令和4年度の振返り
令和4年度も残すところ、あと一日になりました。昨年暮れに2022年を振り返るブログを出していますので、今回は、区議会議員として、この一年を振り返ります。
今年度、私は公明党目黒区議団の幹事長の任に当たる事になりました。所属の委員会は生活福祉委員会と議会運営員会で、議会運営委員会では副委員長を務めております。また、広報図書室運営員会の委員長も行いました。
5月にはエネルギー価格の高騰や物価高に対応するための地方創生臨時交付金の活用を区長に対して緊急要望し、8項目中6項目が採用されました。中でもプレミアム付き商品券は、コロナ禍が続く中、3年連続で対策を打つことになりました。
6月の令和4年第二回定例本会議では一般質問の機会を頂き、1.不登校児童・生徒への対応について、2.「子どもの弱視」早期発見について と題して質問し、1に対しては、全国的に不登校生が増えている現況に鑑みて、目黒区としての状況の確認と、取返しが付かなくなる前に、家庭に入り込んだ対策の必要性について訴えました。2については、必要性が理解され、その後9月補正で、子どもの弱視を早期発見するための「屈折検査機」を2台購入する予算が確保されました。
10月に入ると、長らくコロナで中止にしておりました宿泊付き行政視察を、議会運営員会では愛知県の各自治体と兵庫県神戸市に行き、生活福祉委員会では、関西方面、中四国を回りました。詳細は私のTwitterで紹介しております。他の自治体での先進事例は本当に参考になりました。また、年末には友好都市への議員派遣として、宮城県角田市及び気仙沼市を派遣団の一員として参加しました。久しぶりに、東京を離れて視察ができました。
広報図書室運営員会では、普段はめぐろ区議会だよりの発行について、内容を確認するのが主な任務でしたが、今季は様々なアプローチで広報を見やすく、情報を入手しやすくするための改善項目を委員の方から積極的に提案して頂いて、大変勉強になりました。これからの時代は、いかに情報を上手く取り入れて効果的に取組むかが問われますね。
物価高騰が長引いている事から、令和5年度の予算要望に当たり、物価高騰対策として来年度限定して、18歳以下の全ての子どもに子育て世帯応援給付金として1万円が次年度のみ給付する予算がつきました。他、子育て支援を充実するために出産育児一時金が今年4月から42万円から50万円に引き上げられますが、東京都内での出産費用が令和2年度の平均で55万6千円かかっている事から、目黒区は更に新生児誕生祝金として2万円を給付するよう求めました。また、都議会公明党の後押しもあって、帯状疱疹ワクチン接種費用を助成する自治体には半額分を応援する事になったので、併せて要望しております。
令和5年第一回定例本会議では、私は公明党目黒区議団を代表して、代表質問をやらさせて頂きました。質問項目は大きく5題で、既に2月17日のブログで紹介しております。詳しくは、そちらを参照ください。今年3月には予算委員会が行われ、来年度予算案は共産党を除く賛成多数で可決成立しました。
年度末に差し掛かり、公明党は長引く物価高騰への対策として、地方創生臨時交付金の拡充を政府に求めており、それに呼応して、公明党目黒区議団も間もなく地方創生臨時交付金が拡充される事を受け、追加の物価高騰対策を5項目あげました。こちらも詳細は私の3月22日投稿のTwitterにて詳しく紹介しております。その後、3月28日に予備費2.2兆円支出が閣議決定されました。
令和4年度は物価高に苛まれた1年となりましたが、アメリカの高金利政策もやまず、ロシアのウクライナ侵攻も続く中で、厳しい状況が続きます。また、夏場にかけて電力消費も懸念され、引き続き警戒感を強めていく必要があります。こうした国をあげての問題は、公明党の持ち味であるネットワークを駆使して、国、東京都と連携し対応に努めて参ります。また、目黒区における様々な現場の課題も、つぶさに現場を観察し、他自治体のやり方などを参考に、公明党の横のネットワークにより、より良い方向に向けた課題解決が図れるよう、これからも尽力して参りたいと存じます。頑張ります!