などのソフト面の充実にも力を入れている、とのことでした。来ている子ども達や保護者にも感想を聞いてみましたが、「楽しい!」「よく来ている」とのお話でした。

 

豊橋市資源化センターは平成14年に焼却施設と再利用施設が更新され、全国で2番目に「熱分解高温燃焼溶融炉」いわゆる次世代型とよばれるガス化溶融技術を用いたごみ処理施設です。

熱分解高温燃焼溶融炉の主な特徴として

(1)        ダイオキシンの抑制…ごみを熱分解することにより、カーボンと熱分解ガスに改質するため、非常に優れた燃焼条件となり、1300Cの完全燃焼が得られ、ダイオキシンが国の基準の1/10に低減される。

(2)        最終処分場の負荷の軽減…混入したアルミ、鉄などの金属類は、従来の焼却施設のように溶けたり酸化されないため、付加価値の高い状態で回収され有効される。また、1300Cで完全燃焼したカーボンは、水で冷やされて溶融スラグになり、コンクリート二次製品やアスファルトなどの土木資材として有効活用される。そして、最終処分場に埋め立てられるものは、脱塩残さのみとなり大幅な負荷の軽減となる。

(3)        余熱の有効活用…高温高圧(400C40気圧)の蒸気条件の基で、高効率のエネルギー回収を行ない、蒸気は温室、場内利用、そして発電機に供給し発電を行ない、余熱利用施設「りすぱ豊橋」にも供給活用されている。 

 

 担当者によると、再利用できるとされる溶融スラグの発生量は年間で6,025t(ごみ処理量に対して5.6%)で、90%以上が再利用されているとのことでした。また、最終処分場に埋め立てられる脱塩残さ量は年間で7,637t(ごみ処理量に対して7%)、廃棄物処理原価についてもトン当たり約8500円程であるとの話でした。

 豊橋市では「環境文化都市」の宣言をしており、こうした環境にやさしい、資源循環型の焼却技術を導入することで「ともに考え、実践する持続可能な廃棄物循環型社会」を目指している、とのことでした。