小学校の新学習指導要領
来月から小学校の学習指導要領が新しくなります。今日付けの公明新聞3面に「ニュースが分かるQ&A」で紹介されております。AI(人口知能)などの技術革新やグローバル化が急速に進む中、必要な資質、能力を育む事が指導要領を見直す主な目的です。時代の変化に応じて学校で学ぶべき内容も変わるため、おおむね10年毎に改定されてきており、中学校は2021年度に全面実施されます。
主な改定点は、一つは「プログラミング教育」の必修化で、子どもたちがタブレット端末やパソコンを使いながら、「コンピューターは人が命令を与える事で初めて動く」といったプログラミングの基本的な仕組みの理解、判断力や思考力の育成を目指します。独立した授業ではなく、社会や理科、算数などの既存の教科の中で一つの学習方法として取り入れられます。
二つ目は英語教育について、これまでは「外国語活動」を高学年の5,6年生で行って参りましたが、4月からは中学年の3,4年生にシフトし、5,6年生は成績を正式に評価する「外国語科」になります。
他にも「主体的・対話的で深い学び」。いわゆるアクティブラーニングを意識した、子どもたちが新しい発見や豊かな発想が生まれるような授業の構築なども教員に求められてきます。
これらを実現するためには、ますます教員の負担増が心配されますが、教職員定数を増やす予算が盛り込まれました。また、タブレットやPC端末については、2023年度までに児童生徒一人あたり端末を1台支給し、校内には高速・大容量の通信ネットワークを整備する事になります。児童生徒の皆様に、望ましい教育が行き渡るよう、そして、教職員の働き方改革の効果を検証し、あくまでも一部の教職員に高負荷が生じている事のないよう注視して参ります。

