令和6年5月10日、三郷市議会文教経済常任委員会で、刈谷市の行政視察をさせて頂きました。
平成22年4月に刈谷駅前にオープンした刈谷市総合文化センターは、KCSN共同事業体が指定管理しています。大小2つのホール、ギャラリー、学習スペース、多目的室、音楽室やリハーサル室などがあり、市民の音楽と舞台芸術の活動拠点となっています。
また、駅前という地の利を活かして、中高生の居場所づくりも行っています。
<生涯学習事業>
「アイリス少年少女合唱団」「刈谷国際音楽コンクール」などの音楽活動は、東京フィルハーモニー交響楽団でコンサートマスターを務める近藤薫氏が刈谷市出身で、近藤氏の父・祖父の代から市民の音楽活動を牽引してきたという素地があって、今日のような大きな市民活動になっているそうです。
舞台芸術活動を行っている「文化工房かりや」は、本センターの開所をきっかけに、市からの呼びかけで始まったとのことで、市民の活動を応援するために建設された刈谷市総合文化センターのコンセプトがしっかりと形になっていました。
<「なごみんはあと」(中高生の居場所づくり事業)>
刈谷市では幼児から40歳代までの子ども・若者を対象に、年代ごとに居場所づくりを行っています。視察させて頂いた「なごみんはあと」は、中高生の居場所として開設。大人のスタッフに加えて大学生もボランティアスタッフとして運営に携わっていて、相談しやすく居心地の良い居場所づくりができているようです。ここに集まる子どもたちは、フェーズ的には深刻な問題を抱えた子どもたちではないかもしれないけれど、こじらせてしまう前に息抜きできる場所があるということは、非常に重要な支援であると思います。さらに、ボランティアスタッフの大学生にとっても、今後の人生についてさまざまな選択をしなければならない時期に、大きな人間形成の糧になるでしょう。
指定管理を複数の事業を行う事業体にしており、清掃業務も含まれているせいか、非常に丁寧に施設管理されている印象です。大きなお金を投じて公共施設を作ったら、その後広く多くの市民に利用されることと、できるだけ長く利用できるような維持管理が大事です。コツコツと努力したことは、10年後、20年後に必ず違いとなって表れてくるものだなと、刈谷市の取組みから学ばせて頂きました。 大変有意義な視察となりました。刈谷市の生涯学習課をはじめ、ご担当下さったみなさま、誠にありがとうございました。

令和6年5月9日、三郷市議会文教経済常任委員会で、伊勢市の行政視察をさせて頂きました。
伊勢市は伊勢神宮の20年ごとの式年遷宮のリズムに合わせて、道路や施設の整備を進め、訪れる人だけでなく、住む人も満足ができるまちを目指しています。モータリゼーションにより、内宮のみの参拝客が増え、外宮参拝客が減少、鳥居前町である「おはらい町」でも高齢化等で活気が失われつつあり、何とかしたいと住民と事業者と行政が一緒になって観光施策を進めていました。
<景観の整備、観光客の受入環境の整備>
無電柱化(地中に埋めるのではなく、奥へ移設)、手荷物預かり所の整備、混雑状況の配信、リモート案内システム、バリアフリー、トイレの整備等
<次世代の育成>
伊勢っ子育て事業。市内在住の小学5・6年生を対象に毎年20名ほど。学習会、まち歩き、おもてなしなどの活動を年4・5回開催。
<オーバーツーリズム対策>
郊外に駐車場を設け、シャトルバスにて観光地へ。「パーク&バスライド」
<誘客の取組み>
花火大会などのイベントの開催、英国「ブリティッシュ・カウンシル」との交流、外国人短期留学生の招聘及び情報発信、関東圏からの誘客のためJR東海とタイアップ、エフエム北海道とタイアップ、クリエーターズ・ワーケーション等。
観光都市としての様々な施策は、三郷市にそのまま取り入れられるものではありませんが、参考にさせて頂ける部分もあると感じました。大変有意義な視察となりました。丁寧な説明をして下さった、観光振興課と観光誘客課をはじめ、ご担当下さった伊勢市のみなさま、誠にありがとうございました。












