バックナンバー: 2016年 8月

6/13~28の日程での水戸市議会6月定例会で、鈴木のり子議員にとって通算連続21回目の本会議質問。今回は代表質問。質問項目と概要は以下の通り。                        
① 市長の政治姿勢について
質問要旨 今回国から認定された中心市街地活性化基本計画の中でも,地区別の特性や資源を生かしたまちづくりの方向性が打ち出され,都市の中心部の泉町周辺地区において,芸術文化の拠点にふさわしい,まちなみ景観の形成が想定されている。市長はどのような姿勢で景観形成に臨むのか伺う。
答 弁 「広報みと」6月1日号で御紹介した提案イメージをもとに,市民との意見交換の場を設け,水戸芸術館との調和に配慮しながら,施設の整備を進めて参りたい。又水戸芸術館や新市民会館をシンボル的な建築物とした芸術文化の拠点にふさわしい良好な都市景観の形成が進むよう,景観法による良好な景観の誘導や屋外広告物の規制誘導等を進めて参りたい。
② 保険福祉行政について
質問要旨 ⑴介護制度の見直しで、総合事業における生活支援サービスについての水戸市の考え方,方向性,又今後どう取り組んでいくのか。⑵今後、障害者差別解消支援地域協議会の設置をしていくべきではないか。⑶祖父母の育児の為に孫育て手帳の作成をしてはどうか,市の見解を伺う。
答 弁 ⑴担い手の育成などを行う「生活支援コーディネーター」を配置し,地域の実情に応じた多様な生活支援サービスを早期に開始できるよう努めて参りたい。⑵相談への迅速かつ適切な対応や紛争解決に向けた対応力の向上を図る為,「障害者差別解消支援地域協議会」の設置に向けて準備を進め,9月中に設置したい。⑶議員提案の孫育て手帳は,これからの子育てにおける有効な施策の一つであり,早期の導入を図って参りたい。
③ 生活環境行政について
質問要旨 市内で広大なメガソーラー整備が活発化している。太陽光発電建設に伴う事業者と地域住民とのトラブル対策について市の見解を伺う。
答 弁 先ずは、太陽光発電の建設に伴う県のガイドラインに沿った指導を徹底し、業者側の届け時に、遵守させるよう図って参りたい。
 
➃ 教育行政について    
質問要旨 ⑴経済上、教育上、環境上、防災上もメリットが期待できる小中学校屋上等での太陽光発電設備の整備について伺う。 ⑵子供の学力向上について、今までの取り組み状況と今後の方針について伺う。
答 弁 ⑴今後,児童生徒の安全対策,さらに景観への配慮等についても考慮したうえで,校舎の改築や大規模改造事業等の機会に合わせ,太陽光発電設備の設置を推進したい。⑵地域の方々や教員を目指す大学生の協力を得て,希望者を対象に,放課後等に学習支援を行う「放課後学力サポート事業」を平成26年度に赤塚小学校をモデル校として開始し小学校7校に。今年度からは,退職教員を指導者に加え,新たに,柳河小学校,上大野小学校,下大野小学校の3校を加え,合わせて10校で放課後学習を拡大の予定。