11月4日、三鷹市総合防災訓練
今回は、市立第四中学校をメ-ン会場とし、駅前地域の町会、自治会をはじめ、防災協定を結ぶ市内事業者等の団体の皆さんもブ-スを設置頂き、多くの市民も参加されての開催となりました。
隣接する新しくなった第三小学校では、医師会・歯科医師会・薬剤師会・接骨師会・助産師会の皆さんによる災害時医療救護所の設置による流れを実演して頂きました。
また、地元の中学生も多く参加し、災害時における中学生の役割が期待される中、車いすでの避難・支援の体験にも積極的にとりくまれていました。(写真)
これまでも議会で積極的に提案してきた、災害時におけるペットの扱いや同行避難については、獣医師会の先生方のご協力で、避難所におけるペット同行避難の受付のシミュレ-ションを行って頂きました。(写真:避難所におけるペット動向の受付票)
多くのワンちゃんたちにも参加して頂きました。(写真) 飼い主さんも、災害時への備えとしても、畜犬登録や狂犬病予防接種、ドッグフ-ドをはじめとした備え、マイクロチップの埋め込み、クレ-トやゲ-ジに慣れされる訓練等、大変に重要な事項の確認も出来た様です。
※まづは、「自助」としての備えが重要です。その上で、「共助」「公助」としての対応や仕組みづくりがあるのです。
今やペットは家族の一員。高齢化や核家族化で、ますますその存在が重くなりつつあり、動物共生社会の推進が重要であります。駅前エリアでも、多くのワンコが飼われている実態を見られ、とても良い機会・訓練となりました。
一時避難所となる学校で、被災動物のいるエリアの設置を議会でも何度となく取り上げてきました。保護や医療措置は獣医師会の先生方のご協力で協定を三鷹市と結んで下さっています。地域防災計画においても、被災動物に関する記述も加わりました。
これからも、よりリアリティのある訓練が大切であります。避難することも大切ですが、それからの課題や対応こそが、現実味のある訓練であります。そこから見える課題も抽出でき、災害への備えとして計画に反映できると考えます。
少しづつではありますが、しかし着実に一歩を進める努力が重要でると考えます。三鷹市での取り組みがモデルとなれる様、これからも積極的に提案して参ります。