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公明党水戸市議会議員 鈴木宣子
9/4~25日程で水戸市議会9月定例会が開催。鈴木議員は、通算連続26回目の本会議質問。今回は代表質問。質問項目は、①市長の政治姿勢 ②保健福祉行政 ③衛星行政 ④観光行政 ⑤教育行政について。概要は以下の通り。 ※⑤教育行政では、平和教育の推進からも広島県を中学校修学旅行の訪問先にするよう提案。
①市長の政治姿勢について ⑴新たな変化を求める時代 ⑵大都市間との新たな交通について
≪質問要旨≫ ⑴茨城県知事選挙では、市長選並みの約10万5千人の市民が投票。結果は、24年ぶりに「県政の刷新・変化」を有権者が求めた形となり、新たな変化を求める時代を迎えた。市長は、どのような政治姿勢で県と対応していかれるのか。⑵東京との新たな交通整備となる「新幹線と快速の水戸駅停車列車」の実現に向けて、どう対応していくのか。
≪答 弁≫ ⑴魁のまち・水戸の実現に向け,自ら努力していくことはもとより,新知事との良好な関係を構築し、あらゆる分野において、これまで以上の連携強化を図りながら、強固な協力体制により市政運営を進めて参りたい。⑵土浦駅と品川駅間の特別快速の水戸方面への延伸をはじめ、将来の常磐線のあり方や新幹線の可能性について、今後、県やJR東日本と意見交換を重ねて参りたい。
②保健福祉行政について ⑴ 患者情報共有 ⑵患者のための残薬回収プロジェクト ⑶民生委員のサポートについて
≪質問要旨≫ ⑴ 今後高齢化が進行し、病院と介護の連携が必要。医療費削減及び患者負担の軽減となる患者情報のネットワーク化について,市も取り組んではどうか。⑵ 市としても医療費削減に効果のある残薬対策に、水戸薬剤師会等と連携して取組んではどうか。
⑶新たな観点で、民生委員の負担を軽減し、なり手不足を解消の為の取組みをしては。
≪答 弁≫ ⑴今後、医師会・医療機関や介護施設等関係機関と連携しながら医療情報の共同利用やネットワーク化について研究を進め、国や県と歩調をあわせシステム構築を進めることができるよう取り組んで参りたい。⑵議員ご提案の残薬回収プロジェクト等、より効果的な手法につきまして、医師会や薬剤師会等の関係機関と協議・検討していく。⑶休日・夜間における連絡体制については先進事例を参考にしながら、市民生委員児童委員連合協議会と協議、検討し、実践的な個々の活動に資する、本市独自の手引書の作成も進めて参りたい。
③衛生行政について ⑴簡略化した葬儀制度と墓地の確保について
≪質問要旨≫ ⑴低所得者向けの簡略化した規格葬儀制度の導入してはどうか。又低所得者の墓地取得や市民が安心できる墓地管理について、今後どのように対応するのか。
≪答 弁≫ ⑴簡略化した規格葬儀制度の導入については、他市事例の分析をはじめ、十分な調査研究の時間をかけ考えたい。今後、新たに整備を行う合葬式墓地は、効率的な整備が可能であり、従来型墓地より使用料を低く設定し、又合葬式墓地については、承継者がいない場合にも利用できるよう,管理費用を使用料に含む形で、使用開始時にお支払いいただく仕組みなどを検討したい。
④観光行政について
⑴新たな観光スポットの創出
⑵ロケ地観光とフィルム-コミッションの情報発信
⑶ LINEスタンプについて
≪質問要旨≫ ⑴「みとちゃん」を活用し企業版ふるさと納税も活用しながら、新たな観光スポット「みとちゃんポスト」を駅前など目玉になるところに設置してみてはどうか。
≪答 弁≫ 企業版ふるさと納税制度の活用も含め,関係機関とともに,研究を進めて参りたい。
≪質問要旨≫ ⑵駅の改札口前など,観光客が訪れる場所に,デジタルサイネージなどを設置し,情報発信をしていってはどうか。
≪答 弁≫ 議員御提案のロケ地を観光地として案内のできるデジタルサイネージの設置について検討して参りたい。
≪質問要旨≫ ⑶みとちゃんを活用したスタンプを制作導入してはどうか。
≪答 弁≫先進事例も調査しながら,実施に向けて検討したい。
6/5~27の日程で、水戸市議会6月定例会開催。鈴木のり子議員にとって通算連続25回目の本会議質問。質問項目は ①新たな制度を活用し安心できる住環境整備 ②狭あい道路対応の消防バイク配備の促進を ③浸水被害対策の見通しと本市の見解は について。概要は、以下の通りです。
①新たな制度を活用し安心できる住環境整備について
≪質問要旨≫ 住宅セーフティネット法が大改正され、高齢者、障害者、子育て世帯等の住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給が促進されるとともに、大家と入居者に対し、国や県の支援を円滑に実施する為の住宅確保要配慮者居住支援協議会を組織できるようになる。そこで、(1)本市ではどのような認識で制度構築に取り組むのか (2)今後、どのような見通しで居住支援協議会設立に取組むのか伺いたい。
≪答 弁≫ (1)重要な課題と認識し、現在、国で審議中の法改正等の情報収集に努め、県や茨城県宅地建物取引協会等と連携を図りながら、住宅確保の支援に努める。(2)県の居住支援協議会に今月から本市も参画し協議が始まったところであり、本市の協議会設立に対応を図っていきたい。
②狭あい道路対応の消防バイク配備の促進をについて
≪質問要旨≫ 「自分たちが住んでいる所が、消防車や救急車が入れない狭あいな道路の為、火事等があった場合の事を考えると、安心して寝ている事もできない。何とかしてほしい。」というご相談があった。又本市においては今後30年以内に震度6弱の地震が発生する確率が、81%と想定。地震や火災などの災害時に優れた機動力を発揮し、初期消火活動や情報収集に大きな効果が期待される消防バイクについて、その導入を図ってはどうかと考えるが、市の御所見を伺いたい。
≪答 弁≫ 消防バイクは,悪路走破性や渋滞路の通り抜けなどに優れ,現場に早く着くことができる。今後,国の無償貸付制度により,各県の消防学校へオフロードバイクが配備され,消防団を対象としたあらたな教育訓練がはじまる予定も聞いているので、大規模災害発生時は,早期の災害状況の把握や効率良い情報伝達が重要であることから,偵察及び情報収集活動用資機材の選択肢のひとつとして,消防バイクの導入を消防団と協議して参りたい。
その他、③浸水被害対策の見通しについても質問し、担当部署から積極対応の答弁を引き出した。