学校・保育園を始め・図書館・児童館・ひろば等、子どもの居場所における事故管理を含め、特に「脳脊髄液減少症」への理解と対策を求める要望書を提出しました。
学校・保育園を始め・図書館・児童館・ひろば等、子どもの居場所における事故管理を含め、特に「脳脊髄液減少症」への理解と対策を求める要望書を提出しました。
近年、転倒や事故などによって起こる「脳脊髄液減少症」と診断される事案が増加し、社会的にもその治療とともに認知の徹底と理解が問題になっています。
市内の保護者や教育・保育等関係者等から「脳脊髄液減少症」に対するご不安やご心配の声が、多数寄せられており、昨今の学校・保育園を始め、子どもが集う各種施設や公園・ひろばの安全管理、事故が起きた際の危機管理について、尚一層の強化と徹底を図るべきだと考え、市議会公明党として、市長・教育長に要望書を提出しました。
記
1-学校や保育園、ひろば・児童館施設等の教職員・保育士・担当者においては、「脳脊髄液減少症」への知識を深め、事件事故の防止と的確な対応に努めると共に、その対策に取り組むこと。また、その理解を深めるための指導の徹底、研修等を実施すること。
2-慢性的な頭痛やめまいなどの症状に悩み、通学・通園が出来ない、あるいは休みがちな児童・生徒の実態を調査すると共に、対象となる児童・生徒及び保護者の相談を受けられる窓口や、医療機関等と連携したバックアップシステムの構築を図ること。また、保護者の理解を深め、適切な協力を得られるような啓発事業に取り組むこと。
3-特に各学校においては、養護教諭を含む教職員が連携し、個々の児童生徒の心身の状態に応じ、学習面を含め、学校生活全般での適切な配慮を行うこと。
4-市の管掌において、縦割り組織の弊害に陥らないように、各セクションが、情報と知識を共有し、緊急時の連携も取れるよう、センタ−的な役割部署の確保とシステムを構築すること。